山は性癖です。

ヒルクライムは芸術、峠道はロマン。そんな人の日常。YouTubeに車載動画を上げております⇒https://www.youtube.com/channel/UC28MD_W9WmDCoetAcFCGpBg

初めて伊豆イチを走ってみた話。伊豆半島一周267km、4424m up

どうも、篠です。

今日は先日の伊豆半島一周ライド、通称「伊豆イチ」について、綴りたいと思います。

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「伊豆イチ」とはf:id:edamame0416:20200120213442j:image

字面通り伊豆半島を一周するサイクリングコース

小田原発着、熱海発着、とことん海沿いの道をなぞるもの、一部内陸使うアレンジルート、時計回り、反時計回りと、

いろんな楽しみ方がありますが。

 

今回は小田原発着、

時計回りで伊豆半島一周して

最後に三島から箱根峠を越えるルートを走りました。

 

 

御存知の方も多いかと思いますが…

伊豆半島は坂の宝庫。

冬から春先にかけて雪が滅多に降らない、凍結が少ないので、寒い季節にサイクリングするのに最適な地域。

私も狂ったように山登り初めてからは、毎年の寒い時期に山を求めて何度も通っていました。

 

去年の年末ぐらいに、ふと…

そういえば、

伊豆イチまだちゃんと走ったことがない…!

 

という衝撃な事実に気が付きました。

元々如何に短い距離で獲得標高を稼ぐことしか考えていなかったから、200km超えは滅多に走らない。

〇〇一周系は全然興味なかったのですが…

知り合い曰く「意外と登るよ」

 

なんだと…!?

走る!!←ちょろい

 

決行日は関東全域が雪騒ぎとなった日の翌日1/19(日)

 

今回のメンバー

・私

・しょっとこ(旦那、チート、ブー、富士ヒル金)

・はらいち(体重体格ほぼ一緒でFTP20w上の林遣都似)

・ズッキー(初対面、70kg台で白石峠26分切り、多分平地踏まれたらついていけない)

 

早朝6時スタート

気温1℃

 

開始前の会話

私「そういえば伊豆イチ200km3000アップぐらいと思って昨夜改めて見てみたら、260kmぐらいあって4000m登るって書いてあった🤣」 

はらいち「www」

しょっとこ「適当かよ」

私「まあ…走りながら考えよう👍」

 

朝6時の小田原なんて走ったことがなかったから、びっくりしましたが…

熱海までは海沿いの狭い二車線。

その時間帯には既にトラックも乗用車もバンバン通っていました…恐るべし土日の観光地;

凄まじい交通量;

交通面でも不安があり、1回目の休憩はとりあえず伊東抜けてからと皆に同意を求めて決めました。

 

グループライド。

270kmを真冬に4人で走るのは初めてなので、正直めちゃくちゃ不安でした。

人数が増えれば増えるほど、

走行ペースはもちろん、トイレのタイミングや補給のタイミングもありますから、それによっては進捗が変わります。

 

できるだけ早い時間に戻りたいから、テンポよく進む為に休憩は4回に絞ることにしました。

 

60km前後で1回休憩入れる

休憩した場所から50~70km先で次の休憩場所を臨機応変に決める

 

参考までに、今回の休憩ポイントを載せておきます。

初めて走るコースで所要時間が掴めないので、主に時間のかからないコンビニを利用。

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①60km地点 

ローソン 伊豆高原東店
Google マップ

②120km地点 

    あいあい岬夕陽カフェ

    (石廊崎の近く。自販機・売店・トイレあり)

Google マップ

③175km地点 

   セブンイレブン伊豆市土肥店

Google マップ

④232km地点

   セブンイレブン谷田北店

https://goo.gl/maps/47aX7aRm7cJgsHnWA%20%20

 

 

4人で走るけれど、今回はローテーションせずに、余裕ある人が先頭出て一定の区間を走るスタンス。

長距離長時間走るから、

「頑張らない時の一番速いペースで」

という感覚で進みます。

 

私は中でも一番走力無いため、ほとんどツキイチさせて頂きました。

登りと緩斜面の下りだけ前に出させてもらいました。

走行ペースは3倍~3.5倍(序盤は4超えもあり)で最後まで走った感覚でした。

 

 

伊豆イチの感想を簡単に説明すると…

・最初の60kmは一瞬

真っ暗の中で走り始めると、この時期朝日が観れます…綺麗でした✨

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1回目のコンビニ休憩までは26.8km/h、850m↑

元気な内というのもあるが、極端にきつい登り坂がない程よいアップダウンだからスピード乗れます。

ただし交通量多いから足とめないといけない時があります。

分岐で交通量多い135通らずに109号線の海沿いに出ることをオススメ。

交通量少なめ、でもアップダウンが増えます。

135号線と再び合流するとコンビニがあるから補給のタイミング的にもいいです。

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・120kmまでも一瞬…だが、少しずつ登ってる感じになってくる

せっかくなので、伊豆半島の最南端を回って伊豆イチしたい!

という思いから、ショートカットの136号線を辞めて、海側の16号線を走ることにしました。

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石廊崎の手前ぐらいからグッと登りが増えます。今までは5~10%のアップダウンだったのが、10%前後が長く続くようになって結構足に来ます。

第2休憩ポイントのあいあい岬は眺望もいいので、おすすめ٩( 'ω' )و

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石廊崎から松崎までが鬼畜で果てしない…

120~175kmまでがえげつなかったです(笑)

あいあい岬で総距離半分過ぎたしまだまだ余裕だと思ったら、まさかその先の55km未満の距離が1200mアップする鬼畜のような道でした…

伊豆半島一周の中でも一番足を削る区間だと思います。

9%~13%の2~3km前後の上りと下りを何度も繰り返す…

267kmの高低図データを開くと、ラストの箱根の登りがラスボス感を醸し出していますが、

正直中盤過ぎてからのこの地味のアップダウンがしんど過ぎる🤣

元気な内は踏みすぎないで伊豆高原までもっと足を貯めとくべきだった

序盤で200mほど10%の登りでインナーに切り替えらずにアウターローで行っちゃうと、そのダメージが全部石廊崎以降に返ってくると実感した……

これについては全部ふみいちさんが悪い。熱海までは全部アウターだもん。無理無理、やってられないw( ˘ω˘ ) 

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・正直戸田港まで行っちゃえばほぼ終わったようなもの

というのは私の感覚…

そこから先まだ80km残っているけれど、石廊崎周辺のような長いきつい登りはもうない

真城峠の分岐より先はほぼ平坦だからめっちゃボーナス区間、アベレージ稼ぎ放題٩( 'ω' )و

三島市に入ってからすぐにコンビニに入って休むと信号ラッシュでテンポ乱れるから、国道1号線に合流して、登り始めの直前にあるコンビニで止まるとキリがいい。

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・三島からの登りはウィンニングラン

最後は15km、850mup。

普通のヒルクライムです。

疲労が溜まってるけれど、登れば終わるという安心感が圧倒的にデカい。

急斜面ほぼないから、完走目標なら頑張らずに気持ちいいペースで登ればOK🙌

 

とはいえ、それまで散々走ってきたから、

コンビニを出てからまさかの三島市だけ霧雨…

登らないと帰れないから、霧雨濃霧の中でヒルクライム

霧雨は嫌いじゃないからテンション高め…

ケイデンス70もいかなかった気がしますが、

箱根峠残り500mぐらいから謎の復活を遂げ、体が異様に軽くなりました……

まさかの伊豆イチで2年振りにランナーズハイを味わいました…伊豆イチ楽しい…(*´ -` )

 

箱根峠→芦ノ湖→箱根旧道はフルウェット路肩に雪は残っているものの、凍結無し。

気温は0℃なので寒すぎず、下りも平気でした。

ウェットで、ロングライドの最後なので、安全運転で下って終了。🙌

 

ゴール後みんなでパシャリ📷✨

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トンネル区間GPS飛んでるから距離は微妙にズレがありますが、

267km、獲得標高4424m。

走行時間10時間48分。
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序盤のペース調整、もっと上げ下げを無くす、補給の順番や工夫、停止時間の管理など、

マネージメント面でもっといろいろできたのではないかと、走り終わったあといろいろ考えさせられました。

伊豆イチは数字以上に体へのダメージが来るコースでもあると思います。

楽しいです🙌

 

そして、グループライドで個々の疲労度は自分にしか分からないから、

無理してついていくと後々回復するのにさらに時間がかかります。

無理だと感じたらすぐにメンバーに伝えることは大事だと実感。気をつけていきたいと思いました。

 

補給について考えたことをTwitterに呟いたところで、沢山リプライ頂きました。

いろんな方の工夫の仕方や見解があるので、見ていてとても参考になりました。

同じ悩みのある方自分に合ったやり方を探っていきましょう٩( 'ω' )و

 

沢山勉強になりましたし、話題が尽きず笑いが止まらない一日だったから、

とても楽しく走れました。

付き合ってくれた3人に感謝!

