大磯クリテ2020-2021、第2戦女子スポーツ参戦記
どうも、篠です。
今回の更新は大磯クリテ2020-2021 第2戦のレースレポートになります。
自転車初めてから2度目のクリテリウムレース。
前回も同様去年3月の大磯でしたが、全く内容のないレースをしてしまいました。
その時の記事はこちら…;
ここ一年半の間いろいろ模索して、フォームの改善、バイクコントロール、コーナーリングの練習など、このコースで現在どれぐらい走れるのか試すのが本当に楽しみでした。
レース前の試走は6周、コーナーの確認だけ。
レース本番
出走カテゴリーは女子スポーツ
出走者数6名。
第2戦の今回から
女子スポーツカテゴリーは10周→15周と
周回数が増え、走りごたえアップ。
女子ビギナー同様最初の3周はローリングで4周目からリアルスタートです。
7周の女子ビギナー 15名と
全21名の同時スタートの混走。
スタートラインには前列にスポーツ組の6名で並びました。
最初の3周のローリングは様子見で後ろの方に位置取りました。
ローリング開始から前へ前へと上がっていく人が多かったから少し間隔空けて徐々に番手上げていき、リアルスタートでは集団の真ん中ぐらいへ。
リアルスタート直後は一瞬かなりのハイペースになったけど、僅かな上げ下げだったので、そのまま真ん中キープ
1周目はアウトからS時コーナーに入って、小田原側のバックストレートで一気に前に出ようと思ったら、S字の出口でかなりイン側に押し寄せられて、目の前に赤いコーンがあった時は「終わった…」と本気で思った……;
スローモーションが流れた時
昨日柚子ジャム頂きに3UPに行った時、三上さんに教わったことを思い出した。
真正面からぶつからないように、
1回体重後ろに移動させて、とりあえずコーンの足に前輪乗せて超えてから、後輪飛ばしてみて何とか無事着地…前日MTB乗っておいてよかった……
おそらく今日のレースの中で一番心拍上がった瞬間。
間違いなくその時点でその場所にいたのが悪いから、バックストレートでちょっとかけて前へジャンプアップを試みるが、抜けられるラインが少ない…
許容範囲内のインターバルなのでしばらく続行するが、2周目のS字コーナー抜けた直後に先頭4人飛び出したのが見えた。
遠目からはスポーツかビギナーか見分けがつかなかったけど、直感でこれは追わないとダメなやつだった。
コーナー抜けた後に一気に追いつく。
データ見返したらこの辺は630w。
すぐに小田原コーナーで先頭減速されたから足も心肺使わず追いつけた。
その時自分の後ろに1人が着いてきた気配があったけど、コーナー抜けたあとは私、太郎田さん、松本さん、ビギナーの小野さん?の4人集団に。
そこから2周4人でローテ回して、ビギナーゴールで小野さんが抜けて、3人で続行。
3人になってからはここからどうしようかな…と考え始める。
ローテーション回っていたけど、気持ち多めに前にいた。
足は余裕あるからそのままのペースで続行しながら様子見。
女性同士でローテの経験あまりなかったからすっごく楽しかった…撮られた写真を見ると結構ニヤニヤしていた。
そこからの時間の経過は自覚よりずっと速かった。
ローテ回る度にある程度の強度で走り続けているが、コーナーで離れることも無く、息遣い的に厳しい人もいない。
パッと残り周回数を見た時、「3」と表示されていた。
ぬくぬくローテ楽しんでいる場合ではない…
バックストレートで1回上げてみたけど後ろがきっちり着いてきて、そのまま残り2周に突入。
そこからスピード落としても、振り返ってもローテが回らなくなった。
今思えば、残り2周でガンガン行くべきだった。主導権握りに行かねば。
結局最終周に入る際も先頭で通過。
おそろく2人は自分よりスプリント力あるだろうから、賭けるならロングスプリント…
小田原コーナーの立ち上がりから少し踏んでみて振り返ったら、きっちり着いてきた。
このままゴール手前まで先頭で行ってからスプリントは100%まくられる。
とはいえ、この状況でもう一度やっても自分のスプリント力的には絶対的不利…
ダメ押しで一度落として横に並んだ。
それでも2人が前に出る気配がない
ゴール手前20mぐらいで太郎田さんが動いたタイミングを見計らってもう一回かけた。
太郎田さんはやはり瞬発力があるから、バイク1台分飛び出たのが見えた時はもう無理かと思ったけど、案外そのまま伸びずゴール手前でかなり近い位置まで詰められた。
その時点で松本さんも少し自分の前にいたから、ゴールライン直前で絞り出せる全力でもがいてみた。
