磐梯吾妻スカイラインヒルクライム2021を振り返る
どうも、篠です。
今回の更新は7月3~4日に渡って、福島で開催された磐梯吾妻スカイラインヒルクライムの振り返りです。
2Dayヒルクライムレース。(一日だけ参加でも可)
グロスタイム計測で2日間の合計タイムで競う。
1日目は高湯側は14km、800m up。
急勾配と緩斜面が繰り返されるコースで、ラスト3kmでは浄土平の絶景が眺められる。
2日目の土湯側32km、1200m up。
恐らく現時点で日本のヒルクライムレースの中では最長距離ではないでしょうか?
純粋なヒルクライムではなく、比較的に緩やかな林道で一気に700mした後、ロードレースのような平坦とアップダウンが繰り返されるテクニカルなコース。
浄土平(磐梯吾妻スカイライン)は年に1回は必ず走りに行くほど大好きな絶景コースです。
乗鞍までレースの予定を入れなかったので、富士ヒルの後は一度落としてサイクリングモードに切り替えていましたが、有難いことに今回のレースへの招待を頂きました。
そんな有名な観光道路を交通規制して開催まで持ち込めた主催には頭が上がりません。
実際このコースを速く?登ろうとするのは初めてなので、レース走るまではドキドキワクワクでした。
準備
富士ヒル前後の調整もあり、終わったあと追い込んだ走りはほとんどやめてたから、6月は今年で走行時間が一番少ない月。富士ヒルの時ほどいいパフォーマンスは出せない予想だけど、出るからには今の全力を出すつもりで臨みました。
体重は49kg、土日とレースがあるので、水曜にクリスクロスのワークアウトで40分で刺激入れ、木曜はL1三本ローラー40分、金曜フルレストでレース当日を迎えました。
7/3の朝6時に輪メンバーと池袋集合で車移動。
今回はタブチンが映像担当、Nobさんが写真担当でバイクからレースを撮影してくれる!🤩
私とにっしーは全力で走るだけ(笑)
レース本番
女子カテゴリーはコスプレカテゴリーと同時スタート。
よーいドンのグロスタイム計測。
女子カテゴリーは単独TTになりがちなので、言うほどの展開はなく…簡潔に日にちごとに書きます。
1日目
コスプレカテゴリーの優勝者のスタートダッシュを追いかけて飛び出したら最初の3分で無酸素ほぼ使い切ってしまった😅
おかげで完全に集団から抜け出した。せっかくレースだからいつもと違う走り方をしたかったけど、このコースは1人だとどうしてもTTになってしまう。
霧の中を登り続けたのもあり、残り3kmで一気に晴れた時は興奮して結構はしゃいじゃった…
いろんな要素が重なって、下り区間は思うようにスピード乗せられなかったのが心残り…
ラストの折り返しから余力を振り絞ってゴール。
データは43:12、NP217w、心拍174、ケイデンス82
夜は福島の美味しいラーメン食べて温泉入って24時前に就寝。
2日目
スタートが鳴って間違えて爪先でペダルを蹴ってくるくる…クリートキャッチ失敗…後ろの方迷惑かけてしまって本当に申し訳ありませんでした。すぐに気持ち切り替えて、復帰…みんな笑って許してくれる優しさ🥲
長丁場なので、一緒に走ろうとみっつーと話してた。しばらく一緒に走って、アスリートのハシケンさんがトレインに加わって4人に?なったかな?
2日目はほぼコスプレカテゴリーのクマさんと一緒に走った気がする…
小雨と霧でアイウェア曇りすぎて後ろを見る余裕がなく、一回目の林道区間を抜けた時にはクマさんと2人になっていた。
一日目と違って緩斜面区間も長く、速い集団に抜かれる度に風に吸い寄せられる程ドラフティング効果を体感できた。
自分の限界に挑んで途中速いトレインに何度もしがみつこうとしましたが、死に切らないところで切り上げて降りるの繰り返し。🙂
とにかく長くて全部で1時間21分かかったけど、テンポペースで登りながら体を回復させる感覚が少し掴めた気がする。この日は踏みっぱなしよりいかに上手くサボって最後まで持たせることを試してみた。
データ見返して
何度かトレインにしがみつこうとブリッジかけたり踏ん張ったりした結果、最初の1時間だけでTSS92超えてた。限界突破ぐらいの数値。
でも後半の緩斜面とアップダウン走っているうちに体が回復していくからラストも踏ん張れたから、どの辺まで踏み切っていいか掴めなかったし、そもそも全力を出したあとさらにしがみつく意地が足りないとも思った。これはレースを走るにあたって致命的に足りないところ。
結果的には1時間21分NP200w、IF0.92と、登り下り込みでこれぐらいだからある意味数値を更新した程出し切った日。でも1時間20分切れなかったのは中タレした心の弱さからだと思う。体の使い方や呼吸などもっと工夫すれば持ち堪えられた時間だ。
客観的に見てもコーナーなり登り返しの繋げ方や緩斜面のスピードの乗せ方が昔と比にならないほどよくなってきた。それに比べて急斜面は気持ちの弱さなのか数値的には良くなっているけれどパッとしない…ここ1,2年はロードレース寄りのコースを走るようになったからか、コースは完全に2日目の方が楽しかったからもはやクライマーなのかすら怪しい…(ちなみに遺伝子はスプリンターらしい、絶対ウソ)
自転車の乗り方、体の使い方は試行錯誤した分だけちゃんと自分に返ってくるから、これからも沢山考えながら乗っていきたいと思った。😃
コツコツと積み重ねていく。
レース結果は総合優勝でした。
両日とも立派なトロフィーとメダルを頂きました。
総合優勝にはジャージとこけしちゃん。
来年の2回目の招待も頂きました。
本当にありがとうございます。
2日間走り切った感想…
2Dayヒルクライムはステージレースのようにゲーム性も高く、色んな楽しみ方ができるので、是非みんなにオススメしたいと思いました。
最高に楽しいコースなので、参加者がもっともっと増えればさらに違う展開もあって、より楽しいレースになっていくかなと思います。
興味ある方、是非来年参加をご検討ください🙌
使用機材
フレーム:lapierre Xelius SL ultimate
コンポ:デュラエースDi2
ギア:50-34t、11-30t
ホイール:LUN HYPER
ペダル:デュラエース
サドル:S-works ROMIN EVO
シートポスト:ワンバイエスマガタマ
ハンドル:ワンバイエスカーボン
ブラケットカバー:SHAKES
ウェア:ASSOS
アイウェア:ALBAOPTICS STRATOS
シューズ:LAKE CX332
インソール:SOLESTAR CONTROL(www.rgtenterprises.com)
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