山は性癖です。

ヒルクライムは芸術、峠道はロマン。そんな人の日常。YouTubeに車載動画を上げております⇒https://www.youtube.com/channel/UC28MD_W9WmDCoetAcFCGpBg

知る人ぞ知る飯能のエモい林道「高畑線」

どうも、篠です。

今回の記事は探索ライドで見つけた最高にテンション上がる林道の話をしようと思います。

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長く走る気分ではないけどどこかを走りたい…でも明確な目的地も作りたくない…

そんな日にピッタリなのが探索ライド。

 

名栗方面は走り尽くしたので、今回はまだあまり走っていない西吾野付近の裏道を片っ端から登っていこうと思いました。

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東峠を越え、平坂飛村線で吾野駅付近に出て、国道299号線をしばらく北上したら、

西吾野駅の交差点が見えてきました。

信号で右折して西吾野駅に続く道に入ります。

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今回布教したい道はこちら

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林道 高畑線

 

地図から分かる通り、間は繋がっていませんが、吾野駅付近に登り口がある高山不動尊に続く林道の平行線上にある。

それもそうと、

実はこの高畑線は高畑集落に繋がる道であり、高山不動尊に続く登山口に登る道でもありました。

 

西吾野駅の川沿いの道を登り進むと、林道に曲がる分岐が見えてきます。

キャンプ場の看板が目印。

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ここからがスタートです。

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しばらくは5~8%の穏やかな登りが続きますが、左手側にあるキャンプ場を通り過ぎれば、

10%オーバーに突入。

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長いストレートの登りは左手側の木が伐採されたばかり。

森の中を突き進んでいるのに開放感が味わえます。

広々としているので写真からは斜度が伝わりませんが、この辺から10%~16%がしばらく続きます。
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路肩に横たわっているさびれた高山不動尊奥の院の道標がいい味を醸し出している…

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綺麗な九十九折

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木漏れ日が差す14%前後の登り

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ここまででもかなり満足度高め。

もうこの辺で終了かと思いきや、

とんだサプライズが私を待ち受けていました。


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待って、

なにこれ最高じゃん……

 

この道、今までノーマークだったのが信じられない。

 

まるでだまし絵のように道が交差されていますが、下から登ってくる場合、

この赤い橋が左手側に見えてきます。

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そう…既に約1.7km登り進んでいますが、

ここからが本番です。

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もう…ここからは絶賛しながら登りましたね。

山好き、坂好きのロマンが詰まってる。

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高山不動尊への登山口標識が見えたら終わりです。

飯能の激坂で言うと、

まず思い付くのは子の権現で、

その次が鳥居観音高山不動尊かと思いますが、

この坂は立ち位置的に子の権現と高山不動尊の間か、ちょい下?だと思います。

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地図上では高山不動尊と平行線上にありますが、高畑線は高山不動尊の約三分の一の距離で上昇量半分を登ることになるかな🤔

 

高山不動尊

5.6km、平均7.7%、上昇量433m

ラスト1.9km平均13.4%、最大勾配22%

 

に対し

 

高畑線は

2.1km、平均11.1%、上昇量238m

ラスト300m平均約18%、最大勾配約26%?(細かい九十九折でGPSが飛ぶので正確には測りきれませんでした)

 

少しだけ道荒れている区間がありますが、

距離は本当に短い上に、高山不動尊みたいに激しい勾配変化がないので、

とても良心的な激坂だと思います。

全人類におすすめしたい。

 

林道自体は行き止まりで、どこかに繋がっている訳では無いですが、

わずか2.1kmの登りでこんな坂とこんな森深い九十九折が観れるお手軽さは最高に推せる。

ここを目当てに行く価値すらある素敵な道なのです🚵‍♀️

 

興味ある方、是非行ってみてください。

 

ちなみに西吾野エリアは2019年台風19号の影響で通れない道がかなり多く、正丸に抜ける林道は今通行止め中で通れないです。

行かれる方は気をつけてください。

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以上、好きな道勝手に布教する巻でした。

大磯クリテ2020-2021、第2戦女子スポーツ参戦記

どうも、篠です。

今回の更新は大磯クリテ2020-2021 第2戦のレースレポートになります。

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自転車初めてから2度目のクリテリウムレース。

前回も同様去年3月の大磯でしたが、全く内容のないレースをしてしまいました。

その時の記事はこちら…;

初めて大磯クリテに参加した話 - 山は性癖です。

 

ここ一年半の間いろいろ模索して、フォームの改善、バイクコントロール、コーナーリングの練習など、このコースで現在どれぐらい走れるのか試すのが本当に楽しみでした。

レース前の試走は6周、コーナーの確認だけ。

 

レース本番

出走カテゴリーは女子スポーツ

出走者数6名。

第2戦の今回から

女子スポーツカテゴリーは10周→15周

周回数が増え、走りごたえアップ。

女子ビギナー同様最初の3周はローリングで4周目からリアルスタートです。

 

7周の女子ビギナー  15名と

全21名の同時スタートの混走。

 

スタートラインには前列にスポーツ組の6名で並びました。

 

最初の3周のローリングは様子見で後ろの方に位置取りました。

ローリング開始から前へ前へと上がっていく人が多かったから少し間隔空けて徐々に番手上げていき、リアルスタートでは集団の真ん中ぐらいへ。

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リアルスタート直後は一瞬かなりのハイペースになったけど、僅かな上げ下げだったので、そのまま真ん中キープ

1周目はアウトからS時コーナーに入って、小田原側のバックストレートで一気に前に出ようと思ったら、S字の出口でかなりイン側に押し寄せられて、目の前に赤いコーンがあった時は「終わった…」と本気で思った……;

スローモーションが流れた時

昨日柚子ジャム頂きに3UPに行った時、三上さんに教わったことを思い出した。

真正面からぶつからないように、

1回体重後ろに移動させて、とりあえずコーンの足に前輪乗せて超えてから、後輪飛ばしてみて何とか無事着地…前日MTB乗っておいてよかった……

 

おそらく今日のレースの中で一番心拍上がった瞬間。

 

間違いなくその時点でその場所にいたのが悪いから、バックストレートでちょっとかけて前へジャンプアップを試みるが、抜けられるラインが少ない…

許容範囲内のインターバルなのでしばらく続行するが、2周目のS字コーナー抜けた直後に先頭4人飛び出したのが見えた。

 

遠目からはスポーツかビギナーか見分けがつかなかったけど、直感でこれは追わないとダメなやつだった。

コーナー抜けた後に一気に追いつく。

データ見返したらこの辺は630w。

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すぐに小田原コーナーで先頭減速されたから足も心肺使わず追いつけた。

 

その時自分の後ろに1人が着いてきた気配があったけど、コーナー抜けたあとは私、太郎田さん、松本さん、ビギナーの小野さん?の4人集団に。

 

そこから2周4人でローテ回して、ビギナーゴールで小野さんが抜けて、3人で続行。

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3人になってからはここからどうしようかな…と考え始める。

ローテーション回っていたけど、気持ち多めに前にいた。

足は余裕あるからそのままのペースで続行しながら様子見。

女性同士でローテの経験あまりなかったからすっごく楽しかった…撮られた写真を見ると結構ニヤニヤしていた。

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そこからの時間の経過は自覚よりずっと速かった。

ローテ回る度にある程度の強度で走り続けているが、コーナーで離れることも無く、息遣い的に厳しい人もいない。

パッと残り周回数を見た時、「3」と表示されていた。

 

ぬくぬくローテ楽しんでいる場合ではない…

 

バックストレートで1回上げてみたけど後ろがきっちり着いてきて、そのまま残り2周に突入。

 

そこからスピード落としても、振り返ってもローテが回らなくなった。

今思えば、残り2周でガンガン行くべきだった。主導権握りに行かねば。

 

結局最終周に入る際も先頭で通過。

おそろく2人は自分よりスプリント力あるだろうから、賭けるならロングスプリント…

小田原コーナーの立ち上がりから少し踏んでみて振り返ったら、きっちり着いてきた。

 

このままゴール手前まで先頭で行ってからスプリントは100%まくられる。

とはいえ、この状況でもう一度やっても自分のスプリント力的には絶対的不利…

 

ダメ押しで一度落として横に並んだ。

それでも2人が前に出る気配がない

 

ゴール手前20mぐらいで太郎田さんが動いたタイミングを見計らってもう一回かけた。

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太郎田さんはやはり瞬発力があるから、バイク1台分飛び出たのが見えた時はもう無理かと思ったけど、案外そのまま伸びずゴール手前でかなり近い位置まで詰められた。

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その時点で松本さんも少し自分の前にいたから、ゴールライン直前で絞り出せる全力でもがいてみた。

太郎田さんには追いつけなかったけど、横目で2位通過できたのを確認できた。

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最終周のグラフ

ラスト2周は先頭でも自分のペースで走りやすかったから最後に2回絞り出せたと思う。
でも何もできなかった…

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走り終えて現時点の最善を尽くせたと思うと同時に、自分の足りないところもちゃんと見えてきた。

 

今回の15周が思ったよりずっと短かった。

心肺も足も全然余裕あったから、残り周回数をもっと気にしながら、早いタイミングで何回かペースアップぶっ込んで周りを削られたら、もっと自分に優位な展開に持っていけたのかな…とどうしても考えてしまう。

