山は性癖です。

ヒルクライムは芸術、峠道はロマン。そんな人の日常。YouTubeに車載動画を上げております⇒https://www.youtube.com/channel/UC28MD_W9WmDCoetAcFCGpBg

お久メンツで山ポタ、This is SAITAMA.

今日はお久メンツで飯能スタートの山ポタ。

お供はにっしー(ACTIVIKE)&とっしーさん。🙌

 

朝8時過ぎ集合で9時前スタート。

富士ヒル黄金戦士2人は自走のハンデあり。

 

中野線から奥武蔵グリーンライン入って、そのまま刈場坂峠まで縦走。

f:id:edamame0416:20211220201540j:image

f:id:edamame0416:20211220195436j:image
f:id:edamame0416:20211220195439j:image

奥武蔵支線から下りて、裏道から七重峠、萩帯線で県道11号に出る。

 

笠山線と御堂線を繋ぐ萩帯線が2年ぶりに開通されました!

ここが通れると一切外を出ずに林道を走り続けられるから本当に嬉しい…

何年か前の台風19号でがっつり道崩れていたから復旧してくださった関係者の方々に感謝(-人-)

f:id:edamame0416:20211220195609j:image
f:id:edamame0416:20211220195612j:image
f:id:edamame0416:20211220195607j:image

 

そこからまたも裏道で花桃の里まで出て、皇鈴山へ…

行き止まりだからそこまで知られていないけれど、埼玉の林道の中ではトップレベルの絶景✨

 

まだ行かれていない方是非訪れて欲しい素敵スポット

f:id:edamame0416:20211220201508j:image
f:id:edamame0416:20211220200127j:image
f:id:edamame0416:20211220200122j:image

そこからは二本木の尾根を縦走して粥新田経由で秩父高原線(定峰峠のラスト500mに繋がる林道)→大野峠→刈場坂峠→天目指峠→飯能。

f:id:edamame0416:20211220201623j:image

4年前飯能探索ハマってた頃によく使っていたほぼサイクリングロードの帰り道。

マイナールートばかり通ってるからか、今日95km林道走ってるのにすれ違った車は5台以下、サイクリスト1名のみ。

 

f:id:edamame0416:20211220200351j:image
f:id:edamame0416:20211220200344j:image

天目指峠の頂上で95km.3300m↑

久しぶりに登ってばっかのルート走った気がする笑

駄べりながら登ってるとあっという間だった。

足合うメンツはサクサク進む。
f:id:edamame0416:20211220200346j:image

結局最終的に117km、3413m↑

f:id:edamame0416:20211220201054j:image

自走してきたにっしーは200km、とっしーさんは233km笑

 

走ってる最中ほぼノンストップだったから、飯能に戻ってきて〆カフェ。

Y's Gardenでレアチーズケーキ&ワッフル&ホットココアで優勝。(欲張りセット)
f:id:edamame0416:20211220200349j:image
f:id:edamame0416:20211220200354j:image

 


一昨年と去年は暖冬だったから、今日で久しぶりに冬ライドの感覚が戻ってきました。

川沿いと日陰が急に一面氷だったりするから、飯能の冬が戻ってきたぁあ…って感じ。

山頂より麓の川辺が寒いし凍ってたりするので、朝じゃなくても下りとブラインドコーナーはゆっくり推奨です!冬場に埼玉の山走られる方お気をつけください!🙌

 

 

PS:埼玉の林道はサイクリング向きだなという話を今日してた。
多少は登るけど車来ないし信号ないし車来ないし最高。

茨城マイナー林道探索メモ②

日立市

 

高鈴

距離 6.8km

平均勾配7.6%

最大勾配 23%

ラスト1km 平均勾配12%前後

f:id:edamame0416:20211217075443j:image

県道37号線、かみすわ山荘経由で行くルート。

f:id:edamame0416:20211217080310j:image

かみすわ山荘通り過ぎると一気に道が荒れてくる

「この先通行注意」と書いてある。

f:id:edamame0416:20211217080513j:image

はっきり言ってロードバイクで走る道ではないから、オススメ度★☆☆☆☆

 

モノ好きさんなら一度走っときたいけど一度だけでいいかなって感じ。グラベルバイクorMTB推奨。

過去に走ったギリ舗装道の中ではトップレベルの荒さ。

地元の方によると、トレランの道らしい…(この路面で通行止めにしていないのは奇跡、この日迷い込んできた車がいてすごい戸惑っていた様子)

f:id:edamame0416:20211217075411j:image

f:id:edamame0416:20211217075416j:image

頂上の展望台は絶景🙌

酷い道だったけど来てよかったです!

登りより下りのが神経使うしパンクのリスクも高いからオススメしません(大事なことなので2回言いました)

f:id:edamame0416:20211217075430j:image

f:id:edamame0416:20211217075443j:image

茨城県マイナー林道探索メモ①

現時点のパーソナルヒートマップ

f:id:edamame0416:20211215192915j:image

 

2021年12月15日

 

常陸太田市

ヤブ沢線

距離 2.1km

平均勾配 6.9%

標高差 146m

 

車全然通ってなさそうで落ち葉で道が見えない。舗装はまあまあ綺麗な方なのに雰囲気は廃道に近い不思議な道。

 

あまり人におすすめできない道の部類。

STRAVAのグローバルヒートマップ機能で見ても、ほぼ誰も走ってないし、道がない。

google地図にも表記がない。

f:id:edamame0416:20211215191620j:image

f:id:edamame0416:20211215191923j:image

パーソナルヒートマップでは走った履歴が出るから道の形が見える。

f:id:edamame0416:20211215191609j:image

県道29号からの入口、林道はサングリーンピア山方の先から始まる。
f:id:edamame0416:20211215191401j:image

出口、抜けた先は畑と民家。
f:id:edamame0416:20211215191403j:image
f:id:edamame0416:20211215191355j:image