 

 

終了後に小田原駅から4km離れた所にある銭湯へ…

天然温泉コロナの湯小田原店
〒256-0813 神奈川県小田原市前川219−4
0465-45-5660
Google マップ

そして美味しい肉食べて大満足🙌

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今回選んだコースも伊豆イチルートの中で飛び切り獲得標高高いコースなので、内陸回りなら獲得3500ぐらいで収まるはず…

興味ある方、

伊豆イチ、チャレンジしてみては如何でしょう。🙌

 

 

以下走行中のネタ集

①スタートして2分

はらいち「めっちゃう〇こしたい…」

ズッキー「早くコンビニいこう!」

私「待って前歯落ちた!!(歯医者通ってる最中)」

全員で暗い中ライトで(はらいちさんがう〇こを我慢しながら)前歯の欠片を5分ほど探す…カオス

 

②伊豆には「〇〇岬」的な地名が多い。

恋人岬は知っていたけれど、

旅人岬を通過中に遠目にオブジェを眺めてたら

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私「!?!?旅人岬だよね?何で見つめ合ってるの!?」

はらいち「あれはスタンドだよ。肩からスタンド出てるだけだから…」

 

その発想はなかった……

高知と徳島を繋ぐ酷道・駒背越え峠に行ってみた話。

どうも、篠です。

今回は安芸・室戸パシフィックライドの翌日、偶然出会った高知と徳島を繋ぐ酷道・駒背越え峠に行ってみた話を綴ります。

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突然ですが…

皆さん、林道はお好きですか?

 

 

 

私は大好きだ。

誰もいない山の奥を淡々と登っていく、そんなひとりになれる時間が好きで堪らない。

特に、ほどよく路面が荒れていて、苔が生えていたり、ガードレールがなかったりする道にときめく。

 

ということで、

今回も大通りから外れる道の探索に出た。

 

あいにく、ライド前夜は豪雨で夜明けまでポツポツと降り続け、昼間も雨降る時間帯があるとの予報。

山奥の路面状況はかなり厳しい気がするが、せっかく高知まで来たし、遊ばないのは勿体ない!と賭けに出ることにした。

 

10時過ぎの晴れ間を見計らって出発。

夕方18時過ぎの便で東京に戻る予定で、それも考慮して16時までには荷物を預けていたホテルに戻れるように、短い距離にした。

 

今回の目的地はこちら

⤵︎⤵︎⤵︎⤵︎⤵︎⤵︎⤵︎

駒背越え峠

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聞かない名前だね…

めちゃくちゃマイナー峠だ。

標高1000m超え。

高知県徳島県の境にある。

 

地図を普通に眺めているだけでは、まず見つからない道。

安芸駅の一つ隣の「伊尾木駅」から真っ直ぐ内陸の方に伸びていく県道207号があるよね?

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行き止まりかと思いきや、

そこの地図を拡大すると、

なんと、

細い林道が続いているのではないか!(*゚∀゚*)

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県道が途切れてからも約25km道が続き、

その先に長いトンネルがあり、

「駒背越え峠」

の表記があった。

トンネルを越えれば徳島県

これは行くしかない…!

と思った。(←実は徳島県未踏)

 

近道通って県道207号から208号に接続。

走り出しはしばらく心地よい青空が続いた。

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実は今回走るこの道は、

西日本豪雨の被害にあった道路。

道ごと流された箇所が多く、

川の下流にある道はほぼ作り直されており、今も大掛かりな工事が続いている。f:id:edamame0416:20191202215427j:image

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この神社の横を通りすぎると、道が一気に林道っぽくなっていく…

道路工事が色んな箇所でやっている為、序盤ではたくさんのトラックとすれ違った。

 

海から10km通過。

大雨降るとこの道は通れないらしい…今日はセーフ。

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さらに奥に進むとこんなのも…

古い橋脚の跡

綺麗に残っているね

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この道は完全に流されたようで、全て作り直されている。被害で流れてきた土砂のせいで河床が高くなっている。また大雨降ると氾濫の可能性があるので、いまだに土砂を掻き出して外に運ぶ作業が続いている。

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トンネル通過…
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昨夜の豪雨で山から流れてくる水で道路に大きな水たまりができたり、川になってたり…

この辺も水害で道路が削れて半分しかない所が多い。

赤い橋を通ると、市道安明寺古井線に接続

ここまで25km経過
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この先はつい今年の7月まで

時間制限の通行しかできなかったらしい。

山の集落に住む方が朝昼晩だけ通行できるという。

この道が通れるようになるまで、この先の民家までいくには他の道で徳島県周りで反対側から峠越えしかなかったです。往復で6時間はかかるらしい…道路工事の方々に感謝(;ω;)
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これから先は所々グラベル
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道が半分以上落ちて、今は鉄板敷いてやっと通行できるようになった道。f:id:edamame0416:20191203110616j:image

川の向かい側は元小中学校、水害でグラウンドごと埋もれて建物も冠水で今はもう使われていない廃墟。
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さらに進む…ここまで来ればもう人には会わない……辺りは動物の鳴き声と川の音だけ。

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崩れた土砂を圧縮した丘。
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ここの分岐で真っ直ぐ進む。

この辺から伊尾木林道かな…?

はっきりとした看板がなかったので、林道の始点が不明。

ちなみにここを左に曲がると安芸の裏にある県道210号に繋がる未舗装林道。

 

駒背越え峠方面に真っ直ぐ進むとこんな感じ。

注意看板は説得力の塊……f:id:edamame0416:20191203111514j:image

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影野は地名なのか名字なのかは分からない。

奥にある家の隣にも建物があったが、川に流され屋根と壁が分解されていた。

人がいる気配がない…
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🚵‍♀️🚵‍♀️🚵‍♀️🚵‍♀️🚵‍♀️

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川にあるゴロゴロした大きい岩がかっこいい
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水浸しの道路を突き進む

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35km通過
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42km地点ぐらいに最後の民家がある。

ここは普通に人が住んでいるようだ。
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ずっと1%~5%前後の緩斜面だったのが、この白い橋の手前から本格的な登りに変わる。
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とはいえ極端にキツい勾配はなく、5%~12%の間を行き来。
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残り4km地点に工事区間がある、この日は休みで誰もいなかった
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さらに登りすすむ
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路面状況良くなったと思いきや、いきなりイン側がバキバキだったり。

白い塗料で囲んである為、目に着きやすい。
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しばらく森の中を進むと一気に開ける
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もう25km以上ガードレールを見ていない…
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新しい塗装とガレ場が交互にくる。

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個人的にお気に入りの辺り…
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これぞ峠道……

この辺で、標高1000m前後
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パラパラと小雨が降り出しましたが、許容範囲。

雨模様もまた幻想的でいい…
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見晴らしポイントからさらに1kmほど進む、

ちょっとしたダートを越えればトンネルが見えた。

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目的地である駒背越隧道に到着✨
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標高1090m

苔がいい感じ……

トンネルは全長345m、入口から出口が見えるので、1人通っても怖くない←ここ大事
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トンネルを抜けたら徳島県だった!

祝!初徳島上陸!!

徳島県側は林道東川千本谷線というらしい

全面通行止めがちゃんと解除されているので、高知県から徳島県まで抜けられるようになっているね。
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今日はピストンの予定なのでここで引き返すことにした。

ここまで50km、1127m↑
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正直ずっと登り基調だったけど、かなり長い緩斜面なので、まとまった登りが最後だけ。

本当に1000m以上登ったのか…?と疑問を持つぐらい登った実感が少ない。

そういう意味ではヒルクライム苦手な方でグラベル好きなら楽しめるのではないかと……

でも電波通信や路面状況的に、

気軽に行くような道ではないと走り終わった後にこんな結論に至った。

 

ラスト35kmは電波が全く入らず、ネットも通じない

連絡手段は古井集落と別役集落の公民館に置いてある公衆電話のみ。

来年からauが入る予定はあると地元の方から聞いたが、それもいつになるかは詳しくは分からないようだ。

 

集落で出会った郵便配達のおばさんから聞いた話だと、

大雨が降る度に新しく崩れる道が出てくるから、落石は常に尖っていて、バイクはもちろん、車でも慎重に運転しないと2回パンクするんだとか……

ロードバイクでこの道を走る人は初めて見たよ。しかも女の子1人で!

とも言われた。

道の途中にあった小中学校の廃墟はおばさんが小さい頃に通っていた学校という驚きの情報も…

 

知らない道を走って地元の人と話するとすごく勉強になる。

その地のことを知るとまた景色が違う風に見えるよね。

 

間違いなく今年ロードバイクで走った中で一番過酷な道だった…

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うむ、とにかく今回は無事に帰って来れてよかった。

とても楽しかったけれど、次は1人では行かないかな…気になる方、2~3人で行くのが◎

 

「気になった道にいく」だけで

自転車は楽しい。

思い付いたら行動するのは軽率でもあるけれど、その時にしか味わえないワクワク感があって、やめられない…

 

 

安芸市内に戻って、輪行を組んで空港へ…

安芸駅から高知龍馬空港までは直通のバスがないので、初の移動方法に挑戦。

 

安芸駅よりごめん・なはり線に乗車。

のいち駅まで移動、運賃720円

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のいち駅で下りてから、空港←→のいち駅の相乗りタクシーを利用。

乗車予定時間の3時間前までに予約すれば利用できます!