今回の温存具合は20周走るペースだった…

スプリントは一発がせいぜいだったけど、短い無酸素域や30秒前後の有酸素域ならいくらでもいけたから、決断が遅かった。

自分の脚質で残り2周で千切れなかった時点で負けだと悟った気持ちも走りに出てしまったね…

 

終わったあと、何人かに「逃げればよかったね」と言われ、

あのメンツで単独で逃げ切れる自信がなかった自分の心の弱さにも凹んだ…砕くか砕けるかの覚悟でいく勇気?がなかったのが情けない。

 

写真見返した時、思ったよりずっとバイク倒していたけれど、ちゃんと余裕もってコーナー進入していたから攻めている感覚はなかった。

ここはよかったけど、人の後ろにいる時、コーナー抜けてからの立ち上がりちょっと遅い気がした…この辺もまだまだ詰めていけそう。

 

リアルスタート後データ

18:20

36km/h

平均ケイデンス90

NP 207w

平均パワー 182w

最大パワー 653w

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去年と比べて、ちゃんと内容のあるレースができましたが、反省点の方がずっと多かった…

次はもっと楽しむ為の努力をしていきます。

 

 

今回の大磯クリテは知り合いも沢山参加されて、久しぶりにお会いできた方や初めてお話できた方も多くて楽しかったです。

声掛けてくださった方々も本当にありがとうございます。

ついつい長く立ち話をしてしまいました。

 

 

走り終わったあとはチップ回収手伝いしつつ、ゴールライン前から観戦していましたが、エリートクラスめちゃくちゃ熱かった……

見ているだけでもめちゃくちゃ勉強になるからクリテ観戦、楽しすぎました。

ズブズブ沼にハマっていきそうです🤣

 

出走前のライダーズミーティングで言われてすごく印象に残っていたこと。

「…レースなので、みんなライバルでもあり、同じレースを走る仲間でもあります…」

走行マナーや落車注意説明の途中の一文でしたが、すっごく染みました。

 

コーナーでの落車は基本的に曲がり切れない速度で進入した際に起こるので、ちゃんと落ち着いて自分の曲がり切れる速度でいけば大丈夫、ライバルですが、仲間でもあるから仲間を転ばせないようにお互い気をつけて走ろう…
的なニュアンス。

 

昔クリテはどうしてもヒルクライムに比べて落車の可能性が多い怖いイメージありましたが、お互い走行マナーを守って、何かあったらフォローし合った上で成り立っているなあ…と、エリートクラスの観戦していてもすごく分かりました。
もっと楽しめるように、自分も上手くなりたいと思えるレースです。

 

その為のクラス分けがちゃんと合って、自分の走力とスキルに合ったところを選んで走るのが大事ですよね…
大磯クリテは初心者向け講習会もあって試走できる時間も多い、カテゴリーも細かく分かれているので、クリテリウムの入口としては本当にいいです。
興味のある方観戦だけでも次は是非…☺️

 

大磯クリテリウム2020-21

 

あらためまして、

レース中応援&サポートしてくださった方々、

運営のWALKRIDEさんやボランティアの方々、

本当にありがとうございました!

今回の経験を次に活かせるように精進します。

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お写真:ほりどのさん、井上さん、よっしーさん、しょっとこ、nobさん

 

今日の思い出

狙っていた筋肉クッキー😎

Cycloneさんの出店で手に入れました🙌

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よしこさんとしろたえさんとの3ショット✨
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念願のボブグッズGET😎
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焼き芋おじさん(ハマちゃん)から頂いた金時芋

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スタート前うめちゃんとの2ショット🥰
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ボブ特別賞のEMUキャップ

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使用機材

フレーム:lapierre Xelius SL ultimate

コンポ:デュラエースDi2 R9150

ギア:50-34t、11-27t

ホイール:レーゼロナイト

ペダル:デュラエース

サドル:S-WORKS Romin EVO

シートポスト:ワンバイエスマガタマ

ハンドル:ワンバイエスカーボン

ウェア:ASSOS

シューズ:LAKE CX332

 

#ACTIVIKE

#リカバリプロテイン

#大磯クリテリウム

 

袖ヶ浦ウィンターサイクルマラソン100kmソロに参加した話

どうも、篠です。

今回の更新は先日の袖ヶ浦ウィンターサイクルマラソンの振り返りです。

 

サイクルマラソンという名前ですが…

エンデューロレースです。

 

今回の出走カテゴリーは

センチュリーマラソンソロ100kmでした。

 

8月の熊谷バーニングマンレース男女ペア2時間に参加して以来、ソロカテゴリーも走ってみたいと思ったのが今回エントリーのきっかけ。

チームぼんじりやfellowの何人かも参加するから、同じ周回中に知り合いに会えるのも楽しみ(*´ -` )

 

サーキットエンデューロをちゃんと走るのは初めて。

熊谷と違ってさらに高速のレースになりそう…加えてこの日は10m/sの強風予報。

出走前の目標は最後まで周りが見える余裕を持つこと怪我落車なく完走すること

そしてこの100kmから何かしらを吸収すること

 

遅めに会場入りして、

9:40~2周だけ試走でコーナー確認。

スタート列に並ぶのはかなり遅かったので後方スタート。

 

エンデューロ開始

先頭から100mほど離れてスタート。

1周目は大集団のまま通過しましたが、2周目のホームストレートの登り辺りから分断。

 

第1の先頭付近にいなかった時点でついて行くのは無理だと判断してペースダウンして、少し1人で走って近くを通るトレインに声をかけて乗らせていただきました。

少人数集団でしばらく走る…

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40分経過ぐらいで後ろからよしこさんが来て、その集団にジョイン。

あとから思えば、スタート直後抑えていたつもりでも大集団のペースにつられて、少し無理していたなあ…と反省。

 

よしこさんと話しながら走っていたら集団の横に同じジャージの男性が見えて……

「あれ?もしかして石井さん!?初めまして🙌」

と声をかけた。

 

同じ100kmに出走するとはエントリーリストで分かったが、てっきり先頭集団にいるものかと思ったら今回はよしこさんの専属サポーターで参加するようだ。仲のいい夫婦🥰

 

そこからはこの3人+先頭集団から下がってきた

ふぃりりん@ymp1032 

オレンジ奴さん@kyouhei6111

の5人で集団形成。

集団の前方認知できたのはここだけ…?

後方もかなりのトレインができあがっていたけれど、ローテが回る気配がないのでメンズ3人が入れ替わりで先頭を引く感じ。

私は常に2~4番手でローテ回った時に前の間隔をちょい埋め程度しか役に立たない…

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ほぼツキイチさせてもらっているだけなので、せめて中切れを起こさないように気をつけて走った。

周回重ねる毎にコーナーの立ち上がりをスムーズに修正していく。

E1で走っている石井くんはさすがにコーナリングが上手で、後ろに着く時はラインをトレースさせてもらって、体重移動とブレーキのタイミング、バイクの傾き方からペダルの回し始めるタイミングまで、沢山勉強できることがあったので、最高のお手本で感謝しきれない…

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普段の峠の下りとは違い、ダウンヒル落下重力がない高速コーナーはまた別物だった。

 

体重が軽いからか、スピードが上がれば上がるほど、コーナーは不安定になっていく。

1個目の急コーナーとホームストレート直前の急コーナーは下ハンで前輪にもしっかりトラクションかける意識で、低い姿勢で上半身で押さえ込んでみたらすごく曲がりやすくなった。

ブラケットでも曲がれなくはないけど、周りに人が並走する場面などでは対応しきれないし強風に煽られると考えると、コーナーは必ず下ハンに持ち替えるようにした。

ラクションのかけ方でグリップの変化を実感できて、すごく楽しかった…

後半の40kmはコーナリングの練習をしていたら気づいたら終わってた感じでした。

夢中になるといろいろ忘れてしまう🤣

 

パワーグラフも明らかに後半のインターバルがかなり少なくなっていて、コーナーをスムーズに抜けるようになったのがデータでわかる。

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ブラケットエアロフォームが結果的に一番楽で速く走れたけど長い時間だと肘を曲げたところの血行が悪くなって疲れてくるから、肘を軽く曲げてリラックスできる下ハンを使う時間が長かった。

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まだまだ鍛え途中の体幹の弱さがここに露呈した感じ。

 

周回ごとスタートライン直後の登りで補給や軽めのダンシングで筋肉を解したりしてみましたが、残り20kmぐらいで足つりそうな気配が…

思い当たるのは給水が足りないのと補給のタイミングが遅い、

あとは序盤集団形成されるまでちょっと無理していたのが裏目に出たこと。

つらないぐらいで回し続けて違う筋肉を使うなどでやり過ごす。

 

最後まで集団の2~5番手にいた。

風を受けることはあったけど、自分の場合は負荷かかり続ける方が集団後方でインターバルがかかるよりずっと楽だった。

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第1集団に追い越される度につられてペース上がる方が多かったが、

オレンジ奴さんと石井くんが集団コントロールのおかげで安定したペース刻めたので、ラストまで余裕持って走れた。

途中途中で集団に乗れそうな人を呼び込むのも楽しかった🙌

ラスト1周で先頭集団に追い越され、その流れに乗ってゴール。

 

走り終わってもちゃんとゴールできたのか分からず(サイコンでは100km超えたけど不安で仕方ない…)

追加で2周回ってピットイン。

 

 