 

常陸大宮市

萩戸諸沢線

距離 1.2km

平均勾配 8.2%

標高差 100m

 

県道249号線にある山方諸沢簡易郵便局の裏から入っていく。

こんなところに道あったんか?って感じの。

ちゃんと車が通っている痕跡があるから安心して走れる林道。

f:id:edamame0416:20211215192820j:image
抜けると別の林道と繋がる。
よくある雰囲気いい林道だけど開ける場所はない、舗装綺麗、苔多め。

f:id:edamame0416:20211215192624j:image
f:id:edamame0416:20211215192626j:image
f:id:edamame0416:20211215192621j:image
f:id:edamame0416:20211215192629j:image
f:id:edamame0416:20211215192618j:image

 

 

#ロードバイク

#roadbike

#cyclingibaraki

期間限定イベント「ツール・ド・大子」コースを一足先に走ってきました!

どうも、篠です。

 

実は今年の6月に「いばらきサイクリングナビゲーター」に就任しました!✨

同じナビゲーターのtom's cyclingのお2人(YOPIさん&TOMIさん)、Moeさんと一緒に茨城県の魅力をどんどん発信していきます🚴‍♀️

 

 

今回紹介させて頂くのは、茨城県大子町で行われる予定の期間限定イベント、その名も

「ツール・ド・大子」

ツール・ド×大子~茨城県最高峰を目指せ~tour-de-nippon.jp

 

開催期間は10月1日~11月30日まで!

 

全部で2コース!

八溝山コース

f:id:edamame0416:20210930130340p:plain

②パノラマラインコース

f:id:edamame0416:20210930130254p:plain



 

参加費無料なのに!

片方完走で限定オリジナル手ぬぐい

両方完走した方には「坂好きの盃(さかずき)」

という素晴らしい記念品が送られます✨

登り好きの方には刺さるのでは?😙

(ちなみにお酒飲めない自分は醤油皿として使ってますw)

 

 

今回の記事は先日1泊2日でツール・ド・大子のコースをひと足先に満喫してきたことを綴りたいと思います!

 

 

1日目は八溝山コーススペシャルゲスト宇都宮ブリッツェン所属の及川一総選手と一緒に走りました!

その時のYouTube動画はこちら

⤵︎ ⤵︎


www.youtube.com

 

翌日は1人で②パノラマラインコースへ🚵‍♀️

大子温泉やみぞに1泊しましたが、室内の会議室に自転車をそのまま保管できるので、サイクリストに優しい宿泊施設でした!✨

f:id:edamame0416:20210930115006j:image

f:id:edamame0416:20210930114253j:image
f:id:edamame0416:20210930114345j:image

 

いざ、2日目スタート

コースのスタート地点道の駅奥久慈だいご

から4kmほどで最初の登りアップルライン
f:id:edamame0416:20210930114233j:image
f:id:edamame0416:20210930114327j:image

道が広々としていて舗装もとても綺麗なのに交通量ほとんどなく、約9km続く最高のサイクリングロードです。

ちなみに入口からいきなり10%超えの勾配が来ます笑
f:id:edamame0416:20210930114256j:image
f:id:edamame0416:20210930114221j:image

f:id:edamame0416:20210930114301j:image

最初のチェックポイントとなるファミリーマートJA常陸奥久慈店茨城県で初めて直売所とコンビニが一体となった店舗らしい!

お店の外にテーブルベンチあるので、ライド中の休憩の場所にはぴったり。
f:id:edamame0416:20210930114323j:image

今回はここで地元産の桃をGETして丸かじり😙

ライド中のフルーツは染み渡ります!
f:id:edamame0416:20210930114231j:image

f:id:edamame0416:20210930114208j:image

 

さて、ここからが本格的な登り。

林道滝の沢線から奥久慈パノラマライン
f:id:edamame0416:20210930114243j:image
f:id:edamame0416:20210930114332j:image

奥久慈パノラマラインの支線ですが、

短い登りながらも、本線に繋がる直前で最大勾配23%と、なかなかパンチのある坂です👍
f:id:edamame0416:20210930114337j:image
f:id:edamame0416:20210930114358j:image

奥久慈パノラマラインに入ってからは約13kmほどアップダウンの林道が待ち受けています。

 

途中では男体山をバックに走れるダイナミックな区間も楽しめます🙌
f:id:edamame0416:20210930114218j:image
f:id:edamame0416:20210930114340j:image
f:id:edamame0416:20210930114329j:image

林道の出口はこんな感じですよ🙌
f:id:edamame0416:20210930114335j:image

 

さて、林道抜けたぞー!と思うのもまだ早い…

県道に戻ってもギリギリ一車線の雰囲気いいの道がしばらく続きます。

f:id:edamame0416:20210930114259j:image

林道抜けて10kmほど走れば

次のチェックポイントブルーベリーフレンドファームに到着!
f:id:edamame0416:20210930114318j:image

3000本のブルーベリーを育てる立派な農園です!