1人500円!とても安い、有難い。(;ω;)
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1220円で26km離れた空港に到着。
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お土産のコーナーでミレービスケット制覇
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〆に高知名物の鍋焼きラーメンを食べる
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完璧です。

 

気になる道がたくさんあるから、また高知県をじっくり回りたい……

次はいつになるんだろう…楽しみに地図を眺めておこう。(*´ -` )

ではでは。

腰痛とポジションの話・半年以上かけて見つけた真実

どうも、篠です。

今回は半年以上悩まされてきた腰痛の話をしようと思います。

サイクリストの中では、知らない間に私と同じ症状になっている方もいるかもしれません。

少し参考になれたら幸いです。

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私自身は今年でロードバイク始めて5年経ちます。

走行距離は年間1500km前後、獲得標高は過去最高は年間35万m、今も毎年25万m前後は登っています。

主にヒルクライムメインで楽しんでいます。

過去4年間は体の不調や腰痛とは一切無縁でしたが、今年に入ってから急に違和感を覚え始めました。

 

最初は疲労による筋肉痛かなと、マッサージに通ったり、ストレッチしたり、針灸にもお世話になりましたが、一向改善される気配がなく、ヒルクライムシーズンインを迎えました。

 

順番としては、

左側の臀筋がひどい筋肉痛

左側の足に電流が走るようなしびれが出るようになる

とにかく腰が重い

左側腰の縦ラインが岩みたいに硬くなる

自転車に乗ると腰が痛い、30分ぐらいで家に帰りたくなる

日常生活でも痛い、仰向けで寝てもうつ伏せで寝ても痛い、長く座れない

日常生活の特定な動きにより左側の足がしびれることが増えた

 

 

実は足のしびれが出た段階でこれはおかしいとなって、整形外科にかかったことがありました。

でもレントゲンを撮った結果、

「異常なしですね、自転車乗っているから疲労でしょう。休んで治しましょう。痛み止め出しますよ。」

と言い渡されました。

これが今年5月の話でした。

 

ハルヒルは何とか持ち堪えましたが、6月の富士ヒル前では体が限界で、腰痛で起き上がれないぐらいの日もあったので、

一旦自転車で強度あげるようなトレーニングをやめることにしました。

シーズンのど真ん中だっただけに、本当に苦い決断でしたが、自転車を心から楽しめるように戻るには、体を元の状態に戻すことが必要でした。

 

そこからも2回整形外科に通いましたが、どの病院もレントゲンでは異常なし。

「痛みが耐えられないなら痛み止めを出しましょうか」としか、言われませんでした。

 

違う!そうじゃない!!(;▽;)

 

症状は確かにあり、日常生活にも支障が来している…

これだけ痛みに悩まされているのに、

「原因不明」はかなりメンタルにくるものでした。

 

それでもやはり自転車は楽しくて乗りたいから、

仕方なく痛みを和らげるように

バイクのポジションを変えたり、筋トレや体の使い方を変えて、ケアもかかさず毎日こなしていましたが、あくまでその場のしのぎにしかなりませんでした。

痛みの原因不明だと、

治療と対策のしようがないですよね。

 

今月に4軒目の病院でレントゲンを撮りましたが、やはり「異常なし」

骨以外の状況を確認したいので、MRIを強く希望して撮ってもらいました

それも「異常なし」と出ました。

 

いろいろ調べて、周りの経験者からも自分の現状に一番近い症状は「坐骨神経痛と言われていたので、

MRI検査でそれでもなかったと判明したのはかなり予想外の展開でした。

さらに原因不明に陥ったのですから…

 

「起き上がれないぐらいの腰痛が半年間も続いて、左太もも外側に大面積のしびれが出ているにもかかわらず、異常がないのは納得がいかないです。何か思い当たる病名がありますか?」

と、諦めきれずに担当医に尋ねました。

 

今までどこの病院に行っても患者が多いからか、急いで診察を終わらせる先生ばかりだったけれど、今回はちょうど遅い時間で受付時間終了後だったからか、じっくり話を聞くことができました。

 

デスクにある英語の文献をパラパラと捲って、しばらくしたら、急に嬉しそうに、

もしかしたらこれかもしれない!

と指差しで説明してくれました。

 

「外側大腿皮神経痛」

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胸を張って立ったり歩いたりすることで痛みが強くなるため、腰の病気と間違えやすい

さらに、MRIやレントゲンなどの検査ではみつけることができないのがとても厄介です

この病気を知っている先生じゃないと診断されない辺りも。

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ずっと下部腰椎か坐骨付近の神経痛を疑っていましたが、まさかのL2付近(上の方の腰椎)でした。

 

レントゲンにもMRIにも映らなかったから判明できた病名……というのも、滑稽な話です。

MRI強く希望しておいてよかったてす。

 

自分の場合、

大腿部の前側にある神経を筋肉やポジションにより圧迫して神経障害が出てしまう神経痛で、

特殊な筋力が発達することによる障害

と考えられます。

 

知り合いの指圧師十番さんによると、

ヒルクライマートライアスリートにこの症状は多いとのことです。

 

足の筋力に上半身が追いつかず、背筋に引っ張られ腰椎が圧迫されたような感じです。

更に股関節の可動域左右差や骨盤の傾きと重なって片側の腰に負担がかかったと解釈できます。

足の筋力の急激なアップで思い当たるのは去年の冬に始めたローラーのトレーニング。

実走ほど体幹は使わないので体全体を使ってバイクにパワーを伝達する感覚が鈍った可能性も否めない。室内トレーニングと屋外トレーニングはバランスよく…ですね。

冬は室内に篭もりがちですが、感覚を忘れないように外にも行きましょう。

 

人は一度痛みを感じると、トラウマでそれを庇うような体の使い方が癖になります。

今年は悪循環まっしぐらでした。

 

自分の体を知ること

は大事ですね。

手の長さ、胴の長さ、大腿骨の長さ、膝下の長さ、股関節の柔軟性、足首の柔軟性、各部位の筋力バランス。

 

昔サイクルスポーツの特集でもテストしましたが、普通の人に比べて、関節が柔らかいです。

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その為、バイクのポジションはかなり融通が効きます。基本的にどんなセッティングにしても体がそれに合わせて修正しようとします…

今回はそれがアダになりました。

 

セッティングに合わせてフォームが取れても、そのフォームを支える筋力が足りないと、体に負担をかけることになります。

体が柔らかい人は筋トレを重点的にやることで怪我と故障防止にも繋がりますから、心当たりのある方、是非筋トレやりましょう。

レッツ・マッスル乁( ˙ω˙ 乁)))

 

 

理由が判明したところで、

早速知り合いで体に詳しいフィッターのにっしーに相談。

できるだけ神経を圧迫しないポジションに修正してみました。

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バイクだけ見ると、ハンドルかなり高く見えますよね?

ほぼ水平に近いですが…

実際乗ってみるとそうでもないのは面白い。

バイクのポジションはその人が乗って初めて形に出るんです。
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ここ半年間体のバランスと向き合って、導き出した面白い発見はというと…

自分の体では、サドルの前後差とサドル高だけでは完璧で正確なポジションが出せないことでした。

周りのサイクリストの大半は大腿骨が長く、膝下が短めなので、

大腿骨と膝下がほぼ同じ長さ、尚且つ骨盤の縦の長さが長い自分とは上死点と下死点の際の写真が自分のとは全然違いました。

自分の体型だと、クリートをかなり後ろにずらさないと足が上手く回らないことも最近の発見だったり……

体の感覚が鋭いから1mmのズレでも違和感を覚えて体が勝手に修正しようとするところも。

 

乗れるんですよ…普通に乗れば、100km以上、3000mupは走れます。

でも、「乗れる」と「気持ちよく操れる」とは全然違いますよね。

 

腰痛の理由が判明して一歩前進ですが、

神経関連はすぐに簡単に治るものではありませんから、

この冬のオフシーズンで、じっくり修正していきたいと思います。

 

また、今まで試してきたことや対策についても今後更新していきたいと思います。

初めてE-bikeに乗ってみた話 in サイクルモード2019

どうも、篠です。

今年もサイクルモードインターナショナル2019に行ってきました。

今回は11/2と11/4の2日参加でした。

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主にトークショーに出演させて頂きましたが、せっかくなので、その合間に会場内のブースも楽しく回りました。

 

車体関連の展示はロードバイク、オフロード系(グラベルバイク、MTB)、E-BIKE、出展ブースの割合がほぼ同じ。

往年と比べて、やはりE-BIKEのブースがかなり増えた印象でしたね。

ロードバイク一辺倒ではなくなった感じなので、ロードバイクだけ乗っていた人が新しい物に触れるきっかけとなる展示会にもなったのではないかと思います。

 

私も実は去年まではロードバイクオンリーでしたが、今年に入ってからはMTBグラベルバイクに乗る機会も増えて、違う車種に触れるのはとても新鮮で楽しかったです。

 

そこでふと思いましたが、そういえば…

E-BIKEまだ乗ったことがない!

 

なんとなく、「E-BIKEは重たい」という先入観がありますよね…

主にヒルクライムレースや山岳サイクリングを楽しんでいる自分は、どっちかというと「自分の足がエンジン!」という持論。無意識なうちにE-BIKEを敬遠していたと思います。

食わず嫌いは勿体ないし、

せっかくサイクルモードで試乗できるから、

これを機にE-BIKEってどんな物なのか試してみようと思いました。

 

SHIMANOブースには電動アシストコンポーネンツ・シマノステップス搭載車種一覧がありました。

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今回試乗したのはミズタニ自転車のオリジナルブランド「Seraph(セラフ)」

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ミズタニ輪業が昭和20年に創業し、
昭和28年、「東京大阪間第2回プロロード選手権」で、個人優勝と団体優勝を果たしました。当時の最高水準で作られたセラフ号の名前を甦らせたのがブランドの由来らしい。

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コンポーネンツはシマノステップス」搭載

充電式バッテリーはフル充電アシスト全開(Highモード)で78km持ちます。

車体重量17.5kg(思ったより軽い?)