終了後

ええ、バイクおりた瞬間やばい足つるってなって固まったよ…(:3_ヽ)_

凄い脱水症状…

補給したつもりでもダブルボトルにしたのにダウンチューブの抜きづらい方のボトル全然使ってなかったのは大反省。(次は横から抜けるもの変更予定)

補給は梅丹1本、粉飴ジェル1本、粉飴ボトル600ml。ちょっと少なかったかも…

 

ソロでサポートなしで長時間走る時は色んなことに気を遣わないといけない…

補給のタイミングが遅かったのも前半余裕が少なかったからだと思う。

心肺的には最初から最後まで余裕があったから、しくった所をめちゃくちゃ思い出せて反省の嵐。

 

経験不足が色んなマイナスを招いている。

それを少しずつ解決していけたらさらに楽しめるだろう…やり込み要素が多いエンデューロめちゃくちゃ楽しく感じた。

 

今回の良かった点はホイールをR-sysからエンデューロでも通用するレーゼロナイトに変更したことかな…

おかげでバーニングマンの時より足止めて休める場面がかなり増えた。

スピード乗せた時の巡航維持も楽だった。

 

パワーデータ

2時間42分

アベ36.8km/h

NP179w

平均パワー160w

平均ケイデンス89

 

無駄足の場面が多かったけれど、100km無事走り切れるようにいろいろ試せたから、今回はいい経験を得たと考える。

人の後ろにつくのが下手でペダルを回しながらの出力調整は練習していかないと…

 

そして最後まで低い姿勢を保ち続けたかったが、後半支えきれなかった。

2年前に試しに出た大磯クリテで自分が映っている写真を見て体勢と頭の高さにドン引きしたことがエアロフォームを追求するきっかけとなった。

過去の写真はこちら

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空気抵抗を減らすのは大事でも自分の器量にあった使い方をしていかないといけない…

上手くサボれるところはサボって、体を起こして休めるところは休まないといけなかった

 

ヒルクライムとまた違う楽しさ。

走行中にパワー節約について真剣に考えたのは今回が初めて。

持ってるものを使うのが下手だからこれからいろいろ工夫できそう。

 

終了後約2時間一緒に走った4人で写真撮った✨

こういう出会いもいいね…楽しいね…

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よしこさんとツーショット。

今回はレースというより集団の中で女子ライドしてた、途中いろいろ話できて本当に楽しかった。

仲良く100kmの2位3位入賞。

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1位の樫木さんは第1集団で追い越される時に挨拶できましたが、最初かは同じ集団にいなかった時点で同じ土俵にいませんでした。

先日一緒にライドした時に感じた自分に足りなかった多くのものを、この日に改めて観られて本当に運がよかったです。

コツコツ頑張って、まずは背中が見えることを目標に励みます🙌

 

どこを走ればいいかを見極める能力や中切れを察知する勘も養っていかないと…

いろいろやれることあるからエンデューロすごく楽しいです。

 

できないこと、新しいことはワクワクドキドキしますね。

どんどん、幅を広げていきたいです。

 

 

写真:@passo_no_yome ⁦‪@Y19109‬⁩

 

あらためまして、

今回参加された皆さん、トレインでお世話になった方々、ありがとうございます!

そして、お疲れ様でした。

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ロードバイクで千葉一周してみた話。24時間、515km

どうも、篠です。

今回は11月1日に自転車で千葉一周した話をしようと思います。

かなり長文になってしまいましたが、よろしければ最後までお付き合いください。

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千葉一周

通称:千葉いち

千葉県境の形をなぞりながら一周回るコース。

距離約520km、獲得標高1500mほど。

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コース内訳:

江戸川サイクリングロード60km

利根川サイクリングロード120km

ほぼ海沿い340km

海沿いを340kmも走るのにほとんど登らないというのも千葉ならでは…どちゃくちゃ登る伊豆いちとは大違いです(笑)

(参照:伊豆いち箱根越えルート 267km、4424m↑)

 

ひたすら山を走っていた自分がほぼ平地を520kmを走る……

なんて、自分が一番驚いていますが、

走るきっかけをくれたのは

ねもきょん、うめチコ、tom's cyclingです🙌

(見事にみんなサイクリスト夫婦🥰)

 

身近の人達のチャレンジ見ていると、

なんだか楽しそう…

自分もやってみたい!

という気持ちになりますよね。

不思議なものです。

 

「私もいつかは千葉一周…!」と何年前は思うだけで終わっていました。

今度は思うだけで終わらせません。

常に刺激ときっかけを与え続けてくれる身近な人達、本当に感謝しています。

 

過去最長で287kmしか走ったことがなかったので、無事千葉一周完走できればそれを更新できる!というのも1つ原動力でした。

 

 

 

■準備期間

ぶっちゃけた話、今回の準備期間はかなり短めです。

気温的に11月中にやりたいなあ…と10月下旬に考えていて、30日に予定を確認してみたところ、

10/31~11/2までしかまとまった時間が取れないことに気付く…

 

幸い3日間とも天気大丈夫そうですが、いくらなんでも急すぎる…🤣

平地メインのコースは風の影響を大きく受けるため、風の予報次第で実行日をどっちかにするか、予報が悪ければ諦める予定ではいましたが…

天気予報開いて目を疑いました。

 

・10月31日

最高気温20℃、晴れ。

丸一日北風3m/s、海沿い5m~8m/s

 

・11月1日

最高気温21℃、晴れのちくもり。

17時まで北風2m/s、館山より先は18時以降東南風→無風→南風2m

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これはもしかしなくても…

千葉いちしないと勿体ないぐらいの神風ではないか…?

 

つまりですね。

時計周りで20時頃南風に完全に切り替わるタイミングで館山まで回れば、

520kmを7割無風or追い風で走れる

都合よすぎて嘘みたいな予報……

半島をぐるっと一周するようなコースは必ず向かい風区間が生じる、しかも千葉一周は方向変わるまでの距離が長いので、向かい風にはかなり体力を削られます。

過去千葉海沿い走って風速10m/sの洗礼を受けたことがあるからこそ分かります。

 

こんな絶好なチャンスは滅多にない。

 

もはや神様は私に千葉一周を走らせる為に、11月の予定をきつきつにしたと思うことにしました(予定きつきつなのは自分のせいですが笑)

 

急すぎるけどダメ元で

「しょっとこは来週夜勤だし2日の夕方まで空いているなら1日一緒に千葉いちやらないか?」

と、旦那に聞いてみたところ

「そんなん体の準備も心の準備もないからいきなりできるわけないだろ( '-' )ノ)`-' )」

と、きっぱり(笑)

 

「綿密に予定立ててもここまでの長距離で予報が悪かったら無理だぞーっ」と、揶揄しておいた。

多分思いつきで行動しがちな私とやり過ぎなぐらい慎重な旦那、足して2で割ったのがちょうどいいです。

何も言わずに送り出してくれたしょっとこに感謝。☺️

 

ということで、

2日前に急遽千葉一周ソロライド決定しました!🚴🏻‍♀️

 

 

■コース確認とスケジュール構成

千葉の土地勘がない人が千葉一周する時に知っておくと助かること。

①スタート地点

②スタート時間

③装備品の内訳

④市原より先は路面悪くて交通量多い区間を回避すべし

 

①スタート地点

ぶっちゃけ一周するので、コース上のどこからでも大丈夫です。

今回は飯能から輪行で行きやすい都営新宿線沿いの船堀駅付近で前泊。

スタート地点は江戸川サイクリングロードのスタート地点に近い新今井橋に決定。

走行コースはうめチコ2人の千葉いちログを参考にさせていただきました。

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②スタート時間

元々キリよく11月1日0時スタートを考えましたが、反時計回り千葉一周だと、最初は江戸川サイクリングと利根川サイクリングロードを走ります。どちらも初見です。

それだと日の出が6時の今の時期、スタート後5時間半真っ暗な中を走り続けないといけません。

初見のサイクリングロードを走るのはとても神経を使います。

それにつけ加え、例え2日の0時に戻ってくる計算で走った場合、ラストの市原~千葉市区間が午後10時になるので、まだまだ交通量多い時間帯なのでできれるだけ避けたい。

以上の理由から、

朝3:00スタート(実際少し遅れて3:10)に変更しました。

そうすれば市街地に到達する時間帯は深夜にズレます。

 

③装備品の内訳

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フロントライト2灯、フォークライト、リアライト、

(ガシロンV9C-400、V9D-1600)

1600はモバイルバッテリー代わりに使えるので400を使い切ってから1600に切り替える順番で使用していました。

フォークライトは真っ暗なサイクリングロードを走る時の足元を照らす補助として使いました。(エドサイの主チコたんから授かりました)

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フードポーチ

おやつやGoProを入れる用

これがめちゃくちゃ使えるんですよ…

ダンシングの時膝に少し当たりますが

 

ツールケースの中身

(工具一式、鍵、予備チューブ、例のポンプ)

サドルバッグの中身

(保険用のPEKOさん輪行袋、モバイルバッテリー予備2つ、充電器&充電コード、厚手のグローブ、ウォーマー類)

 

当日のウェア

日中は20℃まで上がることを考慮して夏ウェアにウォーマーを付け加える形にしました。

 

ASSOS DYORA RS サマージャージ

DYORA RS ビブショーツ

1.4ベースレイヤー

ハブソックス

アームカバー

ウインドブレーカー

反射ベスト

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Hideさんが教えてくれた反射ベストめちゃくちゃよかったです。