農園併設カフェでは自家製ブルーベリーを使用した絶品スイーツが楽しめます✨

この日はブルーベリーチーズケーキと
f:id:edamame0416:20210930114206j:image

濃厚ブルーベリースムージーを頂きました!
f:id:edamame0416:20210930114238j:image

ブルーベリー畑を眺めながら食べるスイーツは別格😙
f:id:edamame0416:20210930114313j:image

 

次のチェックポイント竜神大吊橋までは約21km。
f:id:edamame0416:20210930114350j:image
f:id:edamame0416:20210930114241j:image

こういう里山風景に癒されますね。
f:id:edamame0416:20210930114158j:image

道沿いにイノシシのオブジェがありました。
f:id:edamame0416:20210930114156j:image

こんな感じの小さな登りを何個か繋いでいきます。
f:id:edamame0416:20210930114321j:image
f:id:edamame0416:20210930114311j:image
f:id:edamame0416:20210930114236j:image

竜神大吊橋までの登りも1.5km10%ほどと結構いい坂ですが、最後のカーブを曲がってこの大吊橋が目に飛び込んできた時のインパクトはすごいです。

ちなみにここではバンジージャンプもできるので、興味のある方是非🤣
f:id:edamame0416:20210930114355j:image
f:id:edamame0416:20210930114225j:image

お昼ご飯は竜神大吊橋の2Fにあるレストラン森の風。

ここのざるそばはそばの味がしっかりしていて麺もコシがある絶品なので是非一度食べてみて欲しい。
f:id:edamame0416:20210930114251j:image
f:id:edamame0416:20210930114342j:image

 

さて、お腹も満たしたことだし、

午後からは本日一番長い登り、武生林道(奥久慈グリーンライン)

f:id:edamame0416:20210930114213j:image
f:id:edamame0416:20210930114211j:image

チェックポイントの奥久慈見晴らし台まで10km、600mupとかなりがっつりの登り。

最初の3kmは平均10%ほどあるので、

前半がきつい系です🙌
f:id:edamame0416:20210930114223j:image
f:id:edamame0416:20210930114228j:image
f:id:edamame0416:20210930114303j:image

f:id:edamame0416:20210930114306j:image

切通を抜けた後に左手側一面広がる青空や、少し下った後に現れるワイディングロードが最高に綺麗で、大子町の中でもとてもお気に入りの道です!
f:id:edamame0416:20210930114203j:image
f:id:edamame0416:20210930114246j:image
f:id:edamame0416:20210930114215j:image
f:id:edamame0416:20210930114316j:image

 

日本三大名瀑のひとつで、奥久慈最大の観光スポット袋田の滝や、築40年の民家をリノベーションした里山のリゾートカフェ・ゲストハウス咲くカフェもコースのチェックポイントになっています✨
f:id:edamame0416:20210930114353j:image
f:id:edamame0416:20210930114201j:image

道の駅奥久慈大子に戻ってくると、

ちょうど95km、2000m upと、そこそこ獲得標高のコスパがよいコースではないでしょうか。😎

 

茨城県の山でいうと、ついつい筑波山で止まってしまいますが、実はさらに北上するとよりマニアックな、素敵な道が沢山待ち受けています。

日帰りライドには勿体ないぐらいの地域なので、興味のある方ぜひこのイベントを機に1泊2日で楽しまれてはいかがでしょうか🙌

tour-de-nippon.jp

磐梯吾妻スカイラインヒルクライム2021を振り返る

どうも、篠です。

今回の更新は7月3~4日に渡って、福島で開催された磐梯吾妻スカイラインヒルクライムの振り返りです。

f:id:edamame0416:20210707160939j:image

磐梯吾妻スカイラインヒルクライムとは?

2Dayヒルクライムレース。(一日だけ参加でも可)

グロスタイム計測で2日間の合計タイムで競う。

 

1日目は高湯側は14km、800m up。
急勾配と緩斜面が繰り返されるコースで、ラスト3kmでは浄土平の絶景が眺められる。

 

2日目の土湯側32km、1200m up。
恐らく現時点で日本のヒルクライムレースの中では最長距離ではないでしょうか?
純粋なヒルクライムではなく、比較的に緩やかな林道で一気に700mした後、ロードレースのような平坦とアップダウンが繰り返されるテクニカルなコース。

f:id:edamame0416:20210707085604j:image

第2戦 磐梯吾妻スカイラインHC – ツール・ド・ふくしま

 

 

浄土平(磐梯吾妻スカイライン)は年に1回は必ず走りに行くほど大好きな絶景コースです。

乗鞍までレースの予定を入れなかったので、富士ヒルの後は一度落としてサイクリングモードに切り替えていましたが、有難いことに今回のレースへの招待を頂きました。

f:id:edamame0416:20210707145229j:image
f:id:edamame0416:20210707145233j:image

そんな有名な観光道路を交通規制して開催まで持ち込めた主催には頭が上がりません。

実際このコースを速く?登ろうとするのは初めてなので、レース走るまではドキドキワクワクでした。

 

 

準備

富士ヒル前後の調整もあり、終わったあと追い込んだ走りはほとんどやめてたから、6月は今年で走行時間が一番少ない月。富士ヒルの時ほどいいパフォーマンスは出せない予想だけど、出るからには今の全力を出すつもりで臨みました。

体重は49kg、土日とレースがあるので、水曜にクリスクロスのワークアウトで40分で刺激入れ、木曜はL1三本ローラー40分、金曜フルレストでレース当日を迎えました。

 

7/3の朝6時に輪メンバーと池袋集合で車移動。

今回はタブチンが映像担当、Nobさんが写真担当でバイクからレースを撮影してくれる!🤩

私とにっしーは全力で走るだけ(笑)

 

レース本番

女子カテゴリーはコスプレカテゴリーと同時スタート。

よーいドンのグロスタイム計測。

 

女子カテゴリーは単独TTになりがちなので、言うほどの展開はなく…簡潔に日にちごとに書きます。

 

1日目

f:id:edamame0416:20210707162308j:image

コスプレカテゴリーの優勝者のスタートダッシュを追いかけて飛び出したら最初の3分で無酸素ほぼ使い切ってしまった😅

おかげで完全に集団から抜け出した。せっかくレースだからいつもと違う走り方をしたかったけど、このコースは1人だとどうしてもTTになってしまう。

霧の中を登り続けたのもあり、残り3kmで一気に晴れた時は興奮して結構はしゃいじゃった…

f:id:edamame0416:20210707162809j:image

いろんな要素が重なって、下り区間は思うようにスピード乗せられなかったのが心残り…

ラストの折り返しから余力を振り絞ってゴール。

f:id:edamame0416:20210707152409j:image
f:id:edamame0416:20210707152412j:image

データは43:12、NP217w、心拍174、ケイデンス82

f:id:edamame0416:20210707160616j:image
f:id:edamame0416:20210707160612j:image
f:id:edamame0416:20210707160608j:image

夜は福島の美味しいラーメン食べて温泉入って24時前に就寝。

 

2日目

スタートが鳴って間違えて爪先でペダルを蹴ってくるくる…クリートキャッチ失敗…後ろの方迷惑かけてしまって本当に申し訳ありませんでした。すぐに気持ち切り替えて、復帰…みんな笑って許してくれる優しさ🥲

 

長丁場なので、一緒に走ろうとみっつーと話してた。しばらく一緒に走って、アスリートのハシケンさんがトレインに加わって4人に?なったかな?