太郎田さんには追いつけなかったけど、横目で2位通過できたのを確認できた。
最終周のグラフ
ラスト2周は先頭でも自分のペースで走りやすかったから最後に2回絞り出せたと思う。
でも何もできなかった…
走り終えて現時点の最善を尽くせたと思うと同時に、自分の足りないところもちゃんと見えてきた。
今回の15周が思ったよりずっと短かった。
心肺も足も全然余裕あったから、残り周回数をもっと気にしながら、早いタイミングで何回かペースアップぶっ込んで周りを削られたら、もっと自分に優位な展開に持っていけたのかな…とどうしても考えてしまう。
今回の温存具合は20周走るペースだった…
スプリントは一発がせいぜいだったけど、短い無酸素域や30秒前後の有酸素域ならいくらでもいけたから、決断が遅かった。
自分の脚質で残り2周で千切れなかった時点で負けだと悟った気持ちも走りに出てしまったね…
終わったあと、何人かに「逃げればよかったね」と言われ、
あのメンツで単独で逃げ切れる自信がなかった自分の心の弱さにも凹んだ…砕くか砕けるかの覚悟でいく勇気?がなかったのが情けない。
写真見返した時、思ったよりずっとバイク倒していたけれど、ちゃんと余裕もってコーナー進入していたから攻めている感覚はなかった。
ここはよかったけど、人の後ろにいる時、コーナー抜けてからの立ち上がりちょっと遅い気がした…この辺もまだまだ詰めていけそう。
リアルスタート後データ
18:20
36km/h
平均ケイデンス90
NP 207w
平均パワー 182w
最大パワー 653w
去年と比べて、ちゃんと内容のあるレースができましたが、反省点の方がずっと多かった…
次はもっと楽しむ為の努力をしていきます。
今回の大磯クリテは知り合いも沢山参加されて、久しぶりにお会いできた方や初めてお話できた方も多くて楽しかったです。
声掛けてくださった方々も本当にありがとうございます。
ついつい長く立ち話をしてしまいました。
走り終わったあとはチップ回収手伝いしつつ、ゴールライン前から観戦していましたが、エリートクラスめちゃくちゃ熱かった……
見ているだけでもめちゃくちゃ勉強になるからクリテ観戦、楽しすぎました。
ズブズブ沼にハマっていきそうです🤣
出走前のライダーズミーティングで言われてすごく印象に残っていたこと。
「…レースなので、みんなライバルでもあり、同じレースを走る仲間でもあります…」
走行マナーや落車注意説明の途中の一文でしたが、すっごく染みました。
コーナーでの落車は基本的に曲がり切れない速度で進入した際に起こるので、ちゃんと落ち着いて自分の曲がり切れる速度でいけば大丈夫、ライバルですが、仲間でもあるから仲間を転ばせないようにお互い気をつけて走ろう…
的なニュアンス。
昔クリテはどうしてもヒルクライムに比べて落車の可能性が多い怖いイメージありましたが、お互い走行マナーを守って、何かあったらフォローし合った上で成り立っているなあ…と、エリートクラスの観戦していてもすごく分かりました。
もっと楽しめるように、自分も上手くなりたいと思えるレースです。
その為のクラス分けがちゃんと合って、自分の走力とスキルに合ったところを選んで走るのが大事ですよね…
大磯クリテは初心者向け講習会もあって試走できる時間も多い、カテゴリーも細かく分かれているので、クリテリウムの入口としては本当にいいです。
興味のある方観戦だけでも次は是非…☺️
あらためまして、
レース中応援&サポートしてくださった方々、
運営のWALKRIDEさんやボランティアの方々、
本当にありがとうございました!
今回の経験を次に活かせるように精進します。
お写真:ほりどのさん、井上さん、よっしーさん、しょっとこ、nobさん
今日の思い出
狙っていた筋肉クッキー😎
Cycloneさんの出店で手に入れました🙌
よしこさんとしろたえさんとの3ショット✨
念願のボブグッズGET😎
焼き芋おじさん(ハマちゃん)から頂いた金時芋
スタート前うめちゃんとの2ショット🥰
ボブ特別賞のEMUキャップ
使用機材
フレーム:lapierre Xelius SL ultimate
コンポ:デュラエースDi2 R9150
ギア:50-34t、11-27t
ホイール:レーゼロナイト
ペダル:デュラエース
サドル:S-WORKS Romin EVO
シートポスト:ワンバイエスマガタマ
ハンドル:ワンバイエスカーボン
ウェア:ASSOS
シューズ:LAKE CX332
#ACTIVIKE
#大磯クリテリウム