前にポケット2個ついてて、ど平坦ならポケットに補給入れても落ちる心配ないし、補給食のゴミを収納するのにちょうどいい。

 

④市原より先は路面悪くて交通量多い区間を回避すべし

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ラスト60km湾岸道路をずっと走るとトラックがバンバン通る上、舗装の亀裂が凄まじいのでパンクのリスクや振動体に来るダメージが大きくなります。

五井方面に一本ズレた道がオススメです。(これもチコたん直伝)

 

 

いざ、スタート


テルチェックアウトで荷物の預りに手こずってたら少し時間推しましたが、3:10に出発

朝ごはんはヤマザキのゴマたれ団子3本、おにぎり1個、アミノバイタルゼリー1個。

800kcal

ロングライドの日は一気に食べ過ぎないように気をつけます。

 

朝寒いかと思いきや、意外とアームウォーマーだけで物足りました。

気温は3時過ぎの時点で5℃。

スタートの段階でインナーにホッカイロ2枚貼っています。

胃の位置に1枚、おしりのちょい上に1枚。

 

過去冬に伊豆いちした際に後半胃腸やられて固体物受け継がなくなったことがあったので、とにかく胃とお腹を冷やさないように気をつけました。

おしりのホッカイロは臀筋が固まらないようにする為の気休めです。(実際効くから有能)

 

 

江戸川サイクリングロードバイクを走って何が一番驚いたかというと、

深夜3時にも関わらず、おじいさんおばあさんがいっぱい歩いていることです…

反射材つけていない方がほとんどなので、

暗闇の中から突如湧いてくる

最初はビビってリアルに「うぉあああっ!」って声出してしまいました。😇

今後深夜にエドサイ走る予定がある方、お気をつけください…

 

そんな江戸川サイクリングを抜けたのは5:22

その頃には空が明るくなり始めました。

58km、2時間10分ノンストップ。

スタート直後は北に進むので、軽い向かい風ですが、淡々と回すだけ。

 

エドサイの補給は全部粉飴ジェル。朝食直後の補給は固体物食べる気になれず、暗い時間帯は食べやすいものを選択。

1本100kcal、4本食べました。

ガーミンに20分アラートつけて、20分~30分に1回100kcal補給することに徹しました。

 

江戸川サイクリングロードの途中にトイレ1箇所あるので、必要でしたら寄れます。

 

利根川サイクリングと比べてポールやの土手上と下を行き来する回数が多いので、江戸川サイクリングは迷いやすい印象でした。

 

利根川サイクリングで観る日の出✨

この日は朝靄も出ていて、サイクリングロードなのに雲の上を走っているようで、とても幻想的で綺麗でした。

なお、気温は6時~8時の間ずっと0℃…

今回の全行程で一番寒い時間帯でした。

 

トネサイに入ってからプロテインバー1本(180kcal)食べました。

 


6:20に最初のコンビニに到着。

利根川サイクリングを30km走ったら一度一般道に降りることがあります。

その沿道にファミリーマートがあります。

 

体温を取り戻す為に味噌汁に塩おにぎりをドボンっ!

暖かいココアを投入。

ここで利根川サイクリングを抜けるまでの補給を入手。

ひとくちカステラ(370kcal)、素焼きアーモンド(209kcal)

ナッツ類は序盤食べりたいおやつ。

 

 

8:00、119km地点。

利根川サイクリング途中の唯一の公衆トイレまじ救世主……

今回最も予想外なのは、30km前後で1回トイレ休憩挟まないといけないこと(不可抗力)

寒い時期汗が出ないので、トイレの回数が増える……メンズみたいにその辺で済ませられないのが本当に不便……

 

9:07 津宮鳥居海岸

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全国カルガモ選手権やってるの!?ってぐらいカルガモがめっちゃいる所なので是非行ってみてください(笑)

 

利根川サイクリング、意外と嫌いではなかった…

普段山ばかり走っているせいか、延々と平地でほぼ信号ないし人もほぼいない走りやすいサイクリングロードはもはや青空ローラー。

ここまで清々しい程の平坦になるとむしろ面白くて楽しくなってくる…

ひたすら時間が流れていくのを感じながら風の抵抗を減らすことだけ考えていました。

この日の脳内BGMは紅蓮華。

 

このからまた70kmノンストップ。

トイレの回数減らしたいから極力給水を控えたけれど、これがあまり宜しくなかったことを後半知る羽目になる……

 

利根川サイクリングの端っこまで行ったら一度一般道に降りて15kmほど進めば犬吠埼です。

 

10:35に犬吠埼灯台に到着。

7時間25分、189km。

元の予定より約1時間早く着きました。

利根川サイクリングはほぼ無風かちょい追い風だったので走りやすかったです。

 

動画撮って写真ツイートしたら空腹感が一気に押し寄せてきました。

灯台付近でまさかの千葉地元のフォロワーさん2人にお会いできて、セブンイレブンまで案内していただきました🙌

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別れ際に差し入れのSOYJOYいただきました。

お世話になりました🙌

 

お昼時なのでガッツリ親子丼を食べて、ザバスプロテイン補給。

若干脱水気味なのでボディーメンテを一気飲みして、ボトルの中身はポカリスエットを補充。

迅速にぶどう糖が取れるラムネも忘れずにGET。

次のおやつ、3個入り1個116kcalのミルク饅頭を手に入れました。

 

実は地味にこの20分に一回食べるおやつが楽しみで仕方ありません……補給ですが、好きな物、美味しいもの食べたいでござる。🥰

走ってる最中も次のコンビニでなんのおやつ買おうかなって楽しみにしているのです。

 

13:25 九十九里ビーチラインの途中。

ここまで244km。

めちゃくちゃ我慢したけどやはり1時間半に1回トイレ休憩入れないとダメっぽい……

 

朝膝が冷えたのと、犬吠埼まで給水を控えたのが響いてきて膝の裏の筋肉が突っ張る違和感。

少しペースを落として回すことにしました。

トイレの回数が増えてもいいから給水はケチったらダメだぞ!(経験者が語る)

 

とはいえ、延々と走っていられるのに止まらないといけないのは辛いです。

もちろんこの休憩を無駄にはしない。

トイレ休憩の度にすかさずおにぎり1個放り込んでいます🍙

 

16:30 約300km経過。

もう半分以上終わったぞ!という気持ちが大きくて、超絶ポジティブ。

 

縮尺問題で走っても走っても地図上で全然進まないのですが、走った履歴がどんどんチーバくんの形になっていくのを眺めるのはとても楽しかったです。

現在地がどんどんチーバくんの爪先に近づいていく…

 

 

 

 

補給でいろいろ食べてみましたが、

結論、おにぎりが一番スっと入るしすぐエネルギーに変わりました。

コンビニで食べたおにぎりはすべて温めて頂いて、毎回暖かい飲み物を1つ飲むようにしていました。

元々胃腸があまり強くない自分はここまで長距離走ると、冷たいものはできるだけ避けて、胃を冷やさないような努力が必要でした。

 

千倉海岸で完全に日が落ちて、

鴨川オーシャンパークに着いた頃にはあたりが真っ暗。

2度目の夜がやってまいりました…

今回は長いです。

 

19:00から雨雲レーダーに引っ掛からないぐらいの小雨がパラパラ降り始め、濡れるほどでは無いですが、路面がウェットに変わった区間が長かったです。

アイウェアが曇るから外して耳の後ろにかけて進み続けます。

ウェットはむしろ有難いです…マンホールだけ気をつければ転がり抵抗が減るので、少ないパワーで進んでいる感じがしました。

勝浦以降の海沿いはアップダウンちょいちょい挟んできますが、安定して25km/h~30km/hで進み続けました。

 

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夜の南房総は本当に走りやすい……路面もそれなりに綺麗ですし、交通量皆無…

野島崎灯台をパシャリ。

 

20:15には館山付近に到着、385km。

パンは沢山水を飲むようになるから避けていましたが、どうしてもかにぱんが食べたくなったから買ってしまいました…

おやつポーチにすっぽり入ります🤣

 

次のおやつはきなこもちふわふわケーキ。

1個75kcalと少なめですが、美味しいから食べたい😎

 

富津付近に着いた時、GOCHIの拓海くんが車で応援に来てくれました✨

知っている人がいるとテンション上がるから、ちょっとの間だけ踏んでしまったのは反省です(笑)

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約15km見守っていただき、この区間暗いから車で後ろから照らした方がいいかなと思って…とさらっと言い出す男前。こやつはモテるわ(*´ω`*)

 

今井付近のセブンで差し入れを頂いて解散!

約1時間ほどのお付き合いありがとうございました!🙌

 

0:12に2時間半ぶりのツイート

この間はiPhoneバッテリー切れて、1600のライトに刺して充電していました。

しょっとこにも連絡してなくて心配かけてしまった…反省(-人-)

ガーミン1030Jはバッテリーセーブモードで使うならナビ機能運用でも24時間持ちます。

ナビ機能でバックライト付けっぱなしだと1時間に15%減る以上な速さなので使う際はセーブモード推奨。

フロントライト2個は使い切ることなくゴールできました。

 

木更津より先は一気に一気に大型トラックが増えました。

そして信号も増えました…直線上で8個信号に引っかかる…絶対引っかかる系の信号😇

16号に入ってからは大きな亀裂がある区間もあるので、うめチコのアドバイスで五井方面に迂回。

この辺に着くのな既に23:30頃なので市街地は快適でした🙌🙌

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0:30 最後のコンビニ休憩。

460km地点。

残り55km。

正直あまり考えていなかったけれど、

ここまで来て初めて、

このペースだともしかしたら24時間以内ゴールできる…?