ディスクブレーキなので制動力も安心。

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セラフはグラベルロードのジオメトリーをそのままフラットバー仕様にしたモデルと聞いて俄然興味が湧きました。

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試乗前にミズタニ自転車のSさんに操作方法を教わりましたが、

モーターアシストの強度は「OFF」「ECO」「NORMAL」「HIGH」の4つに分かれます。

左手側にある上下のボタンで調整できます。

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真ん中のボタンはサイクルコンピュータの画面切り替えができます。

速度メーター、走行距離、バッテリー残量など、GPSデータ以外は全てこれ一つで足りるので街乗りや移動用にはちょうどいいです。

一番感動したのは、

各アシストモードにした際の走行可能距離まで表示できることですね。

これでアシスト切れで帰れない心配もなくなります。

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右手側の変速シフトはMTBと同じく、手前がシフトダウン(ギアを軽くする)、奥がシフトアップ(ギアを重くする)。
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シフトの上にギアの段数を表す「インジゲーター」までついている親切さ。
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今回のサイクルモード試乗コースはこんな感じです。

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全部合わせて1.5km前後ですかね。

ちょっとした坂やS字コーナー、長い直線もあるので、登りやコーナリング、スピード乗った時の感覚も掴めて楽しかったです。

試走中の写真を撮って頂きましたが、フラットバースタイルは新鮮。

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E-BIKEに乗ってみた感想はと言うと……

 

想像していたものとは全然違いました。

 

まず、アシストを切った状態で走ってもペダルが重くなることが全くないことにびっくりしました。

その後シマノのブースで説明を見て、モーター切れた後でもスムーズなペダリングができるような工夫がされているんだって、なるほど納得。

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あとは、加速がとても面白かったですね。

アシストをつけても原付バイクみたいに勝手に前に進むことなく、自分の足でペダルを漕いでからアシストが始まります。

0.3秒ぐらいのラグがありますが、グイッと前に引っ張られるような感覚があり、最初はびっくりしましたが…(笑)

車のアクセルを踏んだ後の感覚に近いと思います。

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アシストが切れるのが24km/hなので、平地の疾走感はロードバイクほどではないですが、

アシスト全開だと軽くペダルを回すだけで坂では20km/h超えることにびっくりました…

超チートではないか(笑)

勾配がきつい道ほどその恩恵は感じられるのでしょう。

上り下りの多い地域に住む方なら交通手段としても、年配の方がサイクリングを始めるのにも需要あるように思います。

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Sさん「どう?E-bikeも楽しいでしょう!」

 

バイクみたいに完全にモーターではなく、ペダルを回しているからちゃんと運動した気にもなれるのはいいですよね。持っていたら買い物には絶対使っちゃうなあ…家は坂の上だし。私の場合、スポーツサイクルとしてMTBは興味あるかも!日常で使うなら、もっと歳取って体力なくなってからかな🤔

 

Sさん「篠さんは走力があるから何十年後の話になりそう(笑)」

 

…と、こんな会話もしましたが、

 

実際、夫婦で自転車を楽しんでおり、

旦那さんはロードバイク奥さんはE-bikeという組み合わせが知り合いにいました。

かなり走力のある旦那さん曰く「E-bikeにはギリギリ負けるから、妻にも気軽に楽しんでもらえて自分もいい練習ができてよかったです。」

(参考までに、旦那さん埼玉県の白石峠21分ペースで登る人でしたが、奥さんがE-bikeで頑張って20分らしいです)

峠などで脚力差があっても無理なく一緒にサイクリングを楽しめるので、E-bikeは本当に画期的だなあ…と感動しました。

スポーツにはいろんな形があって素敵ですよね。

例えば、スポーツ経験が少ない家族に自転車趣味を理解してもらうのに、E-bikeで一緒にサイクリングしてみれば、自転車の楽しさも体験してもらえるかもしれません…?

 

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Shino’s Climb in ASOを振り返る

どうも、篠です。

今回の更新は、9/21〜9/22に開催された「Shino’s Climb in ASO」について綴りたいと思います。

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今回御協力頂いた主催がPapicrossさん(https://www.facebook.com/papicross55/)

自分の名前がつくイベントは人生初めてで本当に恐縮でしたが、嬉しいことに、沢山のエントリーを頂き、無事満員御礼になりました。

熊本の土地勘皆無の自分の代わりにコースを考えたり、地域との連携など繋いでくださったPapicrossのMSさんに感謝致します。

 

イベントの詳細はこちら

⤵︎ ⤵︎

SHINO's Climb in ASO!熊本の阿蘇で130km3000mアップ走ろう🙌 - 山は性癖です。

 

残念ながら、台風17号の直撃により、

イベント当日のライドは安全第一に、中止とさせていただきました。

かなり心苦しい決断でしたが、せっかく県外から熊本に集まってくださった方々もいらっしゃるので、

前夜祭は予定通り、

ライド予定の日はトークショー開催、

台風が通り過ぎた翌日にエキストラライドを開くプログラムに変更しました。

 

ではでは、初めての阿蘇で過ごした3日間を振り返って行きたいと思います!

 

阿蘇入り

9/21(土)

朝9時台の便で熊本空港着。

今回のイベント期間中特別に宿泊施設として利用させてくださる坊中公民館に荷物を置いてから、軽くサイクリングに出かけることにしました。

坊中公民館
〒869-2225 熊本県阿蘇市黒川1520
0967-34-0645
https://goo.gl/maps/ompeLdJaeLPpAFG58

 

絶景と噂の箱石峠へ……行きましたが、

生憎の雨と強風で驚きの白さ。

心の目で楽しみました。

程よく緩やさな坂で登りやすい峠でした。

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下りきった所で雨が強まり、愛車のゼリウスと阿蘇山のツーショットだけ撮って退散。

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温泉に入ってひと息ついてから、

前夜祭のBBQ会場へ。

18人ほどが集まり、皆さんと美味しい肉を食べながら自転車の話で盛り上がりました。

熊本地元の方は3分の1ほどで、ほかは殆ど県外からいらっしゃった方ばかり…九州の面白い峠道をいっぱい教えて頂きました。

 

今回豪華なBBQを用意してくださったのは、

(有)カルキフーズ
〒869-2225 熊本県阿蘇市黒川1095
0967-34-0130
https://goo.gl/maps/xptNBHuqQsPbsxAC7

 

オーナーのブッチャーKさんがとても気さくな方で、地元でローカルヒルクライムイベントも開催している自転車好きさん。

今回台風でイベントが中止になったから励ましてくれようとしたのか、大掛かりなメニュー看板を作ってくれました。

主催のMSさんは今回含め、三度阿蘇でイベントを主催しましたが、その中で2回は台風らしくて…

お茶目なブッチャーKさんは励ましてくれようとしたんだろうなあ…

「台風大好き!牧瀬スペシャル」という苦すぎる身内ネタで沈んだ空気を吹き飛ばしてくださいました。(*´ -` )
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肉の宴…

阿蘇は鮮肉も加工肉も名産で、とにかく肉が美味しい!
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今回は目の前で丸っと1羽の鳥をさばいてくださいました。

手際の良さに見蕩れてやってみたいなあなんて思ってしまいましたが、冷静になって考えると、自分がやったら大惨事だろうなあと思いとどまる🤔

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さばいた鶏は炭火焼で美味しくいただきました✨

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肉を頬張りながらプロとして活動するトライアルライダーのNaoさんによるトライアルショーを鑑賞するなんて贅沢なこともできました。
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〆は特製カレー!とデザート。カレーはスパイスが効いててとっても美味しかったです。
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実はアメリカ仕込みギタリストのブッチャーKさん生演奏も聞けました、多才な方です(*´ -` )
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18時過ぎに始まったBBQでしたが、サイクリストが集まると話が尽きないので、あっという間に21時を回り、翌日の予定に備えて解散することにしました。

 

公民館に宿泊していたので、毛布寝袋持参でしたが…

今回、とても素晴らしいことに気が付きました!

飛行機用輪行袋OS500、実はめちゃくちゃいい寝袋になるんです…クッション入りなので寝心地抜群…

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お気に入りのイースト犬クッションと毛布1枚持参で快適に2泊快眠できたことをご報告しましょう。いつになるか分からないですが、また使える知恵ですね。٩( 'ω' )و
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トークショー

9/22(日)

ライド自体は中止になりましたが、思ったよりもずっと沢山の方にお集まり頂きました。

愛車を軽く紹介したあと、皆さんの質問に答えたり、逆に私から質問したりと、いろんな自転車の楽しみ方が聞けて楽しかったです。

好きな道からトレーニング方法まで情報交換などもできてとても有意義な時間を過ごせました。

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せっかくサイクリストが集まったので、筋トレをしようという話になって、このシュールな図に…(笑)

おすすめの自重トレ情報交換などもできて、サイクリストらしい集会(笑)
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意外と筋トレはやりますが、ストレッチ苦手な方が多かったです。

そこで、元々かなり体硬かった自分がどう体を解したのかを伝えてみました。

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まさかこんな自己流のことが役に立つ日が来るなんて思ってもみませんでしたが…

元々足を開いた状態で手を床につけられなかった方から「お!なんかさっきより伸びるようになった!」との声が聞けて、嬉しかったです。
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最後は協賛で頂いた賞品でじゃんけん大会!

