知る人ぞ知る飯能のエモい林道「高畑線」
どうも、篠です。
今回の記事は探索ライドで見つけた最高にテンション上がる林道の話をしようと思います。
長く走る気分ではないけどどこかを走りたい…でも明確な目的地も作りたくない…
そんな日にピッタリなのが探索ライド。
名栗方面は走り尽くしたので、今回はまだあまり走っていない西吾野付近の裏道を片っ端から登っていこうと思いました。
東峠を越え、平坂飛村線で吾野駅付近に出て、国道299号線をしばらく北上したら、
西吾野駅の交差点が見えてきました。
信号で右折して西吾野駅に続く道に入ります。
今回布教したい道はこちら
林道 高畑線
地図から分かる通り、間は繋がっていませんが、吾野駅付近に登り口がある高山不動尊に続く林道の平行線上にある。
それもそうと、
実はこの高畑線は高畑集落に繋がる道であり、高山不動尊に続く登山口に登る道でもありました。
西吾野駅の川沿いの道を登り進むと、林道に曲がる分岐が見えてきます。
キャンプ場の看板が目印。
ここからがスタートです。
しばらくは5~8%の穏やかな登りが続きますが、左手側にあるキャンプ場を通り過ぎれば、
10%オーバーに突入。
長いストレートの登りは左手側の木が伐採されたばかり。
森の中を突き進んでいるのに開放感が味わえます。
広々としているので写真からは斜度が伝わりませんが、この辺から10%~16%がしばらく続きます。
路肩に横たわっているさびれた高山不動尊奥の院の道標がいい味を醸し出している…
綺麗な九十九折
木漏れ日が差す14%前後の登り
ここまででもかなり満足度高め。
もうこの辺で終了かと思いきや、
とんだサプライズが私を待ち受けていました。
待って、
なにこれ最高じゃん……
この道、今までノーマークだったのが信じられない。
まるでだまし絵のように道が交差されていますが、下から登ってくる場合、
この赤い橋が左手側に見えてきます。
そう…既に約1.7km登り進んでいますが、
ここからが本番です。
もう…ここからは絶賛しながら登りましたね。
山好き、坂好きのロマンが詰まってる。
高山不動尊への登山口標識が見えたら終わりです。
ちなみに下からの角度はこんな感じ
— 篠 (@shino_138) 2021年1月9日
20~28%の間かな…多分 pic.twitter.com/H3Eki6kbnh
飯能の激坂で言うと、
まず思い付くのは子の権現で、
その次が鳥居観音と高山不動尊かと思いますが、
この坂は立ち位置的に子の権現と高山不動尊の間か、ちょい下?だと思います。
地図上では高山不動尊と平行線上にありますが、高畑線は高山不動尊の約三分の一の距離で上昇量半分を登ることになるかな🤔
5.6km、平均7.7%、上昇量433m
ラスト1.9km平均13.4%、最大勾配22%
に対し
高畑線は
2.1km、平均11.1%、上昇量238m
ラスト300m平均約18%、最大勾配約26%?(細かい九十九折でGPSが飛ぶので正確には測りきれませんでした)
少しだけ道荒れている区間がありますが、
距離は本当に短い上に、高山不動尊みたいに激しい勾配変化がないので、
とても良心的な激坂だと思います。
全人類におすすめしたい。
林道自体は行き止まりで、どこかに繋がっている訳では無いですが、
わずか2.1kmの登りでこんな坂とこんな森深い九十九折が観れるお手軽さは最高に推せる。
ここを目当てに行く価値すらある素敵な道なのです🚵♀️
興味ある方、是非行ってみてください。
ちなみに西吾野エリアは2019年台風19号の影響で通れない道がかなり多く、正丸に抜ける林道は今通行止め中で通れないです。
行かれる方は気をつけてください。
以上、好きな道勝手に布教する巻でした。