 

俄然やる気が湧いてきました。

とはいえ、ここまで来てペースを上げる気力はありません。

疲労がというより、このロングディスタンスに順応して体にリミッターがかかっている感覚でした。

このペースなら延々と走っていられるけどこれ以上は出しちゃダメという本能?直感?

コンビニ休憩の度もストレッチは行っていますが、筋肉痛は言うほどないので休憩時間が長かろうと短ろうと、足がだるくなることは一切なかったです。

埼玉で8800m登ったライドの終盤に近いですが、その時ほどの筋疲労はない…不思議です。

 

残り55km、

ここまで来ればもう終わったようなものだから、

とにかく最後まで事故なく怪我なく、集中力を切らさずに走り切ることが目標でした。

 

ラストの湾岸道路のバイパスが結構怖かった……トラックやばいし道狭いし微妙に上ったり下がったりするし……

 

夜勤明けで出迎えしてくれる予定のうめちゃんからずっと応援のLINE届いてました。

「ディズニーまで来たらLINEして」って届いて6時間、2:29に「あと5分でディズニー!」ってやっと送信できた…!🥺

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ゴール手前の橋を走っている写真。

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3:04 無事新今井橋に戻れました…!

感無量……

旦那のしょっとこがまさかゴールで待ってくれていたとは思わず、サプライズ😭

うめちゃんもチコたんも遅い時間寒い中わざわざ来てくれてありがとう…

ゴールした途端に疲れがどっときました。

 

 



走行データ関連

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走行距離 515km

獲得標高 1543m

経過時間 23時間54分 21.6km/h

走行時間 18時間52分 27.3km/h

消費カロリー 7858kcal

平均ケイデンス 81rmp

平均心拍数 130bpm

パワーNP 123w(PWR2.51)

IF 0.59

TSS 656

 

初の24時間500km越え。

消費カロリー7858で、朝ごはん含めて補給は6500ぐらい取れたと思います。
最後まで食べれました…

食べる順番や食べるものを正しく選んでいかないといけない。

ここでおにぎり最強説を唱えたい……

甘いものとしょっぱいものを交互に、油っこいものは極力避ける。

ロングライドこんなにちゃんと食えたのは初めての体験なので素直に嬉しかったです。

 

ここまで長時間走ると走力よりもマネジメント面の方が大事だということは痛いほど実感しました。

体重49kgで、このど平坦コースを走るには圧倒的パワー不足の自分が千葉一周を走り切るにはどうすればいいのか、考え続けた一日でした。

 

データを見返すと、実は尖ったことは何もしていません。

 

最初から最後まで足に負荷がかからないギアを使い続けただけでした。太ももの重さだけで進みます。

アチェンジで少しでも重いなあと思ったら即下げることを心掛けました。

最中はパワメの数値を見ずに体感頼り。

時間の経過だけ見ていました。

パワーゾーンでいうと、ちょっとしたアップダウンの時の変化を除いて、

L2下限で約16時間は走りました。

 

ひたすら低い姿勢を取り続けて、どう風の抵抗を減らして楽に進もうかを考え続けました。

同じ筋肉を使い続かない意識と、

全身の筋肉をほぐす為に5~10分に一回ダンシングを入れるようにしました。

 

サイクリングロードでも車道でも、路面の凹凸は避けられるところ全部避けて、白線の上を走り続けました…

ドライの時は白線の上の方がよく進みます。

凹凸を避けるもう一つの理由は振動による内臓と関節への負担を減らす為でした。

 

実際ラストの千葉市街に近い区間は避けられないバキバキ区間が多くて、最後のコンビニで飲んだココアの味が口の中に戻った感覚があってすごく嫌でした…これが最初からずっと積み重なっていったら…と思うとゾッとする…

 

トイレ休憩の回数は全部で10回。これだけで約2時間取られます(笑)

冬のデメリット…

これが夏だったら給水休憩が増えるだろうから、どっちにしろ千葉一周は辛いのかな?と思いました。

 

あとはかなり大きかったのは、いい風が吹いていたことでした。

急遽決めた事でしたが、この日に実行して本当によかったです。

最初のエドサイ58kmと、トネサイの一部(15km)、九十九里ビーチラインに入る手前の20kmと、細かいところ20kmを除いて、本当に予報通り400kmほぼ無風か追い風で走れました。

風の向きに合わせて移動していたので、そういう意味でもトイレ休憩多めでちょうど良かったかもしれません…結果オーライです。

 

今回走る前、

「平地走りたい走り方がよく分からないから500km走ったら何かしら気づくことがあるだろう」と言ったら、

しょっとこに何言ってんのコイツ🤨って顔をされました。

一周回ってやはり自分は脳筋かもしれません……

 

気付くこと、沢山ありました。

 

今のポジションは300km越えた後フォーム維持できなくなること。

後半は体幹で支えきれませんでした。

ロングライドをなさる方アップライトなセッティングが多いのも頷けます。この日の為だけでも少しハンドル上げとけばよかったです。

 

300km越えたあと、無駄な力抜けていく感覚がありました。

ここ2年間追い込む走り方ばかりしてうすれていったエンデュランス感覚が戻ってきました。

千葉一周して、2日の朝に帰宅して一晩寝て、

3日に輪の都民の森ライド、108km、1650↑

この日は体がだるかったのですが、清々しい目覚めでした。

4日にとっしーさんと飯能ときがわライド、97km、2797↑

2日目にして謎の復活を遂げました…

 

ちょっと笑っちゃう話ですが…

千葉一周で一番のダメージはまさかの左足の踵の靴擦れ……油断からの二次災害です。
ラスト千葉市街に近くなってから信号ストップ増えてクリート外したりはめたりすることが多かったです。

疲れてくるとクリート外しもキャッチも雑になってくるのよくない…大反省です。

かかとが擦れて翌日アキレス腱の下の方炎症起こしていました;

小さなことでも積み重なると後々響きますよね……本当にいい勉強になりました。

靴ズレ防止シート貼って休んだら3日目には完治しました😇

 

めちゃくちゃ疲れている感覚はありますが、

カバーできる筋肉痛です…

関節の違和感が何も無いのが今回一番良かったことかもしれません。

長い距離を走り続けたことによって強制的にきんくをわなかった筋肉を全動員してダメージを分散させていたんでしょう。無意識的なうちに。

まだまだこれからいろいろ気づくことがあるでしょう…ただいま自転車が楽しくて仕方ないです。

 

千葉一周ライドは

私にとって貴重な経験と大きな財産になりました。

送り出してくれた旦那と、前日バイクチェックしてくれたチコたんはもちろん、

TwitterInstagramで応援してくれた方々、アドバイスを下さった方々、

道中で声をかけてくださった方々、

本当にありがとうございました。

これからも思い切った挑戦を続けていきたいと思います。

北海道「Tokachi Climb Camp 2020」に参加した話。

どうも、篠です。

先日の9月13日に北海道帯広市で開催された「Tokachi Climb Camp 2020」というイベントにゲストライダーとして参加させていただきました。

今回の更新はイベントの振り返りも兼ねて、北海道の話をさせてください☺️

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実は今回イベントのゲストオファーは北海道そらちグルメフォンドの運営にも携わっているけ~すけさん経由で企画の小川さんに繋げて頂きました。

「篠さんにぴったりのイベントがあるんですけど、如何でしょうか?」

 

送ってきたイベント概要に「獲得標高を稼ぐ」「同じ坂を2度登ってはいけない」

の2項目が書いてあって笑ってしまいました…

なんちゅーイベントだ……

ええ…まさに私得イベント🚵‍♀️

 

そんなちょっと変わったイベントはこちらです

👇🏻👇🏻👇🏻👇🏻

 

十勝クライムキャンプとは?

 

■イベント概要■

セキュリティチェックが必要です

1Day Climbチャレンジ

北海道帯広市役所をスタート・ゴールとする

朝7時〜15時(8時間)で

どれだけ獲得標高を稼ぐことができるかに挑戦するイベントです。

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ルール

◯ 3人1組み(8時間)または2人1組(6時間)によるエントリー

◯ 獲得標高はサイクルコンピュータなどによるGPS計測

走行ルート自由。各自で準備し、事前に大会事務局に申告

同じ坂を2度登ってはいけない

参加費/3,000円(大会記念品キャップ、ネックゲーター、サコッシュ+保険など)

 

各自でルートを設定する走行ルートの自由度の高さはもちろん、

峠道を走るので、安全を考慮し、あくまでチームで協力し合うチャレンジであって、タイムを競うものではないというのもこのイベントのいいところです。

各自の許容範囲で自由に楽しめますから、幅広い層が楽しめるイベント。

イベント自体はかなり小型で、今回は参加者76名。それぞれの少人数グループに分かれて走る形式です。

 

イベントを振り返る

今回イベント当日は

もう1人のゲストライダ

#KBikeService代表 YURIFitフィッティングサービスでも知られる小橋勇利さんと、

2人1組で走らせて頂きました。

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実はスタート地点の帯広市付近はど平坦で、

そこから北上し十勝平野を走り抜け、山に向かいます。

山まではなんと…50kmあります!🤗

 

これだけ聞くと、

えっ、ほぼ平坦ライドじゃん?