プロテインやサイクルキャップ、自転車ロック、阿蘇のお土産品など、ほぼ全員何かしらお持ち帰りできたようでよかったです!

今回は天候の影響で、急遽3日目にエキストラライド開催を決定したため、トークショーに来てくださった方の中には翌日のライド参加できない方もいらっしゃいました。

県外からも女性の方3名参加予定でしたが、台風の中の移動が厳しかったようで、また是非阿蘇でイベント開催してほしい、次回こそ一緒に山登りたいと言って頂いたので、また阿蘇にいく口実ができました(*´ -` )

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帰り際、ライドの参加賞として頂いた協賛品を配布して、お昼12時頃に解散となりました。

短い間でしたが、皆さんにお会いできて本当に嬉しかったです。

道の駅阿蘇様、阿蘇サイクルツーリズム学校コギダス様、協賛品のご提供ありがとうございました!(-人-)
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エキストラライド

9/23(月)

急遽開催にも関わらず総勢15名のアフターライドとなりました…本当にありがとうございます。

参加者は20代~50代の方までいて、改めてロードバイクは年代と性別を越えて人と人を繋ぐ素敵な乗り物だなあと思い知らされました。

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集合時間の8時ではまだ濃い霧で空が真っ白でしたが、スタートしたと同時に青空が広がりいい天気に恵まれたアフターライドとなりました。
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阿蘇地方はとても特徴のある地形で、

カルデラ」と呼ばれておりますが、

簡単に説明すると…

ぐるっと1周ある外輪山があり、外輪山は南北25km、東西18kmあり、街中からどの方向を向いても山があるという狡い地形です。

尾根沿いに立てば、25km先の向かい側の外輪山をそのまま見渡せるのもなかなかロマンがありますよね…
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今回は三連休の最終日でもあり、皆さんの都合を考慮し、65Km、1200upのショートクライムコースを設定。

マニアックな林道もあれば、緩やさな登りもあって、登れば登るほどもう一度じっくり走りたいと強く思います…
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参加メンバーでPWR5倍ぐらいの豪脚もいたので、登り区間は一瞬でちぎれましたが、いい練習になりました。😆
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念願のあか牛バーガーも食べられました!ボリューミーで満足感抜群でした🙌

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少し登れば草原の中を駆け抜けるようなアップダウンが現れたりして、標高感覚が狂いますね……関東でいえばお手軽霧ヶ峰?(*´ -` )
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中間ポイントではライドにご協力いただいた、阿蘇くじゅうサイクルツアーの事務所を休憩所として開放していただきました!ありがとうございます!

阿蘇くじゅうサイクルツアー

http://aso-cycletour.com

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休憩したい方は休憩で、もうちょい登りたい人はその間に弱虫ペダル劇場版の聖地でもある「牧ノ戸峠」に行ってきました。程よい勾配で楽しい道でした!
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ライド終盤では阿蘇の定番景勝地大観峰に立ち寄りました。

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14時前後にスタート地点の道の駅阿蘇に戻る事ができました。

 

エキストラライドはこれで一旦切り上げ。

まさかの二部開催へ……

ショートクライムでは登り足りなかった有志で標高差700mの草千里ヶ浜へ🚵‍♀️

 

 

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阿蘇ならではの景色。

木がほとんど生えてないため、開放感がすごい…市街地よりちょっと登ってくると草原が広がります。

そして牛が可愛いです(*´ -` )


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草千里ヶ浜からは海まで見渡せるので、これが雲ひとつない青空でしたら息を飲むほどの絶景だったんだろう…またリベンジしたいところですね。
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一部と二部合わせて、2600mアップほど走って阿蘇の山を満喫!٩( 'ω' )و

大満足!

 

温泉入って熊本ラーメン食べて、夜8時の飛行機で東京へ。

とても濃密な3日間を過ごせました!

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阿蘇で食べた美味しい物も載せておきます……

道の駅阿蘇のブルーベリーパフェ

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九州のガリガリ君的なポジションの棒アイス!
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馬刺し!!!
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新鮮なお造り
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牧場ヨーグルト、プリン、ジャージ牛乳キャラメル!
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有名なヒバリグリル✨
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道の駅阿蘇の馬まん!
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食でも阿蘇を満喫🙌

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阿蘇に誘ってくださったPapicrossさんに本当にありがとうございました。

ストライダーとしてお招き頂いたのですが、自分がめちゃくちゃ楽しんでしまいました…おかげさまで阿蘇が大好きになりました。

MSさんの狙いにまんまとハマった気しかしませんが……🤔

 

また是非遊びましょう…!

モノ好きさん、次も私の山遊びにお付き合いください。(´∀`)

軽井沢発、車坂峠~嬬恋パノラマラインの絶景ライド✨

どうも、篠です。

今日は…先日行った絶景女子ポタのことを綴りたいと思います🚵‍♀️✨

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今回のお供はうめちゃん♡

約一週間前に群馬走りたいねって話したことがきっかけでした。

 

帰りの通勤ラッシュは回避したいので、

始発輪行で朝7:34軽井沢駅着の新幹線で集合。

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写真撮ってゆっくりご飯食べて遊びたいから、

ルートは

軽井沢駅→車坂峠→コマクサ峠→地蔵峠→嬬恋パノラマライン南&北→長野原草津口駅

と、

あまり欲張らずに

108km、2300mアップ程のコースを設定。

 

駅付近のファミマで軽く補給を買い込んでからスタート。

朝方だと、軽井沢駅付近の県道は交通量多いため、1本奥に入った道(林道)経由で車坂峠の麓に向かうことにしました。

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結果大正解!

とても静かな道で、木のトンネルを抜けていく…

車通りもほとんどなく、雰囲気最高
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しばらくしたら急にあたりがひらけて、遠くにうっすら山が見えた…

 

めっちゃいい道じゃん……リピート案件。
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思わずパシャリ

軽井沢の市街と、これは荒船山蓼科山なのかな…今回の目的地とは逆方向ですが、好きな山です✨

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快晴だと、撮れ高は◎

既にこの時点で満足感ですが、またスタートして20km未満✨☺️

軽井沢駅線路沿いの道は走ったことがありますが、100m程上に登ればこんなに素晴らしい林道があるとは……探してみるものですね。

 

林道を抜けると、ちょうど車坂峠の序盤に繋がる。

止まらずにそのまま頂上を目指します〜

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実は、車坂峠を登るのは一年半ぶりです。

軽井沢・小諸付近では一番お気に入りの峠だったり……

 

平行線上に嬬恋に抜けられる地蔵峠もありますが、あちらは比較的に交通量が多いので、正直あまり好んで通りたい道ではありません。

コースレイアウト的にも、車坂峠の方が九十九折が多いのでヒルクライム好きには堪らない峠だと思います🙌

地図上の線だけでもロマンがある、伝われ〜

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しかも麓から11km、平均勾配8.7%

 

標高差約1000m、

結構いい坂です。☺️

 

序盤の5kmほどは林の中で、延々と10%前後の坂が続きますが、6km手前ぐらいに青空が広がるポイントがある。

9月末というのもあって、標高1400mぐらいになると、もう紅葉が始まっていた。

青空と緑と赤のコントラストが美しい。

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篠を探せゲーム

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ラストの九十九折から一気に見晴らしがよくなり、まるで空を走っているような気分が味わえる…

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うめちゃんと自転車2台を並べてパシャリ📷

よきかなよきかな……

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大勝利!✨(*´∀`)人(´∀`*)
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標高1973mの頂上に到着したのは10時過ぎ、

ここで、少し早めのランチを取る為、

頂上にある高峰ビジターセンタービジターズカフェ

アサマ2000パーク スキー場 | [公式]アサマ2000パークスキー場

店内広々としていて、おじゃれ☺️

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天空のシチューを注文。

パンとご飯が選べますが、焼きたてパン一択。

クロワッサンがサクサクで美味しすぎました…✨

晴れているとはいえ、標高2000m近いので空気はひんやりとしています。

温かいシチューが染みますね…(*´ -` )f:id:edamame0416:20190926212557j:image

いぇーい✨
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のんびりしすぎたけど、11時半にカフェを後にして、

次の目的地を目指すことに。

 

実は車坂峠、交通量少ない理由はもう一つあります。

平行線上にある地蔵峠と違って、軽井沢側しか舗装されていませんから。

 

このまま頂上を抜けて下れば嬬恋村に到着できますが、だいぶガレた長い急勾配のダート林道を下らないといけないので、ロードバイクでは少し無理があります。

 

ということで、

今回のライドは車坂峠の頂上から横移動します

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車坂峠から地蔵峠の間に、実は一本道がある。

ちょうど中間地点あたりに、

日本では数少ない標高2000m超えの峠

「コマクサ峠」

があります。

地蔵峠側は舗装路ですが、車坂峠側からは2km程の未舗装路。

 

ずっと前から地図見て気になっていた道です!