2日目はほぼコスプレカテゴリーのクマさんと一緒に走った気がする…

小雨と霧でアイウェア曇りすぎて後ろを見る余裕がなく、一回目の林道区間を抜けた時にはクマさんと2人になっていた。

f:id:edamame0416:20210707160814j:image

一日目と違って緩斜面区間も長く、速い集団に抜かれる度に風に吸い寄せられる程ドラフティング効果を体感できた。

自分の限界に挑んで途中速いトレインに何度もしがみつこうとしましたが、死に切らないところで切り上げて降りるの繰り返し。🙂

 

とにかく長くて全部で1時間21分かかったけど、テンポペースで登りながら体を回復させる感覚が少し掴めた気がする。この日は踏みっぱなしよりいかに上手くサボって最後まで持たせることを試してみた。

 

データ見返して

何度かトレインにしがみつこうとブリッジかけたり踏ん張ったりした結果、最初の1時間だけでTSS92超えてた。限界突破ぐらいの数値。

でも後半の緩斜面とアップダウン走っているうちに体が回復していくからラストも踏ん張れたから、どの辺まで踏み切っていいか掴めなかったし、そもそも全力を出したあとさらにしがみつく意地が足りないとも思った。これはレースを走るにあたって致命的に足りないところ。

結果的には1時間21分NP200w、IF0.92と、登り下り込みでこれぐらいだからある意味数値を更新した程出し切った日。でも1時間20分切れなかったのは中タレした心の弱さからだと思う。体の使い方や呼吸などもっと工夫すれば持ち堪えられた時間だ。

f:id:edamame0416:20210707160848j:image

客観的に見てもコーナーなり登り返しの繋げ方や緩斜面のスピードの乗せ方が昔と比にならないほどよくなってきた。それに比べて急斜面は気持ちの弱さなのか数値的には良くなっているけれどパッとしない…ここ1,2年はロードレース寄りのコースを走るようになったからか、コースは完全に2日目の方が楽しかったからもはやクライマーなのかすら怪しい…(ちなみに遺伝子はスプリンターらしい、絶対ウソ)

自転車の乗り方、体の使い方は試行錯誤した分だけちゃんと自分に返ってくるから、これからも沢山考えながら乗っていきたいと思った。😃

コツコツと積み重ねていく。

 

 

レース結果は総合優勝でした。

f:id:edamame0416:20210707161842j:image

f:id:edamame0416:20210707161124j:image
f:id:edamame0416:20210707161128j:image

両日とも立派なトロフィーとメダルを頂きました。

総合優勝にはジャージとこけしちゃん。

来年の2回目の招待も頂きました。

本当にありがとうございます。

 

2日間走り切った感想…

2Dayヒルクライムはステージレースのようにゲーム性も高く、色んな楽しみ方ができるので、是非みんなにオススメしたいと思いました。
最高に楽しいコースなので、参加者がもっともっと増えればさらに違う展開もあって、より楽しいレースになっていくかなと思います。

興味ある方、是非来年参加をご検討ください🙌

f:id:edamame0416:20210707162610j:image

 

使用機材

フレーム:lapierre Xelius SL ultimate

コンポ:デュラエースDi2

ギア:50-34t、11-30t

ホイール:LUN HYPER

ペダル:デュラエース

サドル:S-works ROMIN EVO

シートポスト:ワンバイエスマガタマ

ハンドル:ワンバイエスカーボン

ブラケットカバー:SHAKES

ウェア:ASSOS

アイウェア:ALBAOPTICS STRATOS

シューズ:LAKE CX332

インソール:SOLESTAR CONTROL(www.rgtenterprises.com)

#solestarjapan

 

サイクルジャンボリー袖ヶ浦第1回. 3時間エンデューロソロレポート

どうも、篠です。

今回の更新は6/20に開催されたサイクルジャンボリー袖ヶ浦レポートになります。

f:id:edamame0416:20210621190036j:image

サイクルジャンボリーとはなんぞや?と思う方も沢山いらっしゃるでしょう…

HP

サイクルジャンボリーとは – サイクルジャンボリー 袖ケ浦

実はつい今年立ち上がった新しい市民参加型のイベントシリーズ!

このプロジェクトを企画するのは、元選手をはじめ、自転車ライターなど、多様な人材で構成する企画者集団です。

 

企画メンバーはこんな感じ😎

私は企画アドバイザーとして参加させていただいております。

サイクルジャンボリー企画メンバー紹介 – サイクルジャンボリー 袖ケ浦

 

サイクルジャンボリーはエントリーユーザーから経験者まで楽しめるイベントを目指して、サイクルイベントを通じて様々な自転車の楽しみ方とチャレンジ体験を提供していきます👍

 

その初回が袖ヶ浦フォレストレースウェイで開催されました。

 

当日

朝6時前に会場入り、各レース終了後にMCの日向さんと一緒に表彰式のプレゼンターを務めさせていただきました。

午後はゲストライダーとして3時間エンデューロをフルで出走しました。

今回はゲストライダーなので、計測チップなしで名前もリザルトに残りません🙌

 

