山は性癖です。

ヒルクライムは芸術、峠道はロマン。そんな人の日常。YouTubeに車載動画を上げております⇒https://www.youtube.com/channel/UC28MD_W9WmDCoetAcFCGpBg

ハルヒルについてのあれこれ。

どうも、篠です。

ブログ書くの久しぶりです(笑)

 

1月にハルヒルエントリーした時はまだまだ何ヶ月もあるからと余裕をぶっこいていたけれど、あっという間に本番まで残り3日間切りました。

 

実はハルヒルは人生初めて参加したヒルクライムレースでした。

そういう意味でもとても思い出深い毎年欠かせないイベントです。

このタイミングで書いといて試走関連の記事ではなくてすみません、ちょっとした独り言ですが、よかったら付き合ってください。(*゚ω゜*)

 

 

2年前かな…まだヒルクライムにハマり出して、半年ほど経った頃。

ヒルクライムレース」というものに対しての感情は、ただただ恐れ多くて、自分なんかが…とどうしてもネガティブな感情がありました。

レースに出ると決心するまでかなり時間かかりました。

力試し的な意味も込めて、不安と期待が入り交じた複雑な心情…←これは皆通る道かな…(*゚ω゜*)

 

ビビりなので2015年度は3月上旬に1回、本番1週間前に1回試走しました。

1回目の試走→1時間3分

2回目の試走→58分

本番→55分2秒

 

初参加で年代別4位入賞しました。

1回目の試走から本番では1時間切りを目標に頑張ってきた自分としては大満足な結果ではありました。

少しだけ、自分に自信が持てました(* ॑꒳ ॑* )

 

単細胞な奴なので、

とりあえずいっぱい登れば上達するだろう

という質より量のやり方で

2015年度28万m累積標高、

2016年度35万m累積標高、

と、

かなり無茶振りな登り方を続けました。

いろんな山を走るのが楽しくて、ただただ沢山登りました。

 

トレーニング効果云々の話は置いといて、体力作りと峠道に慣れるには濃すぎる2年間でした。

 

山は平地とは違って、曖昧な巡航スピードの判断ではなく、
○○%超えの坂を足付きなしに登りきれるようになった!
特定の峠を前回より余裕をもって登れるようになった!
坂でダンシングできるようになった!
など

はっきりと昔できなかったことができるようになった!と実感できる。
それが自信に繋がるしもっともっと伸ばしていきたいと思いました。

 

富士山3PEAKSをしたり、The PEAKSに参加したり、連日の山岳ライドを頻繁にやるなど。

 

個人的に当社比相当成長したんだろうとタカを括って臨んだ2016年度のハルヒルでは、

 

試走なしのぶっつけ本番

 

結果は52分22秒でした。

 

 

正直、かなり凹みました…

 

レースの1ヶ月前にフレームをラピエールのゼリウスSLに変更。

技術も作戦も何もなかった頃だったので、ただただがむしゃらに全力でペダルを回して全力で踏み倒していくことに集中しましたが、

1年間でわずか2分40秒しかタイムを短縮できませんでした。

 

 

この2分40秒は果たして、機材のおかげなのか、自分の成長なのか、よく分からなくなりました…

今まで散々いろんな山を登ってきて、2015年からはもしかしたら全く成長していないのではないかとすら思えました。

 

ん、もちろんそんなことは決してないのですが(^_^;)

確実にベースは上がっています。

前に比べて低い心拍で高い出力を出せるようになりました。

 

 

ヒルクライムの成長、著しく実感できるのは最初の2年間であろう…どのスポーツにも言えますが、最初の伸びの速さは異常です。

登った標高分の経験値が必ず蓄積されますが、

いつから、自分はただ登るだけで『無限』に強く、速くなっていけると勘違いしたんだろう…

 

 

2016年度のハルヒル、赤城ヒルクライムのあとはいろんな方と山を走ることが増えました。

刺激をたくさん頂きました。

強い方はちゃんと自分のこだわりがあり、努力を欠かせない、そしてトレーニングですら楽しめる…本当に楽しそうに追い込んで走れて、ゆるゆる走る時も楽しめる。

言い訳ばかりしていた自分には、とても眩しく見えました。

 

レース出るからには本気出す。

今年のハルヒルでは後々から後悔しないように、言い訳できない調子まで持っていって、やれることを全部やって臨もうと決めました。

 

客観的に自分の走りを見直す為に、年始からパワーメーターを導入、苦手だった心拍計も付けるようにしました。

固定ローラーも時間を作って乗るようにして、ポジションセッティングを何回も見直したりしました。

 

正直トレーニングのいう言葉は苦手。

楽しみながら強くなりたい!

というかできれば何もしなくても速くなりたい!

と、

悪魔の声がずっと脳内で響いていましたが、

 

もっと遠くへ、もっと限られた時間の中で沢山山を楽しめたらめちゃくちゃ楽しいだろうな!

そんな気持ちが「トレーニングしたくない」気持ちに追いついて、追い越していきました。

今はもっと走れるようになったら楽しいと分かっている。

楽しみ方が広がる。その為のトレーニングならそれも楽しいことだと思えるようになりました。

 

正直2年前にここまで心境の変化が起きるとは思ってもみませんでしたが、世界が一気に広がった気がします…(* ॑꒳ ॑* )

 

ヒルクライムは芸術です。

洗練された登りを求めるには工夫が必要で、それがワクワクドキドキします(* ॑꒳ ॑* )

 

 

今年は4月と5月と2回ハルヒルの榛名湖コースを試走しました。

ある程度コースも覚えて、今の状況を把握しました。

去年みたいに本番までに不安を感じなくなったのは、自分のことを客観的に見れるようになったからだろうか…

言い訳できないぐらいやれることはやった、あとは本番で出し切るのみ!

清々しい気分♡(*゚ω゜*)

 

ここ半年間引きずり回してくれた方々、ライドに付き合ってくださった方々、ありがとうございます(笑)

 

 

週末の天気はだいぶ回復してほっこり。

ハルヒルに参加なさる方、

一緒に楽しみましょう!♪( 'ω' و(و"ルンルン

 

f:id:edamame0416:20180517212932j:image