と思う方もいらっしゃるでしょうが…

実は十勝平野、全然「平野」じゃないです(笑)

 

真っ直ぐな道が何キロ先までも伸びていき、

数m~数十mのアップダウンが延々と続くラクルな地形です。

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田んぼの間なのになんでそんな波打ってる!?って突っ込みたくなる道…
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こんな道を50kmも走れば500mぐらい登るんです。

北海道は高い山が少なく、基本的に峠道が緩やかななので、

蓋を開けてみれば…

実は帯広市スタートで獲得標高を稼ぐなら、

高い山に行くより、丘陵地帯を延々とぐるぐる回った方が結果的に獲得標高のコスパがいいです。

 

そんな訳で、今回の参加者も山に行くグループと平野を回るグループで、大きく二手に分かれた模様でした。

 

私と小橋さんは十勝地方を走るのは初めてだったので、せっかくだからこの辺の有名な山に行ってみたい…!そして美味しい物食べたい…!

 

そんな思いで引いたルートはこちら

205km/2747m - A bike ride in 帯広市, 北海道

 

205km2700mアップで、

大きな登りは

然別湖(しかりべつこ)

・士幌高原(しほろこうげん)

・ナイタイ高原

・林道池田西部線

お昼ご飯はナイタイ高原降りて少し離れたところにある「ナシラ舎」という美味しいカレー屋さんを予定していました。

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ここまで完璧な満喫プランでしたが…

あいにく当日の朝は気温8℃前後の霧雨、

2~3時間ほど本降りの雨で、補給取るなり、体温を戻すのに二度大休憩を入れました。

つい3日前まで日中30℃だったのにいきなり1桁に突入する北海道恐るべし。

 

鬼寒かった(笑)

低体温症になりかけたけれど、暖かい飲み物入れたら復活しました。

 

個人的に今日のハイライト

 

小橋「冷え症だから手がすごい色になるんだよね…赤い通り越して真っ白になる(笑)」

 

私「へぇー」

 

小橋「…こんな感じ(グローブを取る)」

 

私「……ほぼホルマリン漬けじゃん」

 

小橋「wwwwww」

 

私「小学校の時博物館で見た事あるけど、保存状態のいい死体こんな感じだったわ…」

 

雨寒かったけど、

雨の中で走ったこの真っ直ぐなアップダウン、北海道らしくてめっちゃ好きでした。

道の先が空と繋がっていました。

曇り空ならではの景色

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動画はこちら


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土砂降りの寒い中、

「雨の日は転がり抵抗減るから巡航上がりますよね…寒くなければ普通に好き」

という話で盛り上がった…

どこまでもポジティブ😎

 

10時過ぎから雨も上がり、山に近づくにつれて路面もドライに変わったのでかなり走りやすい天候に変わりました。

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十勝しんむら牧場でホットコーヒーを飲んでホッとしたらすっかり観光気分に変わった私と小橋さん😆

せかせか走るのも勿体無いから、残り時間を見つつ臨機応変にルート変更する方向へシフトチェンジ。

 

然別湖はカットして士幌高原へ。

散々道に迷って、グラベルに突っ込んだり…

1本道はずればグラベル天国なので、グラベルバイクで来たら最高に楽しめる地域だと思います!

 

小橋「このグラベルを抜ければ超絶ショートカットらしいよ(行きたそうな顔)」

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私「ん…じゃあ、行きますか!(ロードだから)ゆっくり走るわ」

 

小橋「俺は行くって決めたらゆっくり走らないんで(バビューン)」

 

ノリノリの小橋さんに一瞬で置いてかれたけど、めちゃくちゃ楽しかったです🤣

 

 

士幌高原

3.3km、平均5.4%。

前半は3%前後で後半8%まで徐々に上がっていく坂でした。

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ヌプカの里というコテージを通り過ぎて更に進むと大きなワインディングカーブが待ち受けていました🚵‍♀️

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士幌高原を降りてから農道で横移動してナイタイ高原へ

 

ナイタイ高原は全長6.9km、平均勾配4.7%

ヒルクライムレースも開催されているコースでコース全体高い樹木がなく開けた草原の中を登り進んでいく道でした。

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大きなアップダウンを繰り返しながら7%前後の登りが最後まで続くコースです。

ここは北海道では急勾配らしい…改めて埼玉の平均10%が普通なのは異常ですね(*´ -` )

 

頂上からは十勝平野を一望できます。

開放感の溢れる景色。

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#あそこがマルセイユ の小橋さん🤔
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さて、美味しいカレーを食べよう…!

カレー屋までゴリゴリ踏んでいったら、まさかのカレー完売で閉店でした🤦🏻‍♀️

本日一番のショック案件…

大雨で体温回復させる大休憩で大幅予定より遅れたのがいけなかったですが…まさか1時半で売り切れるとは…さすが人気店。

カレー屋を目の前にして補給食を食べる2人の惨めさ……

 

ここから帯広市まで残り42km。

15時には戻らないといけないから、仕方なく林道カットして最短ルートで帰還。

小橋さんの引きについて行くだけでしたが、1時間10分ノンストップ……しんど楽しかったです。🤣

 

観光なり道に迷ったりと止まった時間は長かったけれど、アップダウン山込みで走行アベレージ29.1km/h。

160km、1922mアップ。

小橋的にはゆるポタでしたが、私にとっては普通にいい練習になりました(´ー`)

2000は行きたかったなあ……この天候はしゃあない。

とりあえず目当ての士幌とナイタイ行けたから大満足🚵‍♀️🙌

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終了後、恐れ多いながらけ~すけさんの進行で小橋さんと2人でトークショーさせていただきました。

当日の走行ルートの話や、お互いの走りを見た感想などなど…

小橋さんとはフィッティングでお会いしましたが、実際一緒に走るのは今回が初めてでした。

いかにもロードレーサーの走り方で、アップダウンの処理からペーシングと加速の仕方まで。上手に全身を使えていて、ペダリングの際背中が綺麗に泳ぐ、ダンシングもしなやかで、後ろを走っているだけでとても勉強になりました。

 

今回ゲスト参加表明してから、FacebookInstagramで参加者や地元の方々からメッセージ何件も頂き、当日も参加者の方々と沢山お話できて本当に嬉しかったです。

北海道の峠道情報もいろいろ聞けてまた行きたい場所が増えました。(*´ -` )

ひと足先に冬を味わった寒い日でしたが、北海道の温かさに沢山触れたイベントでした。

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今回のイベントは十勝毎日新聞北海道新聞夕刊にも取り上げられました🙌

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ヒルクライムの良さ……

そうですね。

普段用がなければ絶対いかないであろう峠道や細い林道をわざわざ入っていく。

1本脇に入ればまったく知らない道…

そんな住み慣れた町でも、

新たな魅力に気付かせてくれる遊びだと、私は思っています。

 

 

ちなみに、

イベントはとても好評でしたので、来年も開催の方向で動いているらしい…😎

次はパワーアップして、1泊2日の要望が出ていたり、グラベル部門新設なり、キャンプ要素も入れるなり……

すべて確定ではありませんが、夢いっぱいの企画に向かっております✨

興味のある方、是非続報をお待ちください🙌

 

最後に思い出写真をバッ

味噌ラーメンと帯広名物豚丼

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セコマのカツゲンとあずきアイス
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参加者の方から頂いたぺろぺろキャンディ

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当日来たフォロワーさんがくださった缶バッジ

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レーズンバターサンドで有名な六花亭の本店
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サクサクパイ
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帯広ソールフード・インデアンカレー
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北海道土産
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記事を最後までお読み頂き、ありがとうございました。

灼熱のバーニングマンレースに参加した話

どうも、篠です。

今回は8/30に熊谷で行われたバーニングマンレースに参加した話をしようと思います。

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バーニングマンレースとは?

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HP

BURNING MAN RACE

ひと言でまとめてと、灼熱の熊谷で物好きが集まって自転車に乗るイベント

…ではなく、

熊谷スポーツ文化公園内の一周2.8kmのオリジナルコースを制限時間いっぱい周回し、周回数を競うエンデューロ形式のレースです。

 

正直参加するまでは、「熊谷暑いか、ふーん」

程度とか思わなかったけど、マジで舐めてました。ごめんなさい。

立っているだけでライフゲージが減っていく暑さでした(笑)

 

でも知り合い沢山いて走るだけではなく、応援もめちゃくちゃ楽しくて、暑さが吹っ飛ぶぐらい充実した一日。

あらためまして、参加なさった皆さんお疲れ様でした!