なかなか行くきっかけがなかったから、今回の女子ポタに揉みこみました!楽しみ✨🚵‍♀️

 

ビジターセンターに向かって左にある細い道に入って行く。

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暫くは舗装路、右手側にアサマ2000パークが見える。
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しばらく進んで、高峰温泉を通過すれば、

高峰林道の入り口に到達。

ここから未舗装スタート♡
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うむ……これは……

めちゃくちゃ人権のあるダートだ!

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ガードレールちゃんとある上に大きな岩もほとんどなく、おまけに車がよく通るせいか尖った石もほとんどない。

ロードバイクでも余裕で走れる未舗装路です。

 

切り立った岩壁の断面がかっこいい✨
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微かにガれている場所でもオフロードちょっと走ったことがある人なら25cのタイヤで余裕で楽しめる。

優しいグラベル

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池の平湿原にて未舗装終了。
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コマクサ峠の看板がちゃんとあります♡

標高2040m

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ここから地蔵峠までは約6kmほど下る。

路面が波打っている場所があったり、見えないガタガタがあったり、グレーチングに穴空いているところがあるので、

かなり初見殺しの下り

初めて行く方、

脅しではなく、本当に振動で手が離れちゃうことがあるから、

下ハン握ってしっかり減速して下ることをオススメします!←

 

地蔵峠の頂上について、デザートのソフトクリームタイム‪🍦‬

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木いちごとモカのミックスがイチオシです。

さっぱりした甘酸っぱい木いちごとクリーミーでほろ苦のモカの相性は◎
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地蔵峠から嬬恋村へ。

9kmほど下ってやっと今日の一番の目的地、嬬恋パノラマラインに到着。

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嬬恋パノラマラインには

南ルート北ルート

がありますが、今日は欲張りに両方回ることにしました😎

 

めっっっっちゃキャベツ✨
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嬬恋村ならではの景色……

無限キャベツ畑。

浅間山の元ですくすく育つ緑、バックに青空と白い雲。

そんなキャベツ畑の周辺を走れる最高のサイクリングロード

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この道、何気にアップダウンが激しいので、

南と北両方回ると、なんと…500mほど登ります(笑)

 

せっかく来たので、嬬恋パノラマラインの有名なスポット「愛妻の丘」

 

近くに行くと

「農耕車両に注意」

「愛妻家に注意」

の標識が…

センスありますね

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ここから展望台に登って行きます。

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愛妻の丘ならぬ愛車の丘…
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今日はうめちゃんとお揃いのASSOSのスピードクラブジャージ!

ド派手😎
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スタンドにiPhoneを置いて自撮り乁( ˙ω˙ 乁)))
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何も考えずに走って観光ライドは楽しいなあ…

天気に恵まれて本当によかった♡

 

愛妻の丘以降はほとんど下り基調の登りしかないから、のんびり走って1時間半ほどで終点の長野原草津口駅に到着。

 

出発地と離脱地を違うところにできるのも輪行旅の醍醐味だと思います。

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108km、2312mup。

距離も獲得標高もそこまでないですが、景色のいい道が凝縮した素晴らしいコース。

https://strava.app.link/XZI8TFgqD0

走っている時間より止まっている時間の方が長いんじゃないかぐらいのポタリングですが、群馬の高原を満喫🙌
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駅のお店は15:30で閉まっちゃったので、

輪行のお供は近場の商店で手に入れた駄菓子とウィルキンソン

駄菓子も4点揃えばセレブ感…😎
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電車に揺られながら3時間ほどで帰宅。

近所を走るのも手軽で楽しいですが、

輪行袋を片手にどこまでも行けるライドは夢もワクワク感もあっていいものです…☺️

初SDA王滝100km、MTBはやはり楽しいですね。

どうも、篠です。

今回の更新は、9/15(日)に開催された

『SDA王滝クロスマウンテンバイク』

について書きたいと思います。

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「SDA王滝」とはなんぞや?

と思う方もいるでしょうから、簡単に説明しますが、

SDA=セルフ ディスカバリー アドベンチャー

 

国内MTBレースでは唯一のオフロードが100km続くワンウェイコース。

普段では走れない王滝村国有林の未舗装林道はこの大会の日のみ解放され、走ることができます!

ガレ場が多くアップダウンの繰り返しですが、標高800~1600mの間を行き来するので、景色の変化を楽しめます。

コースは3つ。

42km、100km、120km(過去100kmを7時間切りで走った人のみ出走権あり)

MTB乗りなら、一度は出てみたいレースと言われています。

 

王滝出場を決めるまで

私自身はロードバイク始めて5年目ですが、

実はMTB歴はかなり浅く…

マイバイクが納車されたのはつい5月頭のことでした。

購入に至ったのも、

年始に飯能のショップ「サイクルハウスミカミ」のMTBツーリングに連れて行って頂いたのがきっかけでした。

初めてMTBに乗ってみたブログ

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初めてマウンテンバイクに乗ってみた話 - 山は性癖です。

マウンテンバイクはロードバイクとは全然別物で、違う楽しさがあってすっかり魅了されました。

 

カタログ見て、あ、このカラーがいい!って一目惚れで購入したのは

SANTACRUZ highball C

MTB初心者の一台目にしては勿体なすぎるぐらいハイスペックのハードテイルモデルでした。

見た目だけで買いました!

はい、本当にすみません…でも最高にかっこよくてかわいくてお気に入りです。(*´ -` )

カーボンフレームで総重量11kg切り(MTBでは11kg切りはかなり軽い方です)

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購入したものの、ちょうど届いた時期がヒルクライムシーズン入りで、ロードバイクの練習ばかりで全然乗れなかったので、

5月の時点でMTBレース自体はまだ全く考えていませんでした。

 

6月末にゲスト参加した「越後長岡チャレンジサイクリング」の前日に開催された

「長岡MTBフェスティバルMTB2時間耐久」は主催のご好意で走らせて頂きました。

その際にお世話になった千草さん(春の王滝100km女子優勝)が「王滝に出てみないか?」と誘ってくれました。

まあ、勢いで生きているタイプなので…

唆されて、そのままの勢いで100kmエントリーしたのはいいものの……

え、本当に大丈夫か??って不安しかありませんでした。🤣

(知り合いのMTB乗り誰に聞いても、篠さんならとりあえず100kmでしょう!って言うからホントヒドイ💦)

 

さすがにMTB乗って無さすぎていきなりレースに出るのは危ないから、

王滝までは群馬の御荷鉾山森林公園の15km程のダート林道を走ったり、

秩父の三峰口から中津川林道(18km未舗装)経由して川上牧丘林道で大弛峠に登ったり、(大弛峠長野側はかなりのガレ場で急勾配、王滝本番より酷かった)

王滝一週間前に中津川林道をピストンして練習しました。

 

それでもやはり圧倒的経験値の低さ…

少しずつ凹凸のある道の走り方が身についてきたものの、全部合わせてMTBは10回乗ってるか乗ってないかぐらい……

焦っても仕方ないので、とにかく当日は安全運転で行こうと心に決めました。

 

王滝前日受付

連休初日というのもあって、朝6時半頃に埼玉県から出発。

いつもお世話になっている聖水自転車部(登山部)のてつやさんとトランポ、お互い初王滝100km頑張ろう!‪

 

王滝村付近に着いたのは12時過ぎ、

受付は13時~で、16:30に初参加向けの説明会もあると聞いたので、説明会に合わせて遅めに会場行くことにしました。

せっかくなので、一日移動だけで済ませるのはどうも味気ないので、伊那のスーパーで補給と食材を買い込んで、開田高原キャンプ場でキャンプ飯を楽しむことに……

 

万能のマキシマム✨

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舞茸、ナス、カマンベールチーズのアヒージョ。

フランスパンとの相性最高でした!
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舞茸が本当に美味…スーパーで買った信州産✨
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信州牛のシンシン!!!

脂身が少ないのに身が柔らかくていい肉!
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ハズレのない照り焼きペッパーチキン!
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あああ…大自然の中の七輪焼肉…贅沢の極み。

申し訳ない申し訳ない…(*´ -` )

 

お腹いっぱい食べて満足したところで、

ぱっと時計見たら14時回ってて、受付行かねば!!( ゚д゚)ハッ!

急いで後片付けして会場に向かったら15時半回りました…のんびりしすぎた(笑)

 

受付会場は本番のスタート地点でもある「松原スポーツ公園」

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普段はヒルクライムイベントばかりなので、オフロードレースイベントの会場はまた違う雰囲気で楽しい…
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早速フォロワーさんオススメのBUCYO COFFEEのカフェオレを頂く…美味し♡
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レース前日というのもあるので、EXLUBブースで注油&メンテナンスをして頂きました。

社長の柴沼さんが直々と…ありがとうございます(-人-)
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あの……語彙力ない感想しかないけど、めっっっちゃ滑らかになる!!びっくり!