午前中のすっきりしない霧雨も昼過ぎには止み、昼過ぎには青空まで見えた好天に変わりました。

 

実はソロエンデューロをしっかり走るのは今回で2回目。

前回は去年の11月28日の袖ヶ浦ウィンターサイクルマラソン100km。

その時はスタートが後方で気がつけば先頭集団に置いていかれて、あとは第2?3?集団の前方近くを走り続けたので、2時間48分ほどのほぼ持久走で終わりました。

完走したのは嬉しかったのですが、経験の浅さからあまり思い切った動きができず、エンデューロらしい走りもできなかったので、とてももやもやが残るレースでした。

 

今回は路面ウエットから始まるというのもあり、「安全第一、落車しない」ことを大前提に、

前回はスタートと同時に振り落とされた「先頭集団にできるだけついていく」ことを目標にしてみました。

 

GoProをつけて、「私が先頭集団からちぎれるまで」というネタ動画を撮る為でもありました。😗

 

 

前回の教訓を得て、スタートでは4列目ぐらいの位置に並びました。隣には女子チームで参加のyukoさんが!

すごく緊張していたのでスタート前に少しお話できたおかげで気が紛れました。🥺

 

 

いざ、スタート

感想はですね…

とにかく最初の1時間が鬼きつかったです。

エンデューロのメイン集団について行きたかったら最初の1周我慢すればあとは楽って言ってたの誰だよ!?

足がないマンはめっちゃ恨みましたよ。🤣

 

そして、先頭集団なら1時間でちぎれるであろうと予想していたものの、運よく?悪く?1時間以上走り続けられたからGoProメモリー終了の悲劇(:3_ヽ)_

 

心拍グラフ見てお察しの通り、最初の8周ぐらいが地獄。

f:id:edamame0416:20210621172138j:image

1時間経過のとき正直もう足バキバキで、ガーミン見てまだ2時間もあるんか……と絶望しかけたのははっきり覚えている。😇

 

走りながらでも痛感したのは、位置取りが絶望的に下手。

そして同じ大集団で何十人いても周りにいるのは大抵同じメンツだということにも気が付いた。

インターバルかかる箇所で必死に踏んで前に上がっても、しばらくしたらまた同じ人が近くに戻っているのがほとんど。

もしかしてそこまで踏まなくていいところでかなり足を使ていたのかと走りながら反省の嵐…でも分かっていてもすぐにどうにかできる訳ではない😇

幸いエンデューロはインターバルがかかる箇所が決まっているから、とにかく周ごとに走り方を少しずつ修正して、周りをよりよく見て真似し続けた。

 

途中からラインの選択や回し方次第で最初は10秒踏み続けたコーナーの立ち上がりもほんの3~5秒耐えればドラフティング圏内に入れた。

f:id:edamame0416:20210621190102j:image

1時間半経過で集団のペースが落ち着き、何周かは平和になったので2時間まではあっという間だった。

 

輪の網野とRXの松尾さんとしょっとこが同じ集団にいたのもありますが、

正直挫けずに頑張り続けた理由は同じく女性の金子さん、はるこさん、さやさんもずっと同じ集団いたからだ。

マジかよ…この強度の集団についていける女性が何人もいるとかエンデューロ界隈ヤバい!と、

初めてメイン集団を経験する私は素直に思いました。😂

 

はるこさんのことはYOPIさんから「エンデューロレースではずっと先頭集団についていけるすごい人」と聞いていたから、集団にいる時もずっと後ろから眺めていたけど、本当にめちゃくちゃいい位置にずっと居続けている。

積極的に動く場所ではないけど、安定に走り続けられる位置?

あの場所に居られたらもっと楽に走れるだろう…と思っていても、走っている最中は自分から、そこまで上がるすべがなかった。

圧倒的な経験と器量の差を突きつけられた。本当に尊敬。

 

さやさんは前に一緒にライドしたことがあったけど、とにかくパワフルという印象だった。

エンデューロレースではとてもスマートな走りをすると思った。踏むところは踏んで抜くところはちゃんと抜く、そして意図的に自分のいる位置を変え続けている。

 

同じ集団なので、2人の後ろになることもあるから、後ろにいる時は同じラインを通ってみたり、同じタイミングでクランクを回し始めるなどいろいろ試してみた。

 

2時間経過あたりから集団がちょっとしたペースアップ。

 

基本的ホームストレートで集団まとめて補給とることが多かったので、ラストのコーナーのインターバルさえついて行けばホームストレートはほぼ足止めていいぐらいのゆるゆるペースだったのに、この周はその減速がなかったのだ。

 

そのためか、ホームストレート手前20mでギリギリでついていけていた人が切れて、あっという間に自分のいるトレインがメイン集団と10mほど離れた。

 

私の先頭集団チャレンジもここまでか……との考えが一瞬頭を過ぎったけど、いや、次の下りまで追いつけばワンチャンいける!

と謎の自信が湧いた。🤦‍♀️

 

実際追いつけなかったら潔くちぎれようと思っていたんだ。

でも無我夢中で踏んでたら気がついたら集団に復帰してて、まだ地獄が続くと悲鳴をあげそうになった…こんな矛盾な気持ちでレース走ったの初めてだよ…😵

 

その次のペースアップもホームストレート手前だったが、そこではるこさんの前が中切れしそうになったのが見えて、後ろ確認してブリッジをかけた。

今回の収穫は中切れの察知能力が上がったことかもしれない。

実際大きな中切れを全部で三度埋めてかなり足を使ったけど、振り返ってみれば今の自分にはそれが最適解だったと思う。

 

誰かが埋めてくれるのを期待していると、誰も来なかったりとか絶対あるし、そもそも中切れが起きる位置にいた自分がよくないから、人に頼らずに自分どうにかできた経験は少し自信に繋がった。

 