 

今までヒルクライムレースには参加しましたが、実はエンデューロレースをちゃんと走るのは初めてです。

今回はエンデューロ初心者目線ながら、覚えている限りのレース展開を綴りたいと思います。

 

YouTube動画

https://www.youtube.com/watch?v=m2lmNmwL32M

 

エントリーしたカテゴリーは

「ペア男女混成2時間」

2人で交代して2時間走る感じです。

ペアは旦那のしょっとこ。

 

 

・出走順&出走時間問題

2人で相談してみた結果、せっかくエントリーしたしいっぱい遊びたいから、1人1時間ピッタリ走ろうという感じに落ち着きました。

先発はスタート直後は密集する時間が多く落車のリスクも高いけれど、集団走行の経験を積みたかったから先発は私で、後発はしょっとこに決まりました。

 

・試走

9時~受付開始

11:00~11:20試走

11:30~本番スタート

というスケジュール。

試走はしょっとこと2周回りました。

危険コーナーと路面確認だけ。

私よりロードレースの経験があるから走りながら何を気をつけた方がいいか教えてもらえた🙌

なお、本番は交代で走るから2人で一緒に走っている写真はこれだけ*\(^o^)/*

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・本番

なんだかんだで試走から帰ってトイレ行って、ボトル用意するなりでギリギリになったから、待機列に並んだ時は後尾。

GOCHIメンのひろみさん、りゅーた、ひがしぃ見つけたから隣に並びました。

今回は別チームだけど知り合いがいると心強い😭(初参加だからめっちゃ緊張してた…)

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正午に近づくにつれて気温が上がり続け、出走した時はもう35℃越えているかしら…

ダブルボトルにしたけれど、スタートラインに並んでいる時ボトル半分なくなったのは笑いました。

 

コースはこんな感じ

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赤い印がスタート&ゴールライン

左周り。

公園内なので基本的にコーンで区切って作られたコースで、段差や石畳区間、舗装違いの区間が存在します。それによって路面のグリップも変わるのでいろいろ気を遣うところが多いです。

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一周目はローリング

先頭がさいたまプロジェクトチームを越さないように一周目はゆったりペースで進み、

かなり密集した状態でコーナーを曲がるのでめちゃくちゃ怖い😇

一周目で早速バックストレートのゴムシートの段差で誰かボトル落としてて、早くもマリオカート状態に…(いろいろ試しましたが、結局この段差は全部ジャンプで乗り越えることにしました)

少しずつ位置を上げていき、2周目のリアルスタート時には中間ぐらいまで行きました。

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2周目が一番ペース速かったかな…

スタートラインからゴリゴリ踏んで、最初のコーナーでピタッと減速してまたゴリゴリ踏み始めて、次のヘアピン石畳コーナーで止まるスピードまで落ちてまた踏むの繰り返し😇

データ見返したらすべての立ち上がりが500~600wだったらしい

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でもそれも束の間で、2周目の後半で大集団の先頭と少し離れて、ホームストレートからの左コーナーのインターバルで完全に分断。

今回は1時間しか走らないのである程度の上げ下げはついていけるけれど、自力で追いつくのは無理なので、ここから足の合う人を探すことに。

集団らしきものは見当たらず、手短にすぐ傍にいた人達に「一緒に行きましょう」と声をかけてみました。

こんな小娘についてきてくれるか不安でしたが…これは多分その時の写真、めっちゃ爆笑してる。🤣

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少し先頭を走って、後ろから追い抜かれるとつかせてもらうのを繰り返している間、一緒に走る人数が増えて5~7人になりました。

後ろにつく際は「すみません、少しつかせてください」と声をかけてみましたが、大抵快く承諾されるので、サイクリストに紳士は多い…😎

 

今回コーナーの立ち上がり、昔だと絶対ちぎれるだろうというところはほぼ全部ついていけたから、嬉しかったです。

1人だけフルもがきだけど(笑)

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意外とバーンッと上げてもほんの2~5秒で、次のコーナーまでちゃんと回復するから、ある程度の上げ下げなら何とかなることが分かりました。

一瞬頑張ればあとは楽できるけど、ちぎれたら単独で追いつくのはほぼ不可能…

 

とにかくコーナーを安全にこなして、その後に全力で追うのを繰り返しました🤣

「落車したら自転車没収だからな」がしょっとこの普段からの口癖だから、
ホームストレート通る度にプレッシャー半端なかった…

没収されたら乗れなくなるから超安全運転でした…

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4周目以降

完全にバラけてコースがかなり走りやすくなったので、少し動いてみることにしました。

走り切るだけなら後ろについた方が無難ですが、今回1時間しか走らないからちゃんと仕事しよう。

マッチ使い切って死んでも、交代したらしょっとこがどうにかしてくれるだろぐらいの気持ちでした。せっかくエンデューロ走るしやってみたかったこと全部やってみよう🙌

 

中切れが起きた時に埋めてみたり、違うトレインに乗り換えたり、ローテ回したりと…

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しばらくはこの5人で走っていた気がします。

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デベルのお兄さんは「おっ、金子さんジャージじゃん!」って後ろからナンパした気がします(笑)

ゆるガチのクロさんはTwitter繋がりですが会うのは初めてで、いろいろ話しながら走れて楽しかったです🙌

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交代後に分かったけれど、手当り次第かき集めたこのメンバーが実は第2集団だったらしい…衝撃。

 

10周目ぐらいからみんな疲れの色が出始めて、ローテ回らなくなった感じ。

正直自分も暑さで脱水なのか、ふくらはぎがぴきぴきする…

でもこのペースなら全然許容範囲なので、私の持ち時間的にあと3周目は回れそう。

クロさんと交代して前に出たのはいいけど、

バックストレートえらい向かい風で240w維持でも35km/h出るか出ないか…

前に出たところでスピード伸びなくて申し訳なかったです(-人-)

 

ラスト3周はとにかく正午の気温や疲労にやられてコントロールが狂ったり判断が鈍るのが怖いから、慎重にライン変更やコーナーリングをこなしました。

何とかこのメンバーでバラけずに13周目まで走れたので大満足です!

12周目で「自分次の周でおります」と伝えて、ラスト500m先頭走ってピットイン。

 

反省

前半1回だけコーナーのコーンまで追い詰められて目の前に人がいて焦ったけれど、「後ろにいます!」って声出したらちゃんと気づいてくれました。

石畳のヘアピンコーナーで1回膨らんでしまった時も後ろの方に迷惑かけたので「すみません」と伝えました。

集団でコーナーを曲がる経験が少ないから前との間隔の開け方が最初はあやふやでした

レース中声出し大事だということは身に染みて分かりました。

ホント助かりました。

危険を知らせるなり、集団形成なりエンデューロレースはコミュニケーションですね。

第2集団もっと早めにローテ回るように促せたらみんなでもっと楽な速く走れたのではないかとレース終わったあとにずっと考えていたけれど、信頼関係もですが走力含めてお互い知らなすぎたから、走行中もっと会話交わせたら良かったなあ…と。せめてどれぐらい余裕あるか分かれば?

 

終わってみて

1時間L7を5分34秒とか…過去にないグラフでした(笑)

最大パワー636w、

600w2回、500w越えを15回やってる。

体重48kgやぞ😇

 

でも約三分の一足止めてるから、

平均パワー168w、NP180w

という

ちゃんとエンデューロらしい走り方できたのは今回の大収穫かな。

(いつぞの大磯クリテで最高のアシストをした情けない記憶が蘇る…🤦🏻‍♀️)

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交代後

 

第2集団キープで第1集団と周回遅れにならずにしょっとこにバトンタッチ成功。

気温は37℃に昇る…

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しょっとこはなんだかんだで足は元気だから1人テンポペースで走るもいい集団に出会わず…30分一人旅🤣

これ見て、私後発じゃなくて良かったって心底思いました(笑)

こいつ遊んでやがる。

踏むといつまで経っても第1と合流できないから、少しずつペース落として第1集団と合流する方向に切り替えた模様。

 

合流した後はしょっとこめっちゃ楽しそうでした☺️

やっぱりエンデューロは人と走った方が楽しい

最後にちょーろーをゴールに送り届けて満足した顔をしてやがる。

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「交代であなたが2位だったら頑張ったけど普通に1位キープだから楽できたわ」とか言われて、いや、もっと頑張れや( '-' )ノ)`-')

ただ遊んだだけじゃん( '-' )ノ)`-')

 

何はともあれ、楽しそうでなにより。

私も下りるまで普通に集団走楽しすぎて順位のこと完全に忘れてた…実は。

 

最終的に

2時間27周

私が13周、交代後しょっとこ14周。

一周目のローリング以外

4:30前後のペースで安定して回れたようです。

2人とも落車なくトラブルなしに終えたのは一番嬉しかったです!

この暑さの中で走り切れたことも自信になりました。🙌

周りを観察しながら走るなり、いろいろ勉強になった一日でもあります。

ヒルクライムTTとは違って、パワーを出し続けるよりも自分が出せる範囲内でどう使ってどう動くか、それを考えて動くのが楽しいレースでした。

 

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しょっとこ
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ローリングとピットイン込みのデータ。

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去年まではインターバルが苦手で瞬発力皆無だったのですが、普段平地と緩斜面でしょっとことバチバチしてたのが為になった模様…

上半身強化してから瞬間出力が目に見えて伸びました。まだまだ全然ですが体の連動が少しずつ取れてスピードが乗る出し方に変わってきています。

トレイン走行やローテに関しては本当な2年前から参加させて頂いたあさめし練のおかげです。また調子整えたら参加させてください。(-人-)

 

エンデューロで怪我しないのが最大の目標だったので、

優勝できたのはサプライズでした。

途中で一緒に走ってくださった方々、サポート&応援してくれた皆さんありがとうございました。

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そしてなんと、

チームぼんじりさん全員表彰台に乗りました!今回のバーニングマンは大勝利*\(^o^)/*

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GOCHIメンも優勝入賞多数で嬉しかったです*\(^o^)/*

 

走るだけではなく、知り合いいっぱいいるから応援もめちゃくちゃ楽しめて、

エンデューロ楽しいってなりました。

これはまた走りたくなりますね(*´ -` )

 

また1つ楽しみ方が広がったのでバーニングマンに誘ってくれたチコたんうめちゃんありがとう🙌

 

 

NOBさん、こしあんさん、かっしーさん、mickさん

お写真ありがとうございました!