注油したあと一回走って圧力かけてから拭き取るらしい、面白い

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1回試したら戻れなくなる病みつきのスムーズさ…気になる方は検索してみてください。取扱店舗まだまだ少ないらしいです。


今回利用した宿は、会場から26km離れた

「ホテル木曽温泉」

宿の確保が遅くなったので、遠いところに取りましたが、温泉がとてもいい泉質で、夕飯も美味しかったので、当たりでした!🙌

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本番の補給食の用意に関しては……

ジェル多めに持って行って、ガーミンのカロリーアラームかけて忘れずに補給するようにと色んな方からアドバイスを受けましたが、

どうも、王滝は遠足気分というか……

食べたいおやつをいっぱい持っていきました。

甘いものだけの補給では嫌なわがままボディーなので、しょっぱいものを投入することに🤦‍♀️

 

これを……

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こうして……
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こうじゃっ!!!乁( ˙ω˙ 乁)))✨
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死にたくない感が全面に出てる詰め込み具合(笑)

具体的には

POWERジェル3本

アスリチューン1本

マグオン1本

前田プロテインクッキー2袋

ザバスプロテインキューブ1袋

イカピー&YBCビスケット(カロリー爆弾&塩分の源)

ほぼブドウ糖の駄菓子ラムネ(命綱)

あとは入れとくと安心のアミノバイタル
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程よいサイズのフロントバッグ(ウエストポーチ改造品)はサイクルハウスミカミさんのオリジナル、感激です!(-人-)
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固体物多めの補給は王滝みたいなサバイバルレースだと途中から食べられなくなるかもしれないから、気を付けてねと声かけられることもありましたが……気持ちは遠足!食も楽しんでいこう!🙌

 

なんだかんだでいろいろやってたら遅くなって夜11時頃に就寝…

王滝が楽しみすぎたのか、夜中に10回以上起きてしまうという遠足前の小学生具合🤦‍♀️

 

王滝当日スタート前

朝4時起き、移動して5時間15分に会場着、

移動中にホテルが用意してくれたおにぎり2つとスーパーで買った半額パンをもぐもぐ…

レース前にしては食べるのが遅すぎる気がするけれど、長時間の耐久レースなので、少しずつ食べて消化させていく方針で。

 

5時20分頃にバイクを並べて整列。

4時半から整列開始で6時スタートですが、今回は初回参加で順位やタイムを狙う感じではなかったから、ゆっくりでいいかな…って

本音はちょっとでも長く寝たかっただけですが🤣

実際バイクを並んだところはスタートラインから結構離れたところで、前には200人以上いたと思います。

 

スタート前にイケヒロさんに会えた!

写真撮ってもらった🙌

あ、イケヒロさんパンダさんはファットバイクで120km走る変態ども(褒め言葉)です。

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今回は悩みに悩んだ末、リュックはdeuterの12L容量のレースXをやめて、ASSOSのスパイダーバッグにしました。

バッグの重心が高く2Lの水入れても背負っている感が全くしないからやはり神アイテム…deuterはいっぱい物入れられるけどリュックだけで600gあるから、登りの多い王滝は軽さを取るべきだと判断。

特に自分のように体重軽い人は重さが体重の割合を大きく占めるので、登りのペースへの影響が大きい。

スパイダーバッグでも防寒具も入れるぐらいの余裕はあったけれど、この日はスタートの時点で気温は低くないので、最低限の荷物で行くことにしました。

元々腰痛持ちの自分はできるだけ背中に重量を置きたくなかったです。

フロントバッグには補給とポンプ&工具&絆創膏、フレームに予備チューブを縛り付けました。

ボトルは抜ける可能性があるから外した方がいいのかな?と事前にミカミさんに相談したところ、「いや、意外とガブガブ飲みたい時があるから、1本あった方がいいよ」と言われたので、大先輩のアドバイスを信じて、太めのロードクエスト680mlのボトルを1本持っていくことにしました。結果大正解、後で説明します!

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ニューアイテムはASSOSのカーゴショーツ

右太ももについているチャック付きポケットは補給したあとのゴミを収める用に利用しました。ちょうどいい場所にあって有り難い!おかげで1個もゴミをコースに落とさずに帰れました!😆

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レース本番

6時ぴったりにスタート。

スタート地点で「篠さん頑張って!」と声かけてくださったのに方ありがとうございます!とても力になりました!😆

 

開始してしばらくはアスファルトを走ります。

公園から坂を下っていき、2km程進んだら登りが始まるけれど、

登りに差し掛かったところでまさかのフルブレーキ。

 

ここでやっと朝の早めの整列の意味を知る。

 

序盤の登りって、めちゃくちゃ大渋滞するんです……( ゚д゚)

しばらくはゆっくり進んだり止まったりして、全く進まなくなったダートの入り口辺りでもう降りて押さないといけないぐらいでした。

後日YouTubeに動画上げます、その様子が観れます。

 

1車線のダート林道に2つの轍に沿って2列で進む感じ。

今回はとにかく完走目標なので、そこまで急いでいないため、しばらくは行列のペースで登りましたが、

10分経過したぐらいで、このペースだと腰が逝くなあと察して、間を縫って声かけながら短いインターバルかけて徐々に位置を上げていきました。

ダート林道はやはり轍よりも真ん中の方が道が荒れている為、約1時間ぐらいはかなり無駄足を使ってしまった気がします。

ペース自体はメーター見ていないけど、ずっと心拍が上がりすぎないぐらいで行っているので、普段のロングライドモード。

前方に注意しながらガれているラインを通っていたので、固体物を食べるにも食べづらくて、まずは50分経過した所でPOWERジェル1本投入。

 

100kmコースの高低図はこんな感じです。

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スタートして最初の13kmで600mぐらい登ります。

ロードバイクで登りばかりやっていたのがここで役に立ったのか、苦もなく最初の丘はクリア。

最初の丘を越えた時点ある程度渋滞は解消され、かなり走りやすくなりました。

 

そこから1回大きな下りに入ります。

下りきったところでトイレがあり、cowbellで応援している方も沢山いて、にぎやかで楽しかったです😆

 

そこからしばらくアスファルト舗装の上りが続きます。

約3kmかしら?

少し足が重い気がしてきたけれど、MTBアスファルト登ってる時って普通に重いから疲れているだけかと思いました…

ダート復活して1kmほど進みます。

やけにタイヤのグリップがいいなあ……

ちょっと腰が痛くなってきた、ダンシングしてみて、

あ…なんかよれるなあ……?

……

大きな岩に乗り上げた時、カンッて音が……

……

まさかのパンク……?

 

………

 

いやいやいやいや!😆

 

そんなまさか!絶対そんなことは無い!

 

初王滝!

開始して20km経過でパンクとかついて無さすぎだろ!ないない!😆

 

と、1回俯いてリアを見ましたが、

確かに凹んではいるけれど、走れているしな…???空気圧低い?ぐらい?かな?

と、そのまま走り続ける……

 

今思えば完全に現実逃避でしたね。(*´ -` )

 

そんなんで25km地点ぐらいで、後ろから来た方から、

「篠さんリアぺっちゃんこですよ!パンクしてません????」

と声をかけられて、やっと諦めがつく……

 

「…………やはり?(*´ -` )」

 

正直本当に認めたくなかったので、その現実を突きつけられてめちゃくちゃメンタルに来ましたわ……

 

早速端に寄ってタイヤを確認しても、裂けた様子はないので、スローパンクでしたね。

シーラントがちょっと出ていた感じでした。

 

通りすがりの優しい某氏が、パンク修理手伝いましょうか!と声掛けてくださいました。

優しすぎか…😭

 

お陰様で20分ぐらいで復帰できました。自分1人だと30分はかかるであろうから…

本当に暖かい王滝😭

 

お礼にイカピーとビスケットを少しお裾分けしましたが、

つ「イカピー&ビスケット」

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「……!?よくこんな固体物食べれますね……では、ちょっとだけ…」

と4粒ほどもらっていきました。

 

これで分かりましたが、補給にイカピーはあまり喜ばれないらしいです。

口の中パサパサになるからかな…(;ω;)

 

そんな自分はスタートラインを切ったと同時に3~4粒食べて、隙さえあればずっと食べ続けていました……

しょっぱいイカピー美味い←デブ

 

パンクが治ったおかげで、登りはスイスイになりました🙌🙌🙌

もっと早く認めておけばら無駄足使わずに済んだんだろうなあ……🤣

パンクの理由もたぶん位置を上げるために真ん中のガれているラインばかり通っていたのが原因だったと思われます。

来年出る時は、朝早くから整列しようと強く思いました。

 

2個目の丘を越えてからの下りで、またもハプニング…

 

なんと…

フラットハンドルに固定していたガーミンの純正マウントがズレて、クルクル回り始めました!

😇😇😇😇😇

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フラットハンドルはステムの近くが太くて両端に細くなっていく形なので、振動でどんどんズレて緩んできたと思われます。

ダウンヒルの最中にガーミンが吹っ飛びそうになって本当に焦りました。

吹っ飛んだら崖の下に落ちて見つからないだろうし、

8万円が飛ぶっ!!

と思って減速しながら左手で抑えたら

ちょうど岩の隙間にフロントがハマって、こてっと転ろびました💧

幸い全然スピード出てなくて横に倒れただけで済みましたが…

悔しさしかない…

ダウンヒルとかじゃなくてこういう予想外のことに足を取られるとは……

人って、やはり慣れないことをするといろいろ予想外のことに出くわしますよね。

これも王滝の醍醐味??🤔

 

まだ、35km地点で、大きな落車ではなかったけれど、結構強く左膝を打ち付けて、

打った瞬間に血が出てきたのが分かりました。

 

残り65kmもあるのに、この状態で完走できるか……?