中盤以降もう全身やばいから、疲れていない箇所を転々と変えて走り続けて、とにかく体の軸から動かすことを意識して何とか瞬間的に高いパワーのインターバルに耐えられ続けた。

こんなの普段のライドでは絶対無理だわ…

 

2時間48分経過ぐらいから、もうそろそろ終わる…やったー!!!と喜ぶより先に集団が強烈なペースアップ。😇

 

話によるとラスト3周は46km/hだったらしい。

120kmそれなりの強度で走ってきた後にこれとか狂ってやがる。

さらに3ヒートレース出てこの3時間走ってる奴らは全員変態だわ。と思った(褒め言葉)

 

周ごとにちぎれそうになるのを必死についてって、追いつくと集団の中に金子さんがいて、美しいフォームで走り続けているのが見えたから頑張れた。こっちはずっと虫の息だった。😭

 

最終周のラストコーナーをクリアしてゴールに向かって全員スプリントかけている時に斜め前で落車が起きたけれど、早めに見えたから回避して無事ゴールを迎えた。

 

最初は大勢いたメイン集団はサバイバルゲームみたいにどんどん人が減っていって、最後にゴールした時3時間ソロは自分含めて12人しか残っていなかった。生き残ったのが奇跡みたい…

 

ほんと、やり切った!!!!!!!

3時間辛すぎたけど楽しかった!!😭

 

ゴール後流しながら最初に会話した人が男子ソロ3位だったという衝撃な事実。

今回もリザルトに載ってたらもしかしたらシングルだったかな…んなバナナ😂

f:id:edamame0416:20210621190133j:image

 

あとからデータ見たらびっくり、

人生初の3時間、129km、42.6km/h

これはしんどい訳だ…

f:id:edamame0416:20210621184115j:image

地獄のようなパワーデータ

平均パワー149w、NP180w、最大パワー529w。(伸び代しかない)

パワーで押し切ったけど、内容的には散々だったので改善の余地大。

f:id:edamame0416:20210621184637j:image

 

走り終えて、

自分含めて、ヒルクライムメインの人はサボるのが苦手だなあと思いました…

特にサボってなんぼのエンデューロは走るだけですごい為になります。
集団の後方にぶら下がっていた時間が長かったからもっと効率よく楽に同じスピードで走れたと思うと、エンデューロめちゃくちゃ奥深くて楽しいですよね…

 

踏むところちゃんと踏まないとそこで終了だから思い切りの良さと判断力が求められる。そう考えるとひたすらマイペースのヒルクラTTとは完全に別物で楽し過ぎました。

 

あと意外と自分がイメージしている限界は本当の限界の遥か手前にあったかもしれない。

走りながらいろんな方法で延命処置できる…

これも実際本気で長時間粘らないと分からないことだから、そういう意味でもレースに出るのはとても楽しいことだなあと思いました。

 

ここ2年ぐらい、ヒルクライムだけ走っていた自分が新しいことに触れてどんどん違う楽しさを感じ取れるようになったのがとても感慨深い。

レースだけでもこれだけ違うから、本当に自転車はいろんな楽しみ方があります。

 

やっぱり欲張りだから全部遊べるようになりたい!マイペースに、もっと楽しく自転車に乗れるように頑張ろうと改めて思えた日でした!💪🏻( ¨̮ 💪🏻)

 

 

企画側なので企画したからには自分で走っておかないと参加者の気持ちも分からないよね、と思って走りましたが、

本音を言うと「3時間鬼辛かったです!😂」

次からエントリーユーザーでも参加しやすい1時間エンデューロカテゴリーを増やせたらと思います😌

 

 

ここまで長文をお読み頂きありがとうございました。

 

 

PS

憧れの金子広美さんにもお会いできて話もできて、同じ集団で走れたのが本当に最高に有り難い経験でした!オリンピック頑張ってください!超応援しております!😭

f:id:edamame0416:20210621190350j:image

富士ヒル2021レースレポート

どうも、篠です。

今回の更新は6/6に開催されたMt.富士ヒルクライムのレースレポートになります。

f:id:edamame0416:20210606233908j:image

今回の出走カテゴリーは年代別女子19~34歳。

何故選抜にいないの?って色んな方に聞かれましたが!実は本当にしようもない理由で…

古いアカウント(漢字の名前?おそらく誰も読めない)でエントリーした上、選抜希望のチェック入れ忘れたうっかりミス…エントリー票ネット通知届いた頃に気が付きました;

 

元々5~6月にかけて海外に行く予定を入れていましたが、コロナ禍で延期となった為富士ヒルに滑り込みエントリーした経緯もあります。

体とベース作りの年だと割り切っていたので、気負わずにただ自分の過去のタイムに挑むにはある意味年代別がちょうどよかったと内心ほっとした自分もいました。

 

 

準備期間

ハルヒルとの間隔が近かったので、一度ハルヒルに合わせていたのを一度落としてまた6月頭に合わせて上げる…初めての経験でしたが何とか成功?5月後半調子どん底で、神経痛絡みでもすごく苦しい期間もあったが、ケアと対策で無事脱出。

 

試走は2回。

両方とも単独で走りました。

料金所から

5月18日 1:15:35 

5月30日 1:15:04

一度目は地力を把握するためで、二度目は少し余裕残しつつ走って感覚を掴みコースを覚えるための試走でした。

最後の試走ではあえて出し切らなかったです。本番に取っておきました。

 

調整

過去にレースに出る度に過度に緊張する節があったので、今回は普段の生活ルーティンを保ちつつ、「いつも通り」の走りを目指す。

 

ラスト1週間は疲労抜きメイン。

日曜日 試走+ふじてん

月曜日 大峠から帰宅110km、2100↑

火曜日 レスト

水曜日 あさめし練1時間高強度(L4~L6均等に刺激入れ)

木曜日 53kmサイクリング+1時間三本ローラー(LSD)