飛騨牛を食べに行く弾丸一人旅の話

どうも、篠です。

今回の更新は私の一人旅の話です。

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目的地は岐阜県高山市

と言ってもほぼ飛騨との境界線までいくので、地図で見ると埼玉からは結構離れている

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8/19夜勤中、唐突に「飛騨に行ってみたい」と思い立って、その場で宿予約したのが事の始まり。

 

家からフル自走も一瞬頭を過りましたが、さすがに寝ずに走るにはハード過ぎる道程だから、丁度いいところまで輪行することにしました。

全部で190kmほど、3700アップの予定。

 

スタート地点に選んだのは

JR中央線富士見駅

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山梨県と長野県の境界線。

通常岐阜まで抜けるなら茅野、塩尻、松本(現在安房峠通行止めなのでなし)を選ぶでしょう。

私がこの中途半端な場所を選んだことには訳があります。

 

そう、気になっている道があったんです……

富士見駅のすぐ近くに登り口がある

 

入笠山

という、あまり名前を聞かない山です。

舗装路で行ける山頂は標高1800mほどとちゃんとした山岳ですけど、全然名前を聞かない…不思議。

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実際私も地図をまじまじと眺めるまではこの道の存在に気が付きませんでした。

そう、実はMTBの方にはお馴染みの富士見パノラマMTBパークのある山です🙌

 

麓から9.2km登りっぱなし、平均勾配8.4%、828mアップのれっきとしたヒルクライムコース。

序盤の4kmは平均9%、最大14%と急勾配多め。

後半は落ち着いてくる感じですが基本的に8%前後と時々緩斜面。

沢入登山口の駐車場より上はマイカー規制区間になり、対向車も追い抜きの車も来ないのでかなり走りやすくなります。

自転車は規制対象外なので、車止めのところで警備員の方に挨拶して登っていく🚵‍♀️

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全体的にどこに似てるんだろう……小諸の地蔵峠や車坂峠と同じぐらい。距離は2km短いかな。

ほんとの峠までは一度大きく下って左折でゴールですが、もうここゴールでいいでしょうってぐらい素晴らしい展望台があったので止まりました(笑)

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富士見と八ヶ岳を一望できる…

朝10時時点で標高1800mは26℃と程よい涼しさ。

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何より素晴らしいのは、

この道は行き止まりではない。

舗装路の林道で尾根を登ったり下ったりして、茅野付近にある杖突峠頂上まで繋がってるいるのだ……

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まさに旅に最適の抜け道✨

山頂からは一度大きく下ります。

登ってきた道と比べて結構道が荒い印象。

亀裂などではなく細かく波打っている路面なので厄介です。普通に下ってたらリム打ちする道なので抜重しっかり。

この下りで今日イチの初見殺しグレーチングに出会う。

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頂上付近に牧場があったので、牛止めのグレーチングですよね…これ横から踏んだら足がハマる😎

 

杖突峠まで出て見ると、茅野側は特にマイカー規制表記が出ていなかった…通りで山頂付近の分岐林道で普通にマイカー何台かとすれ違った訳だ……

え、何気にガバガバ規制……?

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杖突峠を伊那方面に少し下って右折、林道を往く。

松尾峠という約1kmしかない登り、これもほぼ10%。

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当初抜ける予定の日影入林道は通行止めだった…林道工事現場のおじさん少し話をする。

「どこにいくの?」

 

「ええと……岐阜、飛騨あたり?」

 

「岐阜?」

 

「…岐阜?」

 

「岐阜!?」

 

3回聞き直された(笑)

おじさん情報によるとこの林道は舗装路時々未舗装らしいから、ロードバイクでは通らなくて正解だったかも🙌

 

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もみじ湖まで一気に下ってまた登り返して辰野まで下るという超絶遠回りをやりました。

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442号線の途中にある集落まで55km1700mアップですが、入笠山山頂の小屋以外お店らしいものもなく、自販機もなかったから、真夏はサバイバルルートかもしれない…

気になって走りに行かれる方はお気を付けて🤣

 

本日の最難関ミッション

木祖村に抜けよう!

木祖村まで大抵塩尻から19号線で真っ直ぐか、辰野より下の方に行って361号線の超絶長い権兵衛トンネル(4.5km)を抜けるの2択ですが…

トンネル絶対嫌だし、19号線はトラック地獄でできるだけ長く走りたくないから

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今回は地図の✨印、153号線と19号線を跨ぐ道、県道254号線に行ってみました。

小野と贄川宿を繋ぐ道?

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うむ、大正解🙆‍♀️

200mほど登る+交通量皆無。

私得でしかない。

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19号線に抜けてからしばらく19号線まっすぐ走ってコンビニにピットイン。

ここまで90km経過。残り95kmあるけど、境峠と野麦峠を登るだけだから割と気が楽。

今回の全行程こんな感じだけど、

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富士見駅からのくねくねだけで2000m登ってるから後半の登りは緩やかな道多めで走りやすい。実際進むに連れてアベレージが上がっていく…

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かなり気温が高く、木祖村で35℃。

日射がじりじり……

水分補給しっかりして、スイカバーとバナナとおにぎり食べて境峠に突入。

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最初は青空が広がっていましたが

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走り出して20分後に妙に冷たい風が吹き始め、進行方向の遠くの空が暗黒

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そして峠手前2kmで雷の音が聞こえてきた。

そろそろヤバいかな……と思いながら進むと

対向車に水滴がついているのが見えた

 

境峠越えるとしばらくなんもないから、峠手前に確か別荘地あった気が……

「よしそこで一旦止まろう」と決断。

 

本当にナイスタイミングで、屋根に入ったと同時にバケツをひっくり返したような雨が降ってきた、セーフ🙌

にしても耳が痛くなるほどの雷音、かなり近くに落ちているようだ。

ちょうど別荘の主人のおじいちゃんが出てきて、しばらく雨止みそうにないから庭でくつろいでてと、お茶会に招待してくださいました。

思わぬ出会い🙌

おじいちゃんおばあちゃんの集まりでみんなとっても親切でお菓子と飲み物をご馳走様になりながらいろいろお話できました。

 

15時半に雨宿り開始、1時間経ってもザーザー降り続け、止みそうにないから、いよいよ野麦峠越えが怪しくなってくるが、野麦峠手前でも夜過ごすにも何も無いから、できたら越えて岐阜に抜けたい。

高山まであと75kmあるが、残り1000アップのみだからほぼ誤差。

日が暮れるまでに野麦峠さえ越えれば標高1000以下に戻れるから怖いものはない。

距離的に3時間あれば十分。

17時までに出れば間に合う…!

 

そしてめちゃくちゃ都合よく私の思惑通りに16:50頃から空が明るくなり始め、雨が小粒に変わった…

神よ、ありがとう。

 

おじいちゃんからの別れの餞別で、最強の雨具「ポリ袋」を頂きました。

めっちゃ心強いです、ありがとうございました!🙆‍♀️

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境峠を下って野麦峠に入ると、路面はほぼドライで、こっちはそれほど降ってなかったみたい。

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43分ぐらいで野麦峠登頂。

11km630アップの緩やかな峠でした。

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そこから夕焼け眺めながら下山、岐阜へ。

道中でカモシカと猿とタヌキに会った。
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長野側の森感に比べて、岐阜側の野麦峠はなかなかエモいコースレイアウトでめっちゃテンション上がった、次はこっちも登ってみたいなあ🚵‍♀️
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あとは高山までひたすら下り基調のアップダウンとトンネル。

長いトンネル多かったけど交通量皆無だから全然ストレスではない。

高山までラスト25kmは真っ暗だったけど、市街がかなり近かったから安心して走れた。・*・:≡( ε:)

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無事20時前に宿についてチェックイン完了。

この日は184.6km、3719mm↑

雨で予定のルート一部カットしたけれど、走りごたえのあるライドでした🙌

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しっかりお店で飛騨牛も堪能…

ライド後の肉は美味い(*´ -` )
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翌朝

朴葉味噌焼きで食べる白米は最高に美味いことが分かった。3杯ペロリ。
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松本から帰る予定でだったが、安房峠が災害の影響で通行止めなので、急遽バスで離脱することを決めた。

コロナウイルスの影響でバス減便運行、

8/31まで高山~松本までの最終バス12:50。

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平湯温泉まで走ってもいいけど交通量あるしせっかくだから、バスの時間に合わせて午前中軽く高山市内を散策することに。
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焼きたて五平餅めっちゃ美味かった(*´ -` )

大して走ってないけど食ってばっか。
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飛騨民俗村の裏の林道をぐるっと回って帰るだけの29km、810mアップ。

宿のすぐ裏に山があるの最高すぎる。

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バスに乗る前に飛騨牛しぐれ煮と飛騨パインを購入……完璧✨
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今回境峠以外は初見の道だったから、常に新鮮で楽しかった…いろんな出会いもあってつくづく旅は心が豊かになると思えた。

次は2泊して白川郷とその更に先も行きたい。

また思い立ったら旅に出よう。

気ままに、マイペースに。

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