と、一瞬DNFが頭の中を過ぎりました。

 

でも、そういえば王滝って回収車とかないし、タイムアウトだろうとDNFだろうと自力でスタート地点に戻らないといけないよね?

 

やっぱ走るしかないか、と開き直る。

 

痛いけど、膝を同じ角度に固定して、トルクかけずに軽いギアでクルクル回して走れば案外普通に登れるものです。

今年の6月にも一度右膝が同じ状況になりましたが、歩けないけど自転車は普通に乗れるって分かったので…※良い子は真似しちゃダメです

 

正直転けるまではパンクしたのにも関わらず思ったよりいいペースで来ているから、もしかしたら7時間切りいけるかもと思っていましたが、

さすがに無理はできないので、

ここから先はとにかく膝に負担をかけないように完走だけ目指します。

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ハードテイルなので、登りよりも、下りで膝をサスペンション替わりに振動吸収するから、膝の伸び縮みの動作がとにかく痛くて、後半は下りもかなりペースダウン。

体のことが気がかりだと路面に集中したところで先まで通れたラインが通りづらくなったりするので、本当に難しい……

最後までダウンヒルで転けてはないのは幸い。

力量を弁えて安全運転に徹しました。

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50km~56km地点はほぼ平地なので、湖沿いのかなり優しい散歩路みたいな未舗装でした。

ここはボーナスステージじゃん!ってなって

TT体勢で回してタイムを稼ぐことにしました。

 

普段ロングライドでやっていた急斜面は踏まずに緩斜面では緩めないのも、こういう時に役に立つんだねって…全部繋がっているね。(*´ -` )

 

カロリーアラームかけていたけれど、それを当てにせずに、

とにかく路面が綺麗なところで少しずつ食べ続けることにしました。

 

補給の順番は

(イカピーとビスケットを食べつつ)

POWERジェル1本

マグオン1本

アスリチューン1本

前田プロテインクッキー(カフェイン入り)1袋

POWERジェル1本

ザバスプロテインチューブ1袋

ラムネ

前田プロテインクッキー(ゆず味)1袋

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固体物多めの補給でしたが、ゆっくり噛んで、ボトルの水で流し込んでたから、消化不良もほとんどない…胃もたれなしでした。

ミカミさんのアドバイスを聞いてボトル刺しといてよかったです🙌

 

イカピー&ビスケットで塩分取れてるからか、水分は真水でも何とかなったかもしれません。

最初のボトル1本分680mlだけミネラルタブレットを4つ溶かして飲みました。

最初は濃いめでしたが、CPでボトルを足して割り続けて、最後には真水になったと思います。

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CP1は覚えていませんが、CP2は確か11時半前後に通過。

思ったより余裕持ってクリアできているので、

ひと安心。

ここから先は膝を労わって完走できればOK!

CPごとちょっと動画撮ったり、道中で出会った方とたわいのない話をしたりして、初王滝を満喫🙌🚵‍♀️

 

なんだかんだでずっと標高1000m以上走っていたから、開放感あるよね…好き!

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この岩壁の間がかっこよすぎて思わず止まって写真を撮りました😆
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気温も上がってきたところで、80km経過した辺で駄菓子のラムネを投入。

ブドウ糖は素晴らしい…

頭がスッキリするので、疲れてきて判断力が弱ってきた辺りでは有り難い補給品!

 

CP3は12時35分前後に到着。

思ったより早くついている…

でも、残り13kmで登りあり、

13時前到着の7時間切りはもう無理だと悟って、ここで初トイレ休憩……

仮設トイレ有り難い!!

男性はみんな路肩で済ませられるけど、女性は流石にそうはいかないからね……(¯ω¯)

 

CP3から残り2つ丘を越えると聞いて、身構えていたけれど、意外とラスト2つの丘は上昇量が少なく一瞬で終わったので、

ゴールまでの8kmのダウンヒルはとにかく安全に!最後まで気を緩めずに完走することに専念しました。

 

残り1kmの看板が見えてからラストスパートかけてゴール🚵‍♀️

 

7時間28分

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ゴール後に完全にもう左膝が曲がらないぐらいの打撲だと気付いて、ロングタイツを脱ぐの嫌だなあ……タイツに血が染みてた🤣

心地よく踏めなかったからスタミナ持ったとポジティブに考えよう…

いつもは楽しくなって走るのに夢中になって補給を疎かにする節があるから、今回は怪我に助けられたと思います🙌

どの道、アドレナリンで走り切れたようなものでしたな…

ゴールした後、膝は痛いものの、ほかは普通に元気なので、補給上手くいってよかったと胸をなで下ろしました。

 

アーチをくぐったところで、

スタッフをやっていたぢろうさんや、レース中ずっと抜きつ抜かれつで長い間一緒に走っていた方々と雑談しました。

登りで抜いて下りで抜かれるの繰り返しで途中でまたあなたか!ってお互い面白くなってきて、初対面だけど話すようになった方が沢山いました。

王滝のこういうところも楽しいですね。🤣

 

ロードバイクからMTBに入る人は大抵登りが速いと言う話でした。

登り速いですねと色んな方から声かけられたのは嬉しいですが、

どっちかというと、有り余った力だけはあるけれど、下りでのトラクションのかけ方が下手なのを再度突きつけられたりオフロードでの体重移動が全然上手くいかなくて凹むことばかりでした…

スマートな走り憧れます…

 

パンクからの落車でもう完全に諦めていましたが、

まさかのゴール後に、

篠さん、たぶん総合4位ですよ

と告げられるの巻。

 

「……マジか!?」

 

ただでは帰らない人(笑)

 

サプライズ✨

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1位はねじこさん🙌

圧倒的強さ!

3位は千草さん!

知り合いいっぱい🙌

42kmコースにヒルクライムお馴染みの近藤さんも初参加したようで、今年の王滝は女子陣のメンツ濃いですね😆

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そんな自分はSANTACRUZとLAKEのMTBシューズに助けられてばかり…

今回はLAKEにSOLESTARインソールを入れ忘れてしまってめちゃくちゃ後悔したから、来年はちゃんと持っていかねば(;ω;)
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初参加で7時間半切り、しかも入賞は素晴らしいですよ!

と色んな方に言われたけれど、

自分の中ではやはり35km地点落車後に踏みやめた時点で負けた気持ちが大きくて、ハプニングの落車も自分のコントロールスキルを過信して片手でバランス崩しただけなので、すべては自分の未熟さ故でした。

不完全燃焼のモヤモヤは飲み込んで消化していくしかないです。

素晴らしい機材を活かせるように、練習して、来年はパワーアップして戻ってこよう!🚵‍♀️

 

登りでも下りでも思ったけど、やはり今年に入って上半身鍛え始めたのが効いたのか、腕で支えることが減って、翌日になっても腕と肩の筋肉痛が全然来ていない…

少しずつ力みを減らしていけたらいいなあ☺️

 

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ゴール後スポーツ公園の近くでログを切ったので、実際の走行時間は7時間未満。

パンクで止まった時間や各CPでの時間の使い方、朝の整列で序盤の渋滞解消されたらあと何分縮められるのか。

空気圧は果たしてそれで良かったのかとか?

1回走ってみれば、攻略法がいろいろ見えてくるので、王滝という大会は回数を重なるごとに楽しくなっていくイベントなんだなあと…

思い返しながら、改めて思いました。

 

また、使い慣れていないアイテムは苦労するなあと思いました。

背中に2Lの水を背負うハイドレーションは結局最後まで1回も継ぎ足さずに、500mlほど残してゴール。

下りで飲む場面はほぼなく、登りでたまに使うぐらいでしたが、慣れずに上手く飲めなくて、結局ボトルを使うことが多かったのが反省点でした。

各CPで1回ずつボトル足して、ゴールまで少しは水が残ったので、

水分補給

ボルト3.5本分(2.4L)

ハイドレーション(1.5L)

各CPのカップでもらった分(500ml)

合わせて4.5Lで済みました。

皆さんから気温が高くて足つり頻発、暑さにやられたと聞きましたが、自分の感覚的には意外と暑すぎることなく、積極的に岩陰を通ったり、日差しの強いところでは頑張らずに走っていたのでボトルだけでも行けた気がしました。

来年は1.5Lのハイドレーションにするか、ボトルだけにするか検討中…

 

 

王滝はダウンヒルだけではなく、登りが約半分を締めるコースなので、

ロードバイクからMTBに入った走力のある人にとってはある意味とても有利です。

荒れたトレイルほどハードル高くないので、未舗装路を走る王滝はMTBの入り口としてとてもいいと思います!🙌

ロードバイクMTBも登り方はほぼ一緒で、障害物と路面の処理を気を付ければギアが軽いのでとても登りやすいから、

ライバルと下りで差が開いても登りですぐに追いつくことが多いです。

オフロードを走ると自分のコントロールの甘さを実感できるので、ロードバイクに活かせることも多いと思います。

わいわい楽しく100kmのオフロードを走れる王滝、

興味のある方、来年いかがでしょう!

ロードバイクからMTBも始めてみたい!という方、待ってますよー!(*´ -` )