金曜日 フルレスト

土曜日 ドギーパークから受付会場まで走って帰りに徐々に上げていく7分だけ。

 

食事面

体重は極端に減らすことなく、2週間前から炭水化物3分の2にして、1週間前から食後のデザートを我慢。(ストイックな方々と比べたらミジンコ程度の努力で恥ずかしい…)

3日前から毎日2L必ず水を飲むようにしていました。(ウォーターローディング)

2日前から炭水化物もりもりに戻します。

 

結果的に当日の朝の体重は48.5~49kgに落ち着きました。

バイク重量6.98kg、サイコンとボトルつけるた状態で7.5kg。

身長162cmなので、クライマーにしては重たい方でしたが、ここ半年間はこの体重が一番調子がよかったから上手く合わせられたと思います。

 

 

出走前

朝4時10分起き、4時30分までに朝ごはん済ませて身支度→移動。

5時半にはドギーパーク駐車場に到着。

 

はらいちさん、しょっとことドギーパークの近くの坂で実走ウォーミングアップ。

体重だけでペダリングしてL3~L4上限まで10分かけて上げる。心拍が170超えるまで強度上げてから一度落として、1分後にもう一度心拍170まで上げる。

その後流して駐車場に戻る。

約20分でした。

用意済ませて会場まではかなり軽めに流すイメージでした。

足は軽いし心肺もそれほど苦しくない、すごくいい感覚でした。

 

本番

しょっとこも一緒にエントリーしているけれど、今回は見守り役?本調子じゃないしタイム更新狙えないからゴールして下山荷物運びやるよって言ってくれた(-人-)

 

( ´ー`)「まあ、全部引いてやるっつーてもペース文句言われるし自分の力で走ったタイムじゃないと納得いかないだろうから10m離れた後ろから見てるよ。」

 

(˙꒳​˙ )「うむ、よろしい!」

 

だいぶ私の扱い方心得ているしょっとこであった。😌

 

元々フリーで第5ウェーブスタート予定でしたが、前夜に4月のフレッシュで御一緒させて頂いた大阪のモニグラさんがちょうど同じウェーブにいると知って、連絡取り合ってトレイン組むになりました。

拾っていただきありがとうございます!

計測地点に移動する間にモニグラさんの第4ウェーブのお知り合い達とも合流できて、なんと7人前後の集団形成…うおお…実は集団で走ることは初めてだったのでテンション爆上がり🤩

 

リアルスタート

(レポートの半分は茶番です)

 

スタート前から決めていたのは経過タイムとアベレージしか見ないこと。

長丁場なので最後まで喋れる程度の余裕は残すように気をつけました。

心肺と疲労度でペース調整。

 

 

計測地点通過してまずはトレインの3番手にいたが、スタート直後の料金所の坂はかなり混雑していてペースぬるめ。

このまま後ろにいるよりも右から抜きつつ流れを借りた方がいいと思い、一度前に出る。

 

料金所までは先頭で通過してしばらくしてから第5ウェーブの黒いジャージの方が上がってきて、すごくいいペースだったので後ろにつかせて頂く。

 

データ

料金所~1合目は15:51、17.6km/h、210w

1合目~2合目9:50、20.9km/h、202w

 

正直……二合目までめっちゃキツかった😂

キツくて前の方に「このペース余裕ですか?」って聞いちゃったw 

「L3上限ですね」って言われて( 'ω')ヒェッ

 

シルバーペースは2合目までアベレージ18.2km/hあれば十分だから、不安になってパッとサイコン見た時、19.2km/hって表示が出てた…( 'ω')ふぁっ!?

 

間違いなくシルバー狙いではオーバーペース。

このまま行くと4合目以降死体と化す未来が見える……けど、どこまで耐えられるか試してみたくなった。ちょっとした冒険。

 

料金所以降ほぼトレインの2、3番手固定で走り続けた。

 

データ

2合目~3合目 10:57、20.3km/h、180w

3合目〜大沢駐車場 13:40、19.9km/h、191w

 

2合目以降はペース落ち着いてきた感じ…タレるというより1回回復期間に入ったかな…最終的に大沢以降盛り返したから結果オーライ。

 

 

集団で進みつつ、第4ウェーブからこぼれてきた方に全員声かけていって、「入れる方後ろ入ってください!一緒に行こー!」

 

足が回らない時は口がよく回る。

 

三合目でMIVROの方と喋ってて

m「キツいっすね…」

私「私もめちゃくちゃキツいっすよ😂でも今日はゆるポタしに来たんじゃない!頑張ろ!!」

m「wwwwww」

 

そんなこんなんでめちゃくちゃしんどいながら笑顔が絶えないトレインであった\(* ¨̮*)/\(*¨̮ *)/

 

先頭変わってくれた方が出る度に

「男前っ!」

「ヒューっ!!」

ってみんなでゼーハーしながら野次飛ばしたりしてさ…

 

「うおおお!!」

うまく乗せる方もだしとうまく乗せられてる方も満更でもなかったw😌

 

そんなことしてたら、いつの間にもう大沢駐車場まで着いてしまった。

「えっ、もう大沢!?早くない!?」

って素で声出てしまった。

ラップから52分ぐらいしか経ってない。

 

「待てよ……もしかなくてもこのトレイン70分切りイける!」

 

まじ?

 

 

「いや……だって、こっから20分かからないでしょ???」

 

途端に全員の士気MAXに

 

「 ここからどんなに垂れてもシルバーっすよ!

タレずに最後まで行けばワンチャン70分切り…!いけるところまでいこうぜ!」

 

足が回らない時は口がよく回る。(2回目)

2合目までのハイペースから少しずつ回復させたけれどやはりかなり限界っぽくて右ふくらはぎが怪しい感じ。

 

そこからはもう、

みんなのかけ声が変わった。

片っ端から単独の方に声かけて。

「70分切りトレイン!乗ってけ-!乗ってけ-!」

市場かな😂

後ろ振り向いてないけど、話聞くとどんどん勢力拡大してって多い時は2、30人規模ぐらいはいたらしい…それは体感めちゃくちゃ早く進む訳だ…

 

大沢以降はできるだけ足を使わずに早くゴールしたいので、恐れ多いながら集団のペースの上げ下げは任せてもらえた。

相変わらず先頭にはなかなか出られないけど2番手キープ。

急勾配で「抑えて!」「次のカーブ曲がったら緩くなるからアウター入れて回していこう!」

って叫んでたら

後ろから

「スゲー!このトレインナビ付きじゃん!」

 

カッコつけて頭を指さしながら

「コース全部覚えてますぜ😎」

ってドヤったけど吹き出しそうになった…

みんなノリ良すぎて本当に精神的にも助かった😌

 

フラット直前の奥庭は抑えつつダンシングで上がって

奥庭のデータ

2:06、19.8km/h、203w

 

そのまま先頭でフラット区間に突入。

 

凄まじい追い風だけど、私パワーでは集団の速度を上げられないので、20mほど進んでから「平地強い人ーっ!!」って声かけたら後ろから上がってきてくださいました!

神!

 

200mほど進んだあと、まさかのスタートからほぼ存在感を消していたしょっとこが前に出た(笑)

 

「最後の平地だけ引くぜ!😎」

 

おそらくこの一瞬だけトレイン全員ぐでたまが神に見えたのでは無いだろうか…😌

 

おかげさまで平地区間

データ

2:37、39.6km/h、171w

超絶いいペースだった。

下山待機で名前を呼んでくれた知り合いはいたけど通過一瞬だったから全然見る余裕がなかった…😂

 

吊りそうな右ふくらはぎを落ち着かせながら平地区間やり過ごしてラストの坂はスプリントする余力なくゴール

ラストスプリントデータ

1:44、21.6km/h、233w

 

大沢駐車場~ゴールまでのデータ

17:00、23.8km/h、190w

 

 

ゴールして、ラップを切ったら1時間9分前半と出てて、思わず一緒にゴールしたトレイン仲間と顔見合せた。

え、まじ?70分切った…??

 

共にしたお2人が肘を出してくれたところに思いっきり自分のを合わせた。

ヒルクライムレースで初対面の方とこんな熱いやり取り…

よく映画で見るかっこいいやつまさか自分がやる日が来るとは思わなかった……

最高にやり切った感に浸ったのさ…

 

 

富士ヒル過去4度出ましたが、今回は初めて集団の利を存分体験できた日で、

積極的に動いて周りと連携したり、個人TTの踏みっぱなしではなく人のペースに合わせて踏んだり抜いたり、しんどくなった時に延命処置を考えたり……

本番ならではのことが沢山できて、

とても貴重な経験になりました。

もっと何ができたとかはまったくなくて、今の全力を出し切れた日でした。

喋り続けましたが、後ちょっとでも欲張れば最後の坂で足つっていたぐらい必死でした。😂

 

御一緒してくださった方々、本当にありがとうございました!

ナイスファイトでした!

 

結果

年代別1位、速報では16秒、正式リザルトは

1時間9分15秒でした。

f:id:edamame0416:20210606234447j:image
f:id:edamame0416:20210606234451j:image

2年前故障した年の1時間17分19秒から約8分自己ベスト更新できました。

自転車乗りで神経痛に悩まされる方は一定数いらっしゃるので、少し書きます…

約2年間いろいろ試行錯誤しながらやってきて、まだまだ先が長そうですが、弱い所を理解して改善に向けてやったきたことが無駄ではないと今日分りました。時間かかるかもしれませんが、自分と向き合った分ちゃんと返ってきます。

色んなアプローチの仕方があるので、壁にぶち当たった時色んなこと試してみると新しい発見があるかもしれません(人によりますが、引き出しが増えると思いました。)

当初すべて崩れた時は今まで当たり前にできていたことができなくなって、積み重なってきたものが無になったのではないかと絶望しかけましたが、今回の富士ヒルで少しだけ自分を信じて続けていける勇気をもらえました。

もう少し地力つけて次は対人戦も楽しめるようになりたいと思いました。来年こそ…

 

 

それと!

今回の富士ヒルSNS繋がりでもリアルでも知り合いのみんなそれぞれ目標達成して、自分のことのように嬉しかったです。

リアルスタート前にうめちゃんが高台から応援してくれたのもすごく嬉しかった…!

会場でも道中も知り合いにいっぱい逢えましたし…

大きなイベントに参加するのは本当に久しぶりな気がしますから、なんだか泣きそうになりました。

富士ヒルはやっぱり最高のお祭りです。😌

 

大変な御時世で対策をしっかり取ってイベント開催してくださった運営の方々、本当にありがとうございました。

 

 

参考までに今回のパワーデータ

料金所からのセグメント。
単独で2回試走した時と、本番。
本番は流れで踏んだり緩めたりして結果PWR4.0ぐらい。
向かい風区間も3~4合目ぐらいしか無かったから、自分の出走時間は条件良かった気がします。

f:id:edamame0416:20210607095737j:image

 

 

 

使用機材

フレーム:lapierre Xelius SL ultimate

コンポ:デュラエースDi2

ギア:50-34t、11-30t

ホイール:LUN HYPER

ペダル:デュラエース

サドル:S-works ROMIN EVO

シートポスト:ワンバイエスマガタマ

ハンドル:ワンバイエスカーボン

ブラケットカバー:SHAKES

ウェア:ASSOS

アイウェア:ALBAOPTICS STRATOS

心拍センサー:AIRFIT

シューズ:LAKE CX332

インソール:SOLESTAR CONTROL(www.rgtenterprises.com)

#solestarjapan

f:id:edamame0416:20210606